・ 対局の初めには「お願いします」、終わったら「ありがとうございました」といいましょう。
 ・ 碁石を持ったまま碁盤の上をウロウロしない。打つところが決まってから石を持つ。
 ・ 碁盤の上を指でなぞったりしない。
 ・ 待った、ハガシなどをしない。これはマナー違反ではなく反則。
 ・ 碁笥に手を入れてガチャガチャしない。
 ・ 石を手に持ってジャラジャラさせない。
 ・ 必要以上に喋ったりしない。鼻歌、口笛を吹くなどはもってのほか。
 ・ むやみに席を外さない。どうしても席を外すときは「失礼します」。戻ったら「失礼しました」と声をかけましょう。
 ・ 置き碁以外で1手目を打つ時はできるだけ右上から打つ。左上には打たないようにしましょう。
 ・ 長すぎる考えはいけません。19路盤では大人で1局1時間(二人で)小学生で40分を目安に。
 ・ テーブルの対局では肘をついて打たない。
 ・ 畳の対局では、挨拶の時は正座をしましょう。
 ・ 明らかに負けているときは、対局の途中でも潔く「負けました」といいましょう。
 ・ 終局の確認はしっかりと。お互いに「終わりですね」などと確認する。
 ・ 終局後のダメ詰めも1手ずつ交互に詰める。
 ・ 最後の1目まで打ったら、たとえ大差で負けていてもきちんと数える。
 ・ 地を数え終わったら、どちらが何目勝ったか確認する。特に大会では確認しないとトラブルの原因になります。
 ・ 横から助言など口を出さない。「あっ」や「えっ」なども厳禁。
 ・ 観戦者同士も話さない。また、観戦中は対局者の邪魔にならないように、静かに見る。
 ・ 時計を使った対局では、時計の押し忘れを注意しない。これも助言になります。
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〈観戦者のマナー〉
〈対局の時のマナー〉
囲碁は「棋道」といいます。書道、茶道、柔道、剣道などと同じように「道」を求める文化であり、頭脳スポーツです。礼に始まり礼に終わるだけでなく、目上の人を敬い、年下の人にも優しく接し、礼儀正しくすることが大事です。ここには主なものを書きましたが、要するに相手が不愉快にならないようにすることです。
〈対局者のマナー〉