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10師団創立記念行事(平成13年度)

日時:平成13年9月30日(日)
場所:陸上自衛隊守山駐屯地


アメリカの同時多発テロで、陸自東北方面隊隷下部隊や空自各基地が中止を決める中、我らが名古屋の第10師団は記念式典を決行いたしました。…ええ、前日電話で確認までしましたとも己は。陸自系の行事は初めてであるし。

名鉄瀬戸線なんて初めて乗りました…。
守山自衛隊前で降りて徒歩数分。
むう、天気が心配になってきた。

ちょい起き遅れた為(寝坊と云え)、観閲式直前に到着、もう満員。人口密度高ぇ。…ふーん、艦艇広報より人が来るんだ(泣)。

ちなみに行事内容は次のとおり。

1010〜1110 式典(観閲式)
1110〜1135 アトラクション(音楽ドリル他)
1135〜1205 訓練展示
1220〜1520 装備品展示
0930〜1520 野外売店・サバイバルコーナー
1140〜1520 防災コーナー
1230〜1520 ふれあいコンサート・車両試乗

訳が判らず人の山をかき分けて進んでいくと、「ドルルッ」っとディーゼルの咆哮が。

あぁっ、74式戦車がスタンバってるじゃあアリマセンか!

これはアレか!これから目の前通ったりするのか!

………
しないのか!
これは87式偵察警戒車、通称名RCV。愛称はブラックアイ。

指揮官の乗る73式小型トラック(旧型、通称「ジープ」)を先頭に、第10師団隷下の各部隊が観閲。
私が居たのは、観閲式場に入る最終コーナーでありました。
戦車の出番はしばらくあと。

73式小型トラック(旧型)、106o無反動砲装備モデル。
同じく小トラ、64式対戦車ミサイル装備モデル。

さあ、来たぞ!

主力戦車、ナナヨンだ!

第10師団の部隊章は「しゃちほこ」。


ひっそりと佇む78式戦車回収車。

他にも様々な種類の車両が通りましたが、撮ってません。フィルムの残り処分のつもりできたので…。後悔先に立たず、ぐっすし。

観閲式が終わり、音楽隊の出番らしいので、その場を離れて会場を見回ることに。
建物内では、パネルや模型、資料展示等やっておりました。

また施設内の路上では、さきほど観閲に参加した車両が装備を収納中。

外していた幌を付け直す73式小型トラック。


発射基部分を覆う、81式短距離対空誘導弾。通称短SAM。

式典会場東側の入り口では、訓練展示(アトラクション)に参加する装備が並んでいました。
隊員はお化粧中。迷彩は漢のコスメティック。

中央はオート、ホンダXLR250R。その後ろに旧73式小型トラック、87式偵察警戒車と続く。
右側奥の赤十字マークの車両は、アンビュランス=救急車。通称アンビ。ベースは73式中型トラック。
後方から見た155o榴弾砲。欧州製のライセンス生産。製品型番であるFH70と呼ばれる。
通常は牽引式だが、スバル製の水平対向エンジンを搭載していて、時速20kmで自走が可能。走る走るぅ。

この後、訓練展示、装備品展示と続きますが、もうフィルムがありませんでしたコンチクショウ。
展開した155oを堪能し、警戒車の運転席を覗き見し、89式5.56o小銃を構えてきましたが。

雨が強くなってきたので、切り上げて帰宅の途に。
来年は観閲席確保して、撮影も存分にやりたいですな。
…どうなるのだアフガン!


(平成13年10月24日作成)

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