八田耕吉
自然とは
日本の代表的な自然 原生自然と二次自然 (里山)
自然保護と自然の保全(保全措置−回避、低減、代償)
貴重種(個体)保護と生態系の保護
真の自然とは 遷移と保持(湿地保護)
自然(生物)調査法
いつ(年何回)、どこで(面積)、なにが(貴重種)、どれだけ(個体数)いるか
→定性採集(何がいるか)と定量採集(どれだけいるか)
環境影響調査 事前調査、追跡調査(モニタリング)→調査手法(文献調査、リスト、貴重種保護)
生態系(頂点、典型性のみ)への視点の欠如
指標生物の条件
1. 移動性のないもの(水生昆虫の幼虫) 成虫(分布拡大)
2. 情報が豊富であること(チョウ、トンボ)
3. 分類が確立していること(種の確定が容易)
4. 地理的分布の影響が少ないこと(全国、広範囲)
5. 生息密度が高いこと(普通種)
ムシ(自然)のことを知ろう
1. どんなムシ(昆虫)がいるか(分類)→生物多様性(遺伝子、種)
「大きな虫と小さな虫(種間競争)」、「美しい蝶ときたない蛾(種内競争)」
「多型現象(雌雄、季節、社会)」、「節足動物、昆虫綱」
2. ムシとり名人になろう(採集) →生活史、生態系
「トビケラの巣(生活型)」、「熱帯・寒帯の昆虫(無機・温度環境)」
「島嶼の昆虫(地理的隔離)」、「津島の昆虫(地域生態系)」、「擬態(適応・戦略)」
3. ムシと友達になろう(飼育) →生命、自然保護、環境保護
「水生昆虫の幼虫(閉鎖系)・成虫(開放系)」、「流水と止水の昆虫(生息環境)」、
「トンボ(卵・幼虫・成虫)」、「世界の大型カブトムシ(幼虫−成長)」