化学おもしろ実験


 ワクワクするような化学のおもしろい実験を紹介します!


 赤・黄・緑の炎のロウソク
 赤色はLiの化合物(例えば塩化リチウム)の粉末を、 橙色はCaの化合物(例えば塩化カルシウム)の粉末を、 黄色はNaの化合物(例えば塩化ナトリウム)の粉末を、 黄緑色はBaの化合物(例えば塩化バリウム)の粉末を、 青緑色はCuの化合物(例えば硫酸銅)の粉末を、 淡紫色はKの化合物(例えば塩化カリウム)の粉末を耳かき1杯ほど試験管に取ります。
 次にこの粉末をメタノール(メチルアルコールとも言う)5ccを加え、 ロウソクを削ったモノ(またはステアリン酸)1gを加えて、80度のお湯に付けて溶かします。 この時、沸騰してメタノールが無くならないようにします。 完全に溶けたら、お弁当に入れるアルミカップに流し込みます。 しばらくすると固まります。これに添加すれば綺麗な炎を出して燃えます。 但し、一度点火するとなかなか消すことができません。 また、できてから1、2日するとアルコールが蒸発してしまいますので、 サランラップに包んで冷蔵庫に保管すれば4,5日は大丈夫ですが、 できるだけ早く点火しましょう。 ただし火事にはくれぐれも注意してくださいね。

   自宅で簡単リサイクル・・・牛乳パックから再生ハガキ
 牛乳パックを水洗いし、そのまま半日ほど水に付けておきます。 そうした牛乳パックの表と裏に付いている印刷ビニールをはぎ取ります。 裏(内面)にも透明なビニールがコーティングしてありますから、きちんとはがしましょう。 きれいにとれたら紙は、手でできるだけ小さくちぎり、ミキサーの中に水と一緒に入れます。 1リットルの牛乳パック1つで、200ccぐらいの水で良いと思います。 できればのり(どんなモノでも良いが、食べる海苔はだめだよ。)も一緒に少し入れると良いです。 ミキサーに5分ぐらいかけて細かくしたら、網戸のアミのようなものの上に流します。 (このとき一緒に押し花や紙に書いた絵を入れると良いかもしれません。) 均一な厚さになるように、手でのばしたり、水をかけたり、下敷きなどで押したりします。 アミの裏側からきれいな雑巾などで水分を吸い取ってから、アミをはずして窓ガラスに ペタリと貼って乾かしたら出来上がり。後はハサミで、ハガキの大きさに切ったり、 お好みのおおきさのしおりにしてください。こんなハガキなら懸賞に当たりやすいかも?

   銀色の10円玉づくり・・・・これは貨幣変造かも?
 ピカピカの10円玉硬貨を用意します。 できるだけ手アカの付いてない新品の10円玉が良いと思います。 蒸発皿に水を半分ぐらい入れ、水酸化ナトリウム5.6粒と亜鉛(粉末の方が良い)を少々入れ、 火にかけて煮沸します。この中に10円玉を入れると、1分ぐらいで銀色の10円玉のなります。 ピンセットで取り出し、簡単に水洗いし、タオルでかるくふくと、 ピカピカの銀色の10円玉が出来上がり。 ただし、これをお店で使うことはいけないと思います。 また、これは10円玉に亜鉛をコーティングメッキしただけなので、 しばらくすると銀色メッキはハゲてきます。

   金色の10円玉づくり・・・・これも貨幣変造かも?
 上の実験で作った銀色の10円玉を、ピンセットではさみ直接火であぶります。 表も裏もピンセットで挟んでいるところも、まんべんなく加熱します。 少し赤くなるくらいに加熱して、そのあと水の中に入れ「ジューッ」と冷却します。 これで金色の10円玉の出来上がりです。コーティングメッキした亜鉛と、 10円玉の材料である銅が、黄銅(しんちゅうとも言う)という合金になったわけです。 5円玉と同じ材料で10円玉をコーティングメッキしただけですね。 ただし、これもお店で使うことはいけないと思います。 また、黄銅をコーティングメッキしただけなので、 しばらくすると金色メッキはハゲてきます。

   使用済みの天ぷら油を捨てずに石鹸にしよう
 

   


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