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ヘアーサロン Isobe

ほんわか通信

お世話になっているディーラーさんから、毎月ほんわか通信をいただきます。
いつもすてきなお話で、心の栄養にさせていただいています。
お店の本棚にも入っていますが、是非ここにも抜粋して載せたいと思いました。
(ディーラーさんには、了解を得ています。)


新聞、ビデオ等からのこぼれ話を載せる事もあります。

NO 2

 「モンロビアの列車」

 終戦後の昭和24年頃のアメリカでの話。
日本からアメリカに留学していた若い女の人がいた。
敗戦のため、いじめられたりして心身共弱り、体調を崩し病院へ行くと
肺結核と診断され、すぐ入院をすすめられた。

 その病院へは、列車で4〜5日かかる遠い所だった。
入院代、列車代、4〜5日の食糧を買うお金も無かった。
それでも、なんとか列車代は集めたが、食料は3日分位しか無かった。

 体調が悪いのに、列車に揺られ充分食事もしていないので顔色がすぐれない。
その様子に気づいた車掌が声をかけ、事の成り行きを聞いた。
少し経ったとき、車掌はサンドイッチとジュースを持ってきて、
「これを食べて、少しでも元気になって下さい。」と、言った。

 それから、しばらくした時、車内放送が流れた。
「この列車に日本人の留学生が、体調をくずし病院へ向かうため乗っています。この列車は
その病院の近くの駅、モンロビアには停車する予定はないのですが、一刻も早く病院に、
行かせてあげたいので、臨時停車をさせますが、ご了承下さい」と。

 その駅に停車すると、入院する予定の病院側が救急車を停め、担架を用意して
待っていてくれた。
すると、列車の窓が次々に開いて、自分に向けて何かが投げつけられて来る。
臨時停車に怒っているのか、日本人の自分に怒っているのかと思うと、
ますます、体調が悪くなる感じだった。

 投げつけられた物を良く見ると、紙に包んだお金だったり、名刺に寂しくなったら
自分に電話をしなさいと書いてあったのだった。
目の前の列車が、涙で見えなくなった。
入院している間にも、列車で一緒だったというが次々お見舞いに来てくれた。
いよいよ、退院という時、入院費の無い事を相談すると、列車で一緒だったというある人が
支払ってくれていることもわかった。

 いじめられて、辛くて、嫌いだったアメリカが、大好きなアメリカに変わった。


福岡県 南蔵院 林覚乗住職氏 ビデオより




NO 1


 「一度きりのお子様ランチ」

 東京ディズニーランド、ワールドバザールにあるレストンラン実際にあった話です。
二人連れの若い夫婦がレストラン「イーストランド、カフェ」に食事に行きました。
キャスト(ウエイトレス)が2人を二人がけのテーブルに案内してメニューを渡しました。
2人はAセット1つと、Bセット1つ注文しました。
オーダーし終わったとき、奥様が追加注文をしました。
「お子様ランチをひとつください」と、、、、、。
キャストは「お客様、誠に申し訳ございませんがお子様ランチは小学生のお子様までと決まっておりますので、
ご注文はいただけないのですが、、、、」と丁重に断りました。

すると二人は顔を見合わせて複雑そうな残念そうな表情を浮かべました。
その表情を見てとったキャストは「何か他のものではいかがでしょうか?」と聞きました。
すると、二人はしばらく顔を見合わせ沈黙した後、奥様が話し出しました。

「実は今日昨年なくなった娘の誕生日だったのです。私の体が弱かったせいで、娘は最初の誕生日を迎えることも
出来ませんでした。子供がおなかの中にいる時に主人と3人でこのレストランで,
お子様ランチを食べようねって言っていたんですが、それも果たせませんでした。子どもをなくしてから、しばらくは
何もする気力もなく、最近やっと落ち着いて、亡き娘にディズニーランドを見せて三人で食事をしようと思ったものですから、、、」

その言葉を聞いたキャストは、2人を四人がけのテーブルに案内しました。
仲間に相談して全員の賛成を得て、お子様ランチのオーダーを受けました。
そして小さな子供用のイスを持ってきて「お子様の椅子はお父様とお母様の間でよろしいでしょか?」と椅子をセットしました。
その数分後、、、「お客様、大変お待たせしました。ご注文のお子様ランチをお持ちしました」とテーブルに
お子様ランチを置いて笑顔で言いました。
「どうぞ、ご家族でごゆっくりお楽しみください」

数日後、お客様から会社に感謝の手紙が届きました。
「お子様ランチを食べながら涙が止まりませんでした。こんな体験をさせていただけるとは夢にも思いませんでした。
これからは涙を拭いて生きていきます。今度はこの子の弟か妹かを連れて、、、、、」

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