ミニ四駆カスタマイズ

 

はじめに

 私自身は、ミニ四駆世代では無いので「ミニ四駆の何が面白いんだろう?」と思っていました。

 「だってコントローラも無いし。電車方式でガイドに沿って走らすだけじゃない。」と、

 ある時、息子が興味を持って実際やってみると、意外と面白いというか・・・

 なにしろマシンは、基本スイッチを入れたら最後「走り出したら止まらない暴走機関車」

 なので、ちょっと意地悪なコースだとコースアウトしまくり!

 これは燃える・・・という訳で地道にカスタマイズ中です。

シャーシ

 息子はもともとARシャーシで始めたが、結局のところMAシャーシが、比較的お手軽に一定

 レベルに行けそうなので、現在は、MAシャーシをベースにしています。

ガイドローラー

 ミニ四駆には、基本ステアリング(ハンドル)が無いので、車体隅のローラで壁に沿って

 走ります。したがって、ローラーは要のパーツの一つと言って良いでしょう。

 ハイパーダッシュモータ+超速ギアなどで、高速化していくと、プラローラだと厳しくなって

 きたので、今はアルミの安定性重視のタイプを使っています。

 ゴムリング付きや壁に当たる面のエッジが立っているものだと、スピードは落ちますが、

 コースへの食いつきは良く、コースアウトのリスクが減るようです。

 後ろのローラーは、しならないようプレートで固定。

 良い方に出るか悪い方に出るかは分かりませんが、挙動を一定にする為、固定化を選択。

ブレーキ

 人生にもミニ四駆のコースにも登り坂と下り坂があります。なにせ走り出したら止まらない

 暴走機関車ですから登り坂で思いっ切りジャンプしてます。着地点が用意されたコースは良い

 のですが、着地後、安定しないうちに即カーブなんてコースもありがちです。

 対策の一つとして、車体の裏面にスポンジを付けて減速させる手があります。

 車体後方に付けるブレーキは、 MAシャーシでは、 AR用、MS/MA用両方装着可能です。

 ただ、いずれもプラスチック製の為、強度に不安があります。

 ジャンプ後、車体を暴れさせないよう硬いタイヤを使ったり、重りで車体を押さえ込んだり

 するので、どうしても一番低い位置にあるブレーキに衝撃が加わり壊れやすいです。 

 今は、FRPプレートで代用しています。

 ちなみにフロントは、効きを弱めにします(緑スポンジかアンダーガードを低めに付ける)。

 フロントがロックすると簡単に吹っ飛びます。

マスダンパー

 こちらは、ジャンプして着地後、車体のバウンドを抑える為の装備(重り)。

 理屈は、上方向へフリーに動ける重りが車体と一緒に浮かんで、車体の着地後、重りが一緒に

 落下して車体のバウンドを抑え込むらしい。

 iPhoneのスロー撮影で、単純な垂直落下の画像を確認すると大→中→小と3回バウンドする

 ケースで2回で止まったのを確認出来きました。

 ただ、スピード、ジャンプの高さ、前から落ちたら、後ろから落ちたら等、色々なケースが

 考えられ必ずしも効果あるのかは疑問。

 いくつかのショップのコースを走らせた感じでは、フロントの有無の影響が一番大きそう。

 (MAシャーシ固有の特性かも。)

 現在のうちのマシンは、以下のように取り付け。

 ①低重心化の為、出来るだけ低い位置へ。

 ②重量バランスの調整が取れるよう、6点式に。

 ③出来るだけ最初に地面に接地するタイヤ付近へ。

 ※③は、車体の前後ギリギリに付けた方が「テコの原理」で、効果が大きいのかも・・・

タイヤ

 中空ゴムタイヤを加工した、お手軽ペラタイヤを装着。

 今時は、ほぼテクニカルコースなので、これベースでセッテイングしてます。

 大径のホイールに無理やりゴムをはめる感じになります。

 ちょうど良い感じに、ローハイト化され低重心化の効果もありそう。

電池落とし(低重心化)

 ミニ四駆のコースは、スロープ(登り坂)後のジャンプが最大の鬼門で、大きくジャンプする

 とそれだけ着地でコースアウトのリスクが高まります。

 マシンの重心が低いと、同じスピードで同じスロープに突入してもジャンプが抑制されます。

 定番の方法ですが、シャーシを削って、重量物である電池のマウント位置を下げました。

 MAの電池落としは比較的簡単で、シャーシ下面に穴を開けてやります。

 電池が下がる分、抑えのパーツと電池間に隙間が空くので、そこをスポンジ等で埋めるだけ。

 シャーシ下面をプレートで補強しなくても、しっかり電池は固定出来てます。

 具体的な削り方ですが、電池の+ーの端子側は、電池の端が見えるくらい削ります。

 サイドは、電池がすっぽ抜けないよう少し残します。

 行った手順は、まずドリルで穴を何箇所か開けました。

 そこを起点にざっくり穴を広げて、実際に電池をはめて干渉している部分を削っていきました。 

 もとの形状が、電池の形に合わせて丸くなっているところが厄介です。

 私は、電動ドリルのヤスリピット、手動のヤスリ、セラミック刃カッターで地味に削りました。

その他

 値段が安いので、ゴールドターミナルも使ってます。

 またモータの端子等は、接点回復剤等で、ケアしてます。

 あとは、バンクコーナーだとコース内側の壁に方サイドだけ張り付いて、ローラ以外の思わぬ

 部分が接触することがあります。その対策で、出来るだけ当たりそうな部分はカット。 

 模型店のレースに参加→気になるところを改良してますが、皆さん速くて毎回ドン引きです。

数ミリ落とせてます。
この出っ張りを削るのが面倒。
加工、雑ですね・・
貫通もさせてます。
フロントは抵抗弱めの芝生タイプ。
リアは、抵抗の大きいタイプを短めに付けてます。
(直線に段差が付けられているコースが多いので短くしたい)
プラスチックより金属が、
接地面は少ない方が壁への食い付きが良くなるようです。
リアは、剛性が高すぎるかもしれませんが、挙動を安定させる為、プレートで固定。


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