■あま市の暴れん坊将軍・松下あきのり web site

松下あきのり・近況その他
■よみがえったあの景色
 舞鶴若狭自動車道ができ、私の第二の故郷・舞鶴がぐんと近くなった。そこで、この4月、孫を連れて、久々に舞鶴の向こう、天橋立まで、足を延ばしてみた。ご存知のように、日本三景のひとつ天橋立は、砂が鳥のくちばしのような形に堆積した珍しい地形で、2〜3,000年前に今の姿になったとされている。
 孫の写真を撮り、帰ってから、急いで自分のアルバムを開いてみた。あった、あったぞ、自衛隊員だったおやじと、おやじの部下と、天橋立をのぞむ小学生の私だ。時は流れ、人は変われども、あの時の白砂青松の自然の橋が、60数年の時を経て、ありありとよみがえってきた。(2018/6/20)
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■世界の村で発見!こんなところに日本人
 題名のテレビ番組をご存じだろうか。世界でも、かなりへんぴなところに住む日本人に、タレントが会いに行くという人気番組である。
実は、私には、懇意にしている小さな旅行社の社長がいる。もう、20年来のつきあいだが、ときどき一緒に食事をする。先日、久しぶりに彼と会ったところ、前述の番組でえらい目にあったと言う。
個人から団体、国内から海外旅行まで、フットワークよくこなす彼が、個人のフィリピン旅行を請け負った。ところが、出発の1週間前に、お客様からお電話をいただいた。くだんの番組で紹介されていた日本人女性が経営をするホテルを見たいと言う。テレビで見ただけという、お客様のわずかな情報を手掛かりに、散々調べ上げた彼は、ホテルのホームページにたどり着いた。そして、無事に、アポイント取り、お客様を送り出すことができたそうだ。
 ダイバーのためにと日本人女性が作った「Orient Pearl Resort」。テレビでも紹介されていたように、ホテル経営だけでは立ち行かないため、現地出身のダンナは彼女の実家・高知に住み、彼女に仕送りをしている。辛い思いをしながらも、自分の夢をかなえている、そんな彼女に会ってみたいと思われたら、ぜひ、私にご一報を。この旅行社をご紹介させていただきます。(2014/6/30)
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■松下あきのり同窓会・その2 〜話題は変わる〜
昨年11月、旧交をあたために、京都へと足を運んだ。中学校野球部を中心とした同級生会だ。お互いに還暦をすぎ、少し余裕ができたのであろう、一昨年に続き、2回目の開催となる。
 当時は、グランドを暗くなるまで白球を追いかけた仲間たちと、時には恋愛談義に花を咲かせ、将来の夢を語り合ったものだった。それから48年をすっ飛ばした私たちの一昨年のメインテーマは年金、そして、昨年は薬であった。年金をいつからもらおうか、血圧に良いのはこの薬だ、血液さらさらはこちら、挙句の果てには、インシュリン注射を打っている仲間までいる始末だ。きっと、それぞれが歩んできた苦くて甘い人生は、すでに遠い出来事に変わってしまったのだろう。胸の中にある甘酸っぱい思い出を酒の肴に、その昔は、あどけない少年だったおじさんたちの年金と薬の話は、夜半過ぎまで続いた。(2011/1/5)
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願掛けは、神様を起こしてから
 信仰心がない私ではあるが、神社へ行くと、ふと不安になる。自分の参り方は、これで合っているのだろうか。特にこの年になったら、恥をかきたくない。そんなときに、良いことを教えてもらった。
本来の意味合いからは外れるようだが、神社で人は願い事をする。家内安全、無病息災、商売繁盛などだ。願い事をするためには、まず、話を聞いてもらわねばならない。というわけで、神殿の前に立つと、最初に鈴を鳴らして神様を起こす。また、お賽銭の「賽」には、「むくいまつる」という意味があり、神様のこれまでのご利益に感謝をするものだそうだ。なので、御礼方々、先に賽銭を納める。その上で、新たな願い事をするのだそうだ。
なんでもそうであるが、理由が判明すれば、対処方法もおのずとわかる。このことを教えてもらって以来、お参りの順番を間違えることはなくなった。(2013/1/10)
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■松下あきのり同窓会・その1 〜それぞれの道〜
 中学校時代の野球部の同級生連中と、1泊旅行をした。校長先生していた輩、学者になった輩、会社を興した輩、定年後ゆっくりと日々を過ごしているもの輩、町会議員になって、やたら威張っている輩(誰だ?)が、京都・神奈川・埼玉など、各地から、愛知県へと集まってきた。
 中学を卒業するとき、僕らは、希望に胸を膨らませ、新しい世界へと飛び込んでいった。もちろん、それぞれに進路は違っていたが、それほどの大差はなかったはずだ。
 それから46年。誰が今の自分たちを予想していただろう。良いとか悪いとかではない。すべての仲間たちの人生が、きっとすばらしいものだったに違いない。そんな46年を飛び越して、もう一度あの時代に帰れた一夜。中学時代にこの仲間と出会い、そして、再会できた幸せをかみしめている。(2009/7/15)
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■内緒の話
 生まれてこのかた、ファーストフードの代表格であるハンバーガーを食べたことはない。だが、肉は大好きである。魚と同じく、美味しいものを安く食べたいときは、高台寺の市場へと出向くことにしている。特に、そこの肉屋が勧めてくれる肉は最高だ。昔は、おいしいと思って通っていた焼肉屋の肉が、最近はそれほどではないとさえ思える。
 その肉屋が、とっておきの焼肉店をオープンする。肉の卸をしているのだから、値段と質は言わずもがなだ。現在、4月11日のオープンに向けて準備中。人気店になると私が困るので、場所は内緒。どうしても行ってみたい方は、こっそりと私に聞いてください。(2012/4/1)
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■ノドクロ
 生まれは愛媛県の松山、育ちは京都府の舞鶴。どちらも海に近いこともあり、食べるもの、特に魚にはうるさい。自分で包丁を握るので、買い物へも出かける。一番のお気に入りは、津島にある高台寺の市場だ。箱いっぱいの魚を買わねばならぬこともあるが、新鮮さは抜きんでている。先日行ったときに、高級魚「ノドクロ(アカムツ)」を見つけた。1匹が、全長10cm程度で、50匹ほど入って500円、80匹ほどにホウボウ5匹入った箱が1000円。あまりに小さすぎて、そんな値段しかつかず、8時半を過ぎても残っていた。なじみの魚屋に勧められたこともあるが、鮮度も良さそうだったので、少しくらい手間をかけてやろうと500円の箱を買って帰った。5匹ほどを友人に分け、半分は干物に、半分は煮物にした。食べてから後悔をした。さすが、ノドクロ。むちゃくちゃにオイシイのだ。さばく手間をケチらずに、1000円の箱を買えばよかった。そんな、ささいな後悔も、市場へ行く楽しみのひとつである。(2011/10/1)
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