大情恋太の愛知万博参加実験


 大情恋太が愛知万博で科学の実験を披露しました。
瀬戸会場のモリゾー・キッコロメッセにて開催された
「科学と遊ぶ体験ひろば―青少年のための科学の祭典―」にて
花の色水で酸性・アルカリ性を調べよう!」 という実験でした。


 リトマス紙なんかなくても,身近に咲いている花を使って, 酸性・中性・アルカリ性が調べられるよ!
アサガオ・パンジー(日本)チューリップ(オランダ),ハイビスカス(ハワイ), バラ(フランス),など,
いろいろな国の花を使って,身の回りにある液体の性質を調べてみようよ!!

● 花の色水の作り方
   @ 紫か赤い花を用意する。
     アサガオ     パンジー     バラ     チューリップ    ハイビスカス
   
  (日本)      (日本)     (フランス)   (オランダ)    (ハワイ)
                                 
   A 花を乾燥しドライフラワーにしておくと色が出やすい。
   B ドライフラワーを容器に入れ,お湯をそそいで5分すれば色水ができあがり。
    参考: 赤い花からは赤い色水が,紫の花からは紫の色水が作れるよ。
        他には,ナスの皮や葉,紫キャベツからも色水が取れるよ。


● 酸性・アルカリ性の調べ方
   @ 色水を数個の小さい容器(ミニカップゼリーの容器:約5ml)に入れる。
           
   A それぞれの容器に,レモン果汁液・酢・炭酸水・目薬・台所洗剤・虫刺され液・トイレ洗浄液を5・6滴ずつ加える。
   B スプーンなどで滴下した溶液をかき混ぜると,溶液の色がアッという間に変わる。
           
    参考: 紫の色水・・・・レモン果汁や酢で赤色,虫刺され 液やトイレ洗浄液で青や緑色になるよ!
        赤の色水・・・・レモン果汁や酢でより赤色,虫刺され液やトイレ洗浄液で黄色になるよ!


● 何でこうなるのかな!?
   花には「色素」という色の元が含まれてるんだ!!
   この色素は,酸性の液体やアルカリ性の液体を加えると,
   アッという間に化学反応(変色)を起こすんだ。
   特に,紫の花に含まれるアントシアニンという色素は,
   酸性で赤に,アルカリ性で青〜緑に変色するという,
   とても変色しやすい色素なんだよ。この色素を含んだ花の色水で,
   身の回りにあるものが何性か調べてみようよ!!

 


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