海上自衛隊試験艦<あすか>艦艇広報
平成13年6月30日(土)
0900〜1030 一般公開
1300〜1530 一般公開
2000〜2200 電灯艦飾
平成13年7月 1日(日)
0900〜1030 一般公開
1300〜1530 一般公開
平成13年6月29日(金)
0930 入港
平成13年7月 2日(月)
0930 出港
名古屋港/ガーデン埠頭/3号岸壁
有料駐車場(\600/1日)有り
ASE6102<あすか>
護衛艦に搭載する各種装備品、開発試験品などを搭載し、実用試験、技術試験など新装備の実艦試験任務に従事する試験艦。
新装備品などの大型化、システム化に対応するため、前任艦の<くりはま>(
ASE6101、基準排水量950t)よりも格段に大型化している。有事の際は、所要の改造により<きり>級護衛艦程度の戦力を期待されているそうである。
「ASE」とは、Auxiliary Ship
Experimentの略。
艦橋構造物には、新型射撃指揮装置FCS−3用のフェーズド・アレイ・レーダー4基が装備され、艦首水線下には全長50mに及ぶ巨大なバウド−ムがあり、新開発のリニア・アレイ型ソナーが装備される。艦橋直前の上構にはVLS(Vertical
Launching System/垂直発射システム)が装備される予定。
後部には格納庫とヘリ甲板があり、SH−60J1機を収容可能。
前後部区画には海水専用のバラストタンクが多数設けられ、上部重量増加にともなう重心上昇を防ぐ仕組みである。
だが、現在の主試験装備品は、艦内に設置されている最新型の艦船廃棄物処理装置だったりする。
試験業務に従事する技術員らの宿泊施設も用意されている他、寄港地での移動手段として“公用自転車”も充実している。中には「あすか艦長」のプレートの付いた自転車もあったり。
推進方式には、低速・巡航時には電気推進、高速時にはガスタービン主機を駆動させるCODLAG方式が採られている。
艦名は、名所旧跡の地名から、奈良「飛鳥」に因む。
横須賀の開発指導隊群に所属。同型艦なし。
試験艦<あすか>(ASE6102)要目 | |
起工 | 平成5年4月21日 |
進水 | 平成6年6月21日 |
就役 | 平成7年3月22日 |
建造所 | 住友重機械工業株式会社/追浜造船所/浦賀工場 |
基準排水量 | 4,250t |
満載排水量 | 4,900t |
全長 | 151.0m |
幅 | 17.3m |
深さ | 10.0m |
喫水 | 5.0m |
主機/軸数 | CODLAG石川島播磨LM2500ガスタービン2基/2軸 |
出力 | 43,000馬力(乗用車約290台分) |
速力 | 27ノット(時速約50km) |
船型 | 長船首楼型 |
乗員 | 72名 |
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↑フェーズド・アレイ・レーダー 一面あたり4千個以上の放射素子を制御、電子の目が脅威 目標を逃さない。 |
↑艦橋直前上構 新型誘導弾の試験が行われる事になれば、ここにVLS (8セル)が備え付けられる。 |
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↑「偉い人用」座席 ホントにそう書いてある(笑) 艦橋左側にあり、開発指導隊群司令が座る。 |
↑「偉い人」ヴイジョン |
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↑艦長席 こちらは右側に。 位置、色分けは全艦共通。 |
↑指導方針 右が開発指導隊群司令、左が艦長。 ちょっと笑える。 |
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↑赤外線探知装置 電波の代わりに赤外線を照射、脅威目標を探知する。 試験装備の一つ。 |
↑後部甲板 ヘリ1機が収容可能。 また公用自転車は、この格納庫の奥に置いてある。 |
(平成14年8月14日作成)