Outboard Battle GC 2018 Round 1
 

コードウエル
クラス

  ABCホビーから発売されているコードウエルF1、ファーストレ
 ディー F1のワンメーク・レースとして、2018年から新設された
 クラスです。
  HULLだけでなく、エンジンはOS21XM、スクリューはOS製プ
 ラペラとレギュレーションで規定されていますので、艇の調整と
 レース運びが勝敗を決めたようです。
  コーナリング時のスピン対策として有効なフィンは、操縦性の
 好みから装着艇と装着無しと分かれました。

  1位は中山選手でエンジンもよく回っていて、最高速65km/h
 オーバーで勝利を勝ち取りました。
  2位は宇代選手と高間選手が同点で入賞です。フィン有りの
 高間選手に対し、宇代選手はフィンなしでのレースでした。
  山中選手は完走なしのレースとなりましたが、次戦はターン
 フィンを装着しての参加が期待されます。
  本来なら上位の結果を残す中村選手が、早々にエンジントラ
 ブルが発生し、調子の出ないRound1となりました。

OBストック
クラス
 
  モデファイクラスに対して、使用機材の規制が多いクラスなの
 で、艇の最高速度に差が出にくいクラスです。

  1位から3位はTopspeed3を使用した、浅岡、伊藤、粟津選手
 が上位を占めました。
  スポンソンの角度が弱く、船体浮力が大きい船体に、OS21XM
 のマフラー仕様のパワーがよくマッチして、ストレートスピードが
 よく伸び、他艇に対してアドバンテージがあるようです。
  今村選手は木製オリジナル艇、杉浦選手と私水谷はNX300、
 浜中選手は懐かしいLapCatT、宇代選手はTP3、三谷選手は
 DPIと、船体はバラエティーに富んでいました。
  生産を中止し入手困難なTopspeed3は、ベタ水面での戦闘力
 が高いことを証明したレースとなりました。

  使用エンジンは、浜中選手と私はK&B21、そのほかの選手は
 OS21XMを使用していました。
 
OBモデファイ
クラス

  使用機材の規制が全く無い、なんでも有りのクラスがOBモデ
 ファイクラスです。
  船体は、Lynx、Topspeed3、オリジナル、VS1、HTB290とさま
 ざまです。
  エンジンもNovarossi Keep OBから、REX、Tecnopower、VS、
 NovaRossiなどのインボードエンジン改造OB化まで、こちらもさ
 まざまです。

  そんな究極のOB艇が出揃ったクラスで、1位は粟津選手。艇
 はLynx、エンジンはRB改です。2位は私でHTB290にREX21改、
 3位はストッククラスに次いで、このクラスも好調の浅岡選手です。
 Topspeed3にNovarossi改で、直線スピードに物を言わせ入賞し
 ました。

  使用するペラも各選手さまざまで、自艇の姿勢にマッチするペラ
 リフトを有するペラを選択していました。
  
OBハイドロ
クラス
 
  昨年から新設したクラスで、3P・4Pアウトリガー艇にOS21XM
 のマフラー仕様を搭載して競うクラスです。

  昨年からの好調を新年に入っても継続しているメルセデス浅岡
 選手、フェラーリ杉選手はこの日も1・2フィニッシュです。

  3位にはオリジナル4P船体を使用した今村選手が入賞です。

  エンジンには規制がありますが、ペラは自由なので各自好みで
 いろいろなペラを使用しています。上位選手はアクア・クラフト42*
 55を使用していますが、艇のスピード、安定性も優れており、好成
 績もうなずけます。
 
 
Kyotei
クラス

  実艇Boatraceのスケールダウン艇でのヒートレース
  このレースの特徴は、ラジコンボートレースのコース右周りに対し、
 スケール性から左まわりの周回としたことです。
  ドリフトしながらのコーナーリングは、まさにスケール感たっぷりで
 操縦している選手だけでなく、そのレースを見学している人も楽しめ
 るレースです。

  このクラス常勝の中山選手が1500点の準パーフェクトで1位、2位
 もチーム松阪の中村選手、コードウエルクラスの鬱憤をはらした入
 賞です。3位には、いつの間にやらの高間選手、完走率の高さが上
 位に繋がりました。

  木製のHULLを使用した今村選手は、エンジンもK&B21を使用して
 他の人とは違う、跳ねないスムースな走行でした。
 
Round1の結果









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