| 第51話(最終話) 「ありがとう!また会う日まで」 |
|---|
はじめてあなたたちと出会ってから3年半。
たくさん笑って
たくさん涙して
ほんとうにたくさんの素敵な想い出をもらいました。
みんな、卒業おめでとう。
そしてあなたたちに出会えて、ありがとう。
| 第50話 「さよなら、おジャ魔女」 |
|---|
「おぉーっ!女王様もメガネっ娘(?)だったのかーっ♪」
…なんて思ってたら…さすがに腰が抜けました。
一応、伏線みたいなものはあったんですね。
魔法があったからできたこと
魔法がなくてもできること
想いは子どもや孫たちに伝えることができること…
魔女見習いになってから4年の間に、
どれみちゃんたちは色々な経験をし、様々なことを学びました。
人間でありながらも、魔法が使える魔女見習いだからこそ
人間のいいところも悪いところも
魔女のいいところも悪いところも知ることができたんですね。
そして人間として、いつか人間界と魔女界が交流を持てる世界を作ることを、
その想いを子どもたちに伝えていくことを決めました。
ハナちゃんと別れるのは辛いけど
その別れは永遠のものではないから。
そしてハナちゃんもまた伝えていってくれることを信じているから。
5人のママと、ぽっぷお姉ちゃんからもらったたくさんの想いを。
どれみちゃんたちの決意、とても立派でした。
| 第49話 「ずっとずっと、フレンズ」 |
|---|
誰よりも長くあなたのそばにいたから
誰よりもあなたと離れるのが辛くて
何よりもあなたに責められるのが恐かった…。
いいえ、恐かったのはそんなあなたをイメージしてしまった私。
あなたの幻影におびえ、あなたを避けてしまった私。
ごめんなさい、どれみちゃん…あなたは悪くないのに…。
でも私の夢のきっかけをくれたのはあなた。
夢を追いかけたいのは私の本当の気持ち。
だからあなたに伝えなきゃ。私の気持ちをまっすぐに…。
・
誰よりも長くあたしたちはいっしょだったから
あなたと同じ中学に行くことを少しも疑いもせず
そんな想いがいつの間にかあなたを追い込んでいた…。
ううん、ホントは恐かった。みんながバラバラになることが。
ごめんなさい、はづきちゃん。これはあたしのわがままです…。
でもあなたが決めた夢だから
応援したいのもあたしの本当の気持ち。
だから笑って伝えなきゃ。あなたに「合格おめでとう」って…。
・・・・・・・・・
今回の脚本・演出等とても良かったと思っています。
はづきちゃんの気持ち、そしてどれみちゃんの気持ち。
2人の悩み・葛藤がひしひしと感じられ…でも、何て言うんでしょう。
正直・とても言葉にしづらい気持ちでいっぱいなんですよ。
もちろん、良かったね…もあります。がんばったね…もあります。
だけど手放しに喜べないんです…。
やっぱり、どれみちゃんが我慢したままだから…でしょうか。
ももちゃん、おんぷちゃん、あいちゃん、そしてはづきちゃん。
みんながそれぞれ夢や幸せを追いかけること…
もちろん、どれみちゃんは心から応援したいと思っているでしょう。
でもそれとは相反する「みんなといっしょにいたい」という想い。
この2つの間で、どれみちゃんの心は揺れ動いているんだと思います。
今回ははづきちゃん主体のお話だったので
どれみちゃんの心理がはっきりと描かれてはいませんでしたが、
だからこそMAHO堂で一人で機を織っている後ろ姿がとても切なくて…。
決心したはずなのに、土壇場でなかなか言葉にできない
はづきちゃんの背中を押したのは、どれみちゃんの一言でした。
「はづきちゃん…カレン女学院に行きたいんでしょう…?」
どれみちゃん…本当に優しい娘です。
はづきちゃんが自分の夢へ歩き出したこと…心から祝福します。
あとはただ、どれみちゃんが幸せになってくれることを、願ってやみません。
| 第48話 「あいこのいちばん幸せな日」 |
|---|
この日にたどりつくまでの道程は、楽なものではありませんでした。
たくさん泣いて、たくさん怒って、それでも誰もがこの日を信じて。
それは幸せになるための努力。
一所懸命に娘を育て、娘のために自分の弱さを認めたお父さん。
親への愛と娘への愛。同時に両方へ向けることのできない
状況に苦しみながらも、その生活を貫いたお母さん。
父親を助けながら母親を慕い、
ずっと我慢してきた想いを初めて本音で語ったあいちゃん。
父と母と娘の、互いが互いを想いあう姿に
頑なだったおじいちゃんの心は開きました。
そしてこの日を心から祝福する大親友たち。
みんなが支えてくれたから、あいちゃんはくじけることなく
笑顔でこの日を迎えることができたんですよね!
| 第47話 「たとえ遠くはなれても」 |
|---|
卒業を間近に控え、「魔女になること」とはまた別の
もうひとつの大きな決断…。
チャイドルとしてみんなから特別視されていたおんぷちゃん。
でも初めて出会ったあの娘は、彼女を特別には見ませんでした。
アメリカから帰国して慣れない環境に戸惑っていたももちゃん。
でも隣の席の娘は、そんな彼女に一生懸命手助けをしてくれました。
どれみちゃん…そしてはづきちゃん、あいちゃん。
みんなに出会えたから…2人はかけがえのない時間を過ごすことが
できました。何より大切なものを手にすることができました。
だから先へ進むことができるのです。
たとえ遠くはなれても、大親友がいてくれるから。