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赤丹(あかに)
  • 色の特徴:赤色の顔料として用いられる赤土のような、黄みがかった赤色。

  • 「丹」とは土の事を意味するので、“赤土”→“赤丹”となったと思われる。
この色は、あまりメジャーじゃないのか、ほとんど説明されてませんでした。
でも、赤土の事をいうのなら、もう少し詳しく書かれてても良いのになと、水夜は思うのですが…ね?
茜色(あかねいろ)
  • 色の特徴:茜染めの、少し黄みをおびた暗い赤。

  • 英色名のcardinal red(カーディナルレッド)に当たる色。
    ローマ枢機卿(カーディナル)の衣装に用いられていた事から命名された色名。

  • 茜とは、アカネ科の多年生の蔓草の事。
    “根”が“赤”い事から“赤根(あかね)”と言われたのが由来。

  • 染料として使用されていた茜は、おおむね4種類。 その中でも、日本でよく使われていたのは、“日本茜”と言われる種類。

  • 「茜さす」は、「日、昼、照る、紫」などにかかる枕言葉。
ぬぬぬ。書いてると訳わかんなくなる〜。σ(@0@)
色の説明になってるのかどうか…。
同じ茜染めでも、色の濃さや、色合いで、色名が変わってくるのでちょっと難しいですね。
私だって良く分かんないも〜ん。(本音)
だいたい「茜で染めた、赤色」としか認識してないです。(^Λ^;)
曙色(あけぼのいろ)
  • 色の特徴:明け方、陽の光で僅かに色付いて来た、東の空のような、浅い黄みの赤。

  • 別名:東雲色(しののめいろ)

  • 江戸時代に命名された色名。

  • 英色名のdown pink(ドーンピンク)も朝焼けの空の色を表す色名だが、こちらはもっとピンクがかった色だと思われる。

  • "曙染(あけぼのぞめ)"とは、裾の先を白く残し、その上を(紅、紫、藍などの色で)徐々に濃くぼかしながら染めていく、着物の模様染めの事。裾の白い部分には刺繍や友禅染めの模様を施した。
水夜の好きな色名の一つ。綺麗じゃないですか〜っ!!朝焼けの色ですよ?!
私としては別名の、東雲色の方が気に入っているんですけどね。
いや〜、風流な名前ですな〜。(#^^#)
小豆色(あずきいろ)
  • 色の特徴:小豆のように、黒みがかった暗い赤。

  • 別名:溜色(ためいろ)…漆塗の溜塗が由来。

  • 小豆が日本に渡来したのは奈良時代以前だが、色名として定着したのは江戸時代になってからの事。

  • 小豆はその赤い色から、病を退かせる力があるとされ、冬至に小豆粥を食べる風習があった。 今でも、めでたい事があると、赤飯などで祝う習慣がある。
身近にあるものだけに、色の想像はしやすいですよね!
…それにしても、なんだか色の説明というよりも、小豆の説明してるようですね〜。((^^;)
洗柿(あらいがき)
  • 色の特徴:柿色が洗われて薄くなったような赤みの少ない色。

  • 布を何度も洗うと、色が薄くなる事から、薄色を『洗』と形容するようになったらしい。
『柿』色は種類豊富で、どの色が何色かわからなくなってしまいます。(汗)
同じ柿色を薄くした色でも別に、薄柿色という色名もありますしね…。
暗紅色(あんこうしょく)
  • 色の特徴:黒みがちの濃い紅色。

  • 別名:殷紅色(いんこうしょく)

  • 『殷』には、深い、赤黒い色という意味がある。
こんな黒っぽい色まで赤色なの?と思ったもんですが、一応赤系の部類に入るようです。
赤は、色の幅が有りすぎて大変ですね。茶色にしか見えない色とか、黄色の部類だと思っていた色が赤系になってたりして…。(゚O゚;)ハッ!愚痴になってしまった…。
杏色(あんずいろ)
  • 色の特徴:熟した実のような、薄いオレンジ色。

  • 英名:apricot(アプリコット)

  • 杏は中国原産の植物。杏仁(きょうにん)には咳止めの効果があり、薬として用いられた。
    ※杏仁=杏の種の事

  • 日本には、かなり古くに渡来しており、「唐桃」と言われていた。
どうやら色名として杏を用いたのは西洋の方が先だったようです。
日本や中国では薬として重宝していたけど、その色には興味なかったみたい。
橙や柑子は色名になってるのに、ちょっと可哀想…。
苺色(いちごいろ)
  • 鮮やかに色付いた苺のような、少し紫がかった赤色。

  • 英名:strawberry(ストロベリー)

  • 仏名:fraise(フレーズ)

  • 聖母マリアが好んだ果実という言伝えから、苺はマリア様に捧げる果実とされている。

  • 日本に苺が渡来したのは、江戸終〜明治初くらい。
苺、大好きです!!(関係ない?)
色も綺麗な色ですよね。でも、あまり“苺色”って聞かない気がするんですが、私の気のせいでしょうか〜?
一斤染(いっこんぞめ)
  • 色の特徴:一斤(600g)の紅花で、一疋(二反)の絹を染めた、ごく薄いピンク色。

  • 別名:聴色(ゆるしいろ)
    『禁色』に対して、許される色という意味で、聴し色と命名された。

  • 平安時代、濃い紅色を染めるのに、高価な紅花を大量に必要としたため、身分の高い人にしか許されない『禁色(きんじき)』だった。一斤染めは、一般の人々にも着用を許される基準とされた色。
昔の人は、服の色まで制限されていたんですね〜。しかも細かい。大変だぁ。(^^;)
「着てはダメ!」と言われれば、着たくなるのが人間ですよね〜。
昔の人も何とか誤魔化そうと必死だったみたいです。
そのため、こんなに細かく定められてしまったんでしょうか?
今様色(いまよういろ)
  • 色の特徴:紅色を薄くしたような色。
    一説には、紅梅の濃くした色とも云われている。

  • 平安時代、“今風の色”“今流行の色”と言う意味で付けられた色名。
平安時代の人々は、よっぽど紅花染めが好きだったんですね。
この色名で、なんで赤色なんだろうと思ってしましましたよ。
それにしても、「今、流行ってる色」って事で、それを色名にしちゃうなんて、昔の人って、お茶目っ!(^w^)
薄柿色(うすがきいろ)
  • 色の特徴:『洗柿』より更に薄くした、僅かに赤みのある黄色。

  • この色より、僅かに濃い色で『洒落柿・晒色(しゃれがき)』と言う色名もある。
    布などを、日光や水で晒す事から付いた色名だとと思われる。
この二つの色はほとんど変わらないみたいなので、一緒に紹介しちゃいました。(単なる手抜きと言う事も…σ(^-^;))
それにしても、こんなにも種類豊富な色名だとは思いませんでした。柿色って、昔は、ありきたりな色名だったんですねぇ。
臙脂(えんじ)
  • 紫がかった濃い赤色。

  • 英名:carmine(カーマイン)

  • 古くは『燕支』と書かれ、『燕支山(えんしやま)』(中国の紅花の産地)から付けられた色名。
    もともとは、紅花で染めたものとしていたが、時代の流れと共に、ラック等から取れた色の名前を言うようになった。

  • 『臙脂』には“植物性”と“動物性”があり、“正臙脂”と“生臙脂”とに別けられている。
    • 正臙脂…マダー(赤みの強い印度茜だと思う。)などの、植物性。
    • 生臙脂…ラック,ケルメス,コチニールなどの、動物性。
      ※ラック,ケルメス,コチニール=貝殻虫の事。臙脂虫とも言う。

  • もともと、貝殻虫や茜で染める技法は、中国だけではなくヨーロッパやインドなど、世界各国で用いられていた。
『臙脂色』という一つの色に対して、こんなにも多種多様な素材説があるというのは…。(^^;)
まとめるの大変じゃないか〜っ。
まあ、起源はすっごく古いらしいから、色々な説がでるのは仕方がないかもしれませんが…。
でも、臙脂色がこんなにも複雑な色だとは思いませんでした。(笑)
鉛丹(えんたん)
  • 色の特徴:酸化鉛の色で、鮮やかな橙色。

  • 『丹色』と同一とされる。

  • 鉛丹は、錆止め、腐敗防止効果があり、赤色を崇める風習もあって、昔から神社仏閣などの建築物に塗られていた。

  • 今現在でも、ペンキの下地に塗られている。
ほとんどの本で、『丹色』と『鉛丹』は同一色になっていました。なのにどうして別にしたかと言うと、『丹色』は“酸化鉄”“酸化水銀”“酸化鉛”など、すべて束ねてるんです。
鉛丹は、酸化鉛限定の色名なので、水夜は、あえて別々に紹介しました。
old rose(オールドローズ)
  • 色の特徴:くすんだ灰みのピンク色。

  • 英色名で“old”は、“灰色がかった”“くすんだ”“彩度の低い”などの色の形容詞として使われる。

  • その落ち着いた色合から、ビクトリア王朝(1837〜1901)で、人気を博した。
英語で、薔薇にちなんだ色名はすっごく多いです。本当に事細かに別けられてます。
色見本がないので、全部紹介は出来ませんが。…あってもしないだろうけど。(爆) だって、切りが無いもの〜っ。(言い訳)
それだけ多くの人に愛された花なんですね〜。
黄丹(おうに)
  • 色の特徴:紅花と梔子で染めた、赤みがちの強い橙色。

  • 『おうだん』とも読む。

  • 別名:朱華(はねず)

  • 古来から、皇太子専用の袍(ほう)の色とされ、着用は親王や皇族のみに限られた、黄櫨染(こうろぜん)に次ぐ『禁色』であった。
    袍=宮廷で着用をされた朝服(表衣)。

  • 現在でも、皇室儀式の時に、皇太子が着用する礼服の色となっている。
なんでも、やがて最高位(天皇)に昇る、明の太陽を象徴する色なんだそうです。
とっても、お高級な色なのですね〜。
…でも、じゃ、曙色は…?(ボソ)


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