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ブライト=ノア研究レポート 〜彼はいかにして人生の勝者となったか〜 |
一、光るキャラ アニメ史上に残る普及の名作機動戦士ガンダム。この物語の魅力はモビルスーツの緻密なデザインもさることながら、様々な登場人物が戦争という特殊な状況に翻弄されながら織り成すストーリーにあるのではないかと思う。 では、みなさんは機動戦士ガンダムの登場人物のなかでもっとも思い入れが深いのは誰であろう。まずは最初に人気のありそうなキャラクターをピックアップしその特徴をまとめてみたいと思う。
シャア=アズナブル
ジオンの誇るエースパイロット。通常のザクの3倍の速度で動く赤いザク(通称『シャアザク』)を駆り、連邦から『赤い彗星のシャア』と恐れられた。 以降のガンダム作品では何人ものバッタもんが登場しているほどの人気キャラだが、冷静に分析すると『シャア=負け犬』の方程式が成り立つことに気づく。
しかも、女に対して手が早く、加えてマザコン。『逆襲のシャア』では未成年者略取も行いロリコン説も囁かれており、ハマーンを捨てた理由は彼女が大人になってしまったからであるとも言われている。また、ドズルには何の興味も示さなかったが、ミネバに対して異常なこだわりを見せるあたりもロリコン疑惑を濃厚なものとしている。
ランバ=ラル
ジオン=ダイクンの側近ジンバ=ラルの息子。 背は低く見た目はドワーフだが、生粋の武人で部下からの信頼も厚い。彼の駆るモビルスーツは青く塗られており、『青い巨星』と呼ばれている。 モビルスーツの操縦にかけても一流で新鋭機グフに搭乗しホワイトベース隊を危機に追い込んだ。しかし、「ザクとはちがうのだよ、ザクとは」とグフの性能を自慢しながらも、ガンダムとの一気討ちに破れると「お前の腕で勝ったのではない、そのモビルスーツの性能のおかげだ」と負け惜しみを言うあたりに矛盾がみられる。 ちなみに彼の愛人ウラクレ=ハモンとはガルマの敵討ちを終えたら籍をいれるつもりだったらしい。その辺は責任感の強い彼の性格が表れていると言えよう。
マ=クベ
南極条約の権威で壷コレクター。キシリアとの愛人関係も囁かれるが、それが事実ならお互いに趣味が悪すぎる。ついでに二人の間にできた子供はものすごくイヤなガキになるであろう。
一般人からの人気は薄いが、ガンダムをよく知る通の方々には大人気。
ギレン=ザビ
機動戦士ガンダムと一連のガンダム作品の幕を開けたマユなし男。彼がいたから全てのガンダムは存在する。IQ240を誇るイカレた脳をもって最盛期のデギンをも超える政治手腕を振るう。冷酷非情のイメージがあるが、実はその通り。特技は演説でその巧みな話術は聞くもの全てを魅了する。
ドズル=ザビ 生粋の武人。ランバ=ラルの上司なのも納得がいく。
宇宙戦争ではほとんどの場合でヘルメットを被るのだが顔が傷だらけなのは、おそらくジオン族に古くから伝わる戦士のおまじないであろう・・・と、思っていたらサスロ=ザビがテロに遭い爆殺された時に負った傷らしい。ともかく、傷痕を治療しないあたりが武人らしくてステキである。
なお、遺伝子は弱いらしく、ミネバは幸せな顔に生まれたことを喜ぶガンダムファンは多いが、世の中には隔世遺伝という言葉があることを思い出して欲しい。ハマーンがミネバを偽物にすりかえたのもジオンのイメージを思ってのやむを得ない選択であったかのかもしれない。
私の周囲の人間から情報を収集したところ、人気はこのあたりにセイラ、スレッガーを加えた5人に集中しているのである。つまり国力は連邦の10分の1であっても、人気ではジオン軍の方が連邦より上なのである。もちろん中には、テム=レイやコンスコン、デミトリ、アカハナ、ボラスキニコフ、トクワンなどという少数意見もあったが、それを踏まえてもやはりジオン軍に人気が集中してしまうのである。 確かに、連邦軍に魅力的なキャラは少ないかもしれない。しかし、ジオン軍は一言で言ってしまえば負け犬なのである。我々はその轍を踏まぬよう負け犬を研究することも確かに必要であろう。だが、それ以上に研究しなければならないことがあるのではないだろうか? 私は今こそ、勝利者である連邦を研究しそれを己が目標とするような行動が必要ではないかと考える。
二、鮮烈、ホワイトベース隊 連邦軍と一言で言っても多数の人間が存在する。しかし、我々が今なすべきことは、勝利者の研究である。パオロやレビル、ワッケイン、マチルダ、ウッディなどは人格的には素晴らしい人間であった。しかし、彼らの最大の欠点は戦死してしまったことである。勝利者とは生きて栄光をつかむべきものだと私は考える。よって、私は最後まで生存し英雄となったホワイトベース隊に着目したい。 まずは、ホワイトベース隊の主要人物について紹介したい。
ブライト=ノア
通称『白目なしのブライト』。得意技は弾幕の展開と修正。機動戦士ガンダムでは時々思い出したように白目が描かれていて不気味だった。
新造戦艦ホワイトベース隊の輸送の任についていた新米将校だが、ジオンの攻撃でパオロ艦長が行動不能に陥ったためホワイトベースの艦長となる。リードやワッケイン、レビルにこき使われながらも地道に評価を上げ名艦長として名を馳せる。また、ヤシマ財閥の玲嬢ミライのハートを射止めて逆玉に成功。
グリプス戦役ではいち早くエゥーゴの側に付き勝者となり、シャアの反乱に際しては艦隊を率いる大佐にまで昇進した。
リュウ=ホセイ
パイロット候補生。ジャイアンみたいな外見のクセにイイ奴。ワガママなクルーをまとめるため苦労を一身に背負う。最後はハモンのマゼラトップに特攻して壮絶な死を遂げる。
ちなみに初期設定では黒人だったが当時は偏見が強くボツになったそうである。
オスカー、マーカー
ホワイトベースのオペレーター。どっちがどっちだか良くわからない存在で、『究極超人あ〜る』の浅野と岸田みたいなもんであるが、ホワイトベース隊の中ではもっとも良く働いていたと思われる。通称『青葉君と日向君』
アムロ=レイ 言わずと知れた主人公。ワガママッぷりを遺憾なく発揮して、見る者を苛立たせた。
Zガンダムではいじけた大人を演じたがベルトーチカの愛の力で見事復活。逆シャアでは部下のチェーンにも手を出して見事に二股を成功させたがとっかえひっかえ好き放題のシャアには遠く及ばない。また「ボクはあの人に勝ちたい」と言ったのであろうか?
ハヤト=コバヤシ
ホワイトベース最大の負け犬。搭乗機体がガンタンクの時点で既に負け犬。というかイジメ。こんなMSに乗っていてはアムロに勝てるはずがない。
弱さと涙を見せることで、アムロが捨てたフラウ=ボウと結ばれたがコブが3つもついてきたところも負け犬。しかもその一人がカツというのが涙を誘うほどの負け犬。
グリプス戦役ではカラバの指揮官として地球で活躍するが最後は特攻して死亡。機動戦士ガンダムの最終話では、ライト照射してアムロにランチの位置を教えていたが、本当はビームライフルで狙撃したかったはずである。
カイ=シデン
軟弱者で不良みたいな口のききかたをする人。いわゆる偽悪者でなんだかんだと言ってホワイトベースを守るためにがんばる。アムロよりよっぽど従順。
ミハルの死で何か思うところがあったのか、Zガンダムではジャーナリストとして登場。かなりカッコイイ手紙を残したりする。なお小説版ではシャアがキシリアを殺すシーンを目撃してシャアが嫌いになったらしい。
ちなみに名前は旧日本軍の育毛剤『紫電改』からきている。
セイラ=マス
シャアの妹で本名アルテイシア。あだ名は『金髪さん』なのだが、ジョブ=ジョンやキッカなど他の金髪の人の立場がどうなっているのかは不明。ホワイトベース隊でもっとも頼りになる存在で皆が一目置いているが独走傾向も強い。
小説版ではアムロと恋人(肉体?)関係にあり「乳首って意外と小さいんだな・・・」とわけのわからない感想をアムロが漏らしている。Zではどこかの海岸でクワトロの演説を聞いていただけだが、ZZではリィナの救出にあたったりとなんだか良くわからない活動に参加していた。おそらくは国際救助隊『サンダーバード』に入隊したものと思われる。
ミライ=ヤシマ
ホワイトベースの女性でもっとも花がない人だが、ヤシマ財閥の力でもてまくる。ホワイトベースのお母さんみたいな存在だと言われているが、そんな年ではないはず。密かにニュータイプなのでファンネルが使えるかもしれない。
フラウ=ボウ アムロの幼馴染。いきなり親が死ぬという不幸に直面してもアムロを支えて健気にがんばる。
最終話ではアムロが「僕の大好きなフラウ=ボウ」と言っているが明らかにニュアンスが違う。ハヤトと結婚してカツ、レツ、キッカを養うが、3人とも成長してクソ生意気なガキになったのかZで登場したときにはかなり疲れた顔をしていた。
カツ
3ガキの中では目立たなかったが、次作品Zガンダムでリミットブレイク。生意気、サラにフられる、ヘボパイロットの三重苦を背負いエゥーゴの足を引っ張った。そしてついたあだ名が『カス』。カツが死んだ時のエマの「カツぅー!!」というセリフが「カスぅー!!」と聞こえた人も少なくはないはずである。ちなみに死因は前方不注意。
レツ 3ガキの黒っぽいの。
キッカ
児童ポルノ法も何も言わないくらいのツルペタ。Zでは成長していたがこれと言ったエピソードはなし。ベン=ウッダーもミライとその子供ではなく、このあたりを人質にすれば話が華やかになった思うのだがどうだろう?
ジョブ=ジョン
機動戦士ガンダムの準レギュラー。ガンタンクの下の部分を操縦したり、ガンダムのパイロット候補だったり、輸送機を操縦したりと案外多才。というかなんでもできる便利屋さん。
彼が操縦していた頃のガンタンクはそれなりに強かったのは気のせいだろうか。そして顔と声があっていないと思うのも私だけだろうか?
ウワサによるとメカニックとしての道を歩みF90の開発にも関わってたらしい。もしそれが事実なら、ロメロ爺さんと出会っていた可能性もあり、宇宙世紀の最初の作品『機動戦士ガンダム』と最後の作品『機動戦士Vガンダム』をつなぐ貴重な人材である。ロメロ爺さんには「こんなところでへばってちゃあ、あの世でジョブ爺さんに合わせる顔がないわぁ!!」と言って欲しかった。
ハワド
メカニック。スレッガーの機体を修理したひと。ブライトに賄賂をもらって脱出装置を破壊したのも多分この人。
オムル メカニック。ランバラル隊の捕虜をバズーカでドアごと吹き飛ばした人。前髪前線がちょっとヤバ目。
マクシミリアン 明らかに名前負け。天才でもなければ巨大化もしない。ましてや美人の嫁さんなど論外である。
ハヤトたちがアムロの過保護ぶりに業を煮やしてホワイトベースを出たときに後部座席に乗っていた。
バンマス
サブブリッジ要因。スレッガーとミライがいちゃつくためにブライトの命令で操舵輪を握った人。用済みになったらすぐにサブブリッジに戻された。
サンマロ 衛生兵。ハヤト並の身長以外特筆する点はない。
タムラ コック長。ほとんどが保存食なのになぜ塩だけがなくなるのかちょっと謎。
足りない分の塩は、マッスルソルトで代用したともっぱらのうわさである。
スレッガー
=ロウ
途中から登場したアウトローな感じのパイロット。カムランに喧嘩を売ってポイントアップするもブライトの陰謀により死亡。
以上がホワイトベース隊で名前がある人間である。さて、次はこの中から真の勝者と言える人間を探し出すことである。彼らは一年戦争中終了後どのような道を辿ったのであろうか。ここでは機動戦士ガンダム一連の区切りであることを考慮して、シャアの反乱後で人生の勝者を決定したいと思う。 まず、リュウ、スレッガー、カツ、ハヤトはそれぞれ死亡が確認されているため、勝者から除外である。 次にアムロもシャアの反乱の一年後には危難失踪により死亡が擬制されるであろうから、死者と同じで除外。 カイ、フラウ、レツ、キッカも以降の作品で登場シーンはあるが、その後の作品では登場していないため、目立った成功はなかったであろうと推測する。 セイラはZ、ZZに登場している。なんでも相当有名な株の投資家になったそうである。あの金髪さんが証券会社の営業マンをあごで使っている姿は、セイラファンは涙なしに見ることができないであろう。ファンの期待を裏切っては真の勝者とは言えないので彼女も除外とする。 次に、オスカー、マーカージョブ=ジョン、ハワド、オムル、マクシミリアン、バンマス、サンマロ、タシロ。彼らは一年戦争の後それぞれの道を歩き始めたのではないだろうか。もちろんア・ボォア・クーで命を落した者もいるかもしれないが、正確な記録がないため大して出世した者なしと判断せざるを得ない。 よって、ガンダム三部作において、生きて栄光をつかんだ人生の勝者はブライトであると私は断言したい。
三、黒いブライト さて、ここではブライトの栄光の足跡を辿り、その裏にある彼の真意を探ってみたい。 まずはホワイトベース彼の軍人としてのサクセスストーリーについて検証してみたい。 彼は登場時宇宙世紀0079年には中尉であったのが、宇宙世紀0093年のシャアの反乱に際しては、大佐としてにまでロンドベル艦隊を指揮している。彼にとって軍人としての大きな転機は二度あったと考えられる。 まず、第一の転機はホワイトベースをまかされるようになった事である。これがきっかけでブライトは名艦長の道を歩き始めるのである。これはあくまでも偶発的であったと考えたい。ホワイトベースを掌握するために、野心に燃えたブライトがジオンに情報を漏らしたということも考えられなくもないが、これはリスクが大きすぎる。万が一撃沈されてしまっては出世どころか因果地平の彼方で転生する羽目になってしまう。よって、彼のサクセスストーリーの第一歩は偶然から始まったと言える。 さて次に第二の転機はエゥーゴ入りである。連邦の将校である彼が反地球連邦組織(Anti
Earth Union
Group)に参加したのかは大きな謎である。連邦の英雄として少年にサインを求められるほどの人物が連邦を裏切ることになんのメリットがあったのだろうか。私は彼の目的はティターンズをつぶすことにあったと考える。この意見には異論はおそらく出ないであろう。 しかし、その動機は決して「正義」などという純粋なものではなかったと推測する。おそらくは全てにおいて一階級上の扱いを受けるティターンズが自分の出世の邪魔になったと考えるのが妥当である。ならばブライトがティターンズ入りすればいいという見方もあるが、冷酷非情なエリートのイメージを持つティターンズに入ることは、ブライトがこれまで築き上げてきた現場を知る苦労人のイメージを払拭してしまう可能性が高い。また、本来は自分より階級が下のジャマイカンに暴行(こう書くとすごく卑猥だ)されたこともその一因であったと考えられる。しかし、この場面では必要以上に怪我に苦しむ姿をエマ中尉に見せることによって、ティターンズに対する不信を植え付け、ブライトの苦労人を演じる役者としてのポテンシャルの高さを証明している。 こうして、自らの利益のためにエゥーゴ入りを考え始めたブライトであるが、単身でアーガマに赴いては信用されるわけがない。そこで彼は、一計を思いついた。それが難民救助という錦の御旗である。難民を連れていけばティターンズ批判も信じられやすくなるであろうし、難民からも「ブライト艦長はいい人です」と口添えが得られるかもしれない。また、難民を連れていれば世論を気にしてティターンズも追撃の手を緩めるはずである。このような理由からブライトは難民を盾にしてエゥーゴ入りを果たしたのであると考えられる。 さてエゥーゴに入ったブライトであるが、いきなり新造戦艦アーガマを任されることとなる。かつてのホワイトベースの艦長という実績があるとはいえ、いきなり新造戦艦をまかせたエゥーゴの意図は理解できない。おそらくは新造なだけに致命的な欠陥がある可能性が高く、モルモットが必要だったエゥーゴと、絶対裏切らないような雰囲気をかもし出しているブライトのオーラがユニゾンした結果ということだろう。 こうして疑惑の艦長就任を経たブライトはエゥーゴで地道に戦果を上げるが、ここでも幸運の女神は彼に微笑む。ブレックス、ヘンケン、クワトロなどの実力者が死亡してしまい一躍エゥーゴの中核を担うことになってしまうのだ。そして彼はネオジオンとの戦いにも勝ち残り、地球連邦軍の大佐のスポットに収まるのである。 確かに彼は人並み以上に苦労をしているようには見える。しかし、苦労以上のみかえりを受けているように見えるのは私だけであろうか? ガンダムワールドでは努力が報われること自体が希で、それだけでも幸運といわねばならないところだが、軍人として生き続けてしかも昇進を続けた人物は彼くらいであろう。
私議ブライト心の名台詞集 〜多分こんなことが言いたかったんだろう〜
ロンドベル艦隊指揮官就任時 我が道を求め進むがロンドベル。我らにたてつき向かうが者ども所業を背負えば現世に還る。聞け! 盛者必衰、命の鐘の響きあり!
対ネオ・ジオンへの和平交渉時
ネオ・ジオンの将兵達、殊に酸素欠乏症で脳が可哀想になってしまった者、新米兵士がよくかかる病気になって小さなコックピットの中で震える者こそ、私の愛する者達であります。私は戦いの後、あなた方を暖かく海岸のゴミ拾いとして迎えることが出来るよう全力を尽くします。皆さまは世界をロンドベルの大いなる愛で包む事が出来るまで、その命を私に預けて頂きたい・・・みんなの命をくれ。
ブライトある夜の寝言
聞けぇ! 愚かな虫けらどもよ! 偉大なるソーラレイは我等に無限の力を与えてくれる! 見よ! おかげで私は世界の覇者となった! そうだ、これからは私の時代! ニュータイプなど滅びてしまえ! あーはっはっはっはっは・・・!!!! ふぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは・・・!!!!!
新兵への訓示草案
長い十一ヶ月間の訓練を終えロンドベルに配属された諸君、まずはおめでとうと言っておこう。だが、これからはもっと苦しい戦いとなるだろう。何故ならば君たちには私の決めたロンドベル必殺三か条に従ってもらわなければならない。一つ! アストナージにおいては機体の交換及び修理・改造が何度でも認められる。二つ! 勝利の為には脱出ポッドや白旗を掲げたものを狙うのも良し。手段は問わず。ふっ、三つ! このルールの下にこの戦役を勝ち抜いた全ての兵に、ブライトの騎士の栄誉が与えられる! では開戦を記念して、特別模範演舞をνガンダムとリ・ガズィにお願いしよう。
核ミサイル使用時、敵船からの抗議に応じて
「何故ここまでやるのか?」と問うなら答えよう。私はロンドベルのブライトだと言う事だ。連邦の英雄だと言う事だ。それ故に、ロンドベルに歯向かう者は、こうなる事を思い知ってもらう。
シャアのアクシズ落し阻止後の記者会見
地球は救われました・・・だが、私は艦長としてアムロを救えなかった。友として何もしてやれなかった・・・そんな自分に腹が立つ!! ロンドベル参上
今こそ欲する我が正義! 天に十六、地に八方、正しき血筋の名のもとに、我ら名前をロンドベル! 狙った獲物は逃がさぬと我らの後に悪は残さぬ、モビルスーツ隊全機出撃!!
ロンドベル参上U 世のため人のため悪の野望を打ち砕くロンドベル! この弾幕の輝きをおそれぬのなら、かかって来い!!
四、シンデレラ・ブライト さて次の焦点はブライトの女性関係である。 彼がミライと結ばれたのは周知の事実ではあるが、このこと自体が彼にとってはこの上ない幸運である。確かにミライという女性は華がない。ホワイトベースの女性の中ではダントツに地味な存在である。しかし彼女はヤシマ財閥といわれる地球有数の財閥の玲嬢なのである。この事実はホワイトベースがジャブローに入った際、長官のゴップの口から明らかになる。ブライトはこの事実を知ってミライに近づいたのか否かを確かめる術はないが艦長という立場上それを知っていた可能性は高い。 見事に逆玉に成功したブライトであったがその道のりは決して平坦ではなかった。 まず第一の障壁は社会的立場の違いである。ブライトは軍人なのに対して、ミライは民間人である。まずはお互いをよく知るためにも立場を近づける必要があったはずである。ここではブライトはミライを操舵手に据え常に自分の直属とすることで解決している。また、有事の際には彼女に指揮をとらせ、その信頼ぶりをアピールしている。これを邪推だと思う人は、次の疑問に答えてみて欲しい。 アクシズ攻防戦を見ていて気付いたのだが、ミライ以外にもホワイトベースを操縦できる人間がいるのである。彼の名はバンマス。軍属である。人手が足らない部分は民間人で補うことはやむを得ないと思うが、軍属の人間でできるところをあえて民間人に任せたのはどういった理由からであろうか? 私にこれについて、ブライトのエゴ以外の理由を見出せないのである。 こうして、ミライとの信頼関係を築いたブライトの前に新たな難問が発生する。婚約者のカムランの登場である。しかしこの婚約者は、ミライに嫌われており、取り付く島もなかった。カムランはネオジオンと連邦の秘密交渉にも出席するほどの人物で、ヤシマ財閥のお眼鏡にかなったという事実を踏まえると確実にキャリア組である。ノンキャリ軍人のブライトはこの光景を見て胸をなでおろしたはずである。 しかしそんなブライトに新たな刺客が差し向けられる。その名はスレッガー。階級はブライトと同じ中尉。いい人苦労人系のブライトにはないワイルドさをもった男である。葉っぱ付きの枝を加えていそうなこの男は、あろうことかカムランとミライの仲を取り持とうと、カムランに喝を入れ、ミライにビンタを食らわせたりもした。これによってミライの心がスレッガーに傾いたのはブライトの目にも明らかであった。 しかし、男ブライトはこんなことでは諦めなかった。スレッガーを殴り飛ばすことも考えたであろうが、そうしたところで自分のお株を下げるだけなのは明らかである。それに何より返り討ちにあうのは火を見るより明らかである。ブライトにとって眠れない日が続いたことであろう。セイラに乗り換えようと思ったのも一度や二度ではないはずだ。しかし、ブライトはミライが自分の人生設計にとって大きな存在となっていることに気づいたのだろう。それに、ジオンの残党よりはヤシマ財閥の方がはるかに旨みもある。そこで彼のピンクの脳細胞は石破天驚拳ごとき速度で回転をはじめたのだろう。 そして、脳裏に特攻するリュウの姿がよぎった。「ありがとうリュウ!」とブライトが思ったかどうかは定かではないが、パイロットは消耗品なのである。これから戦闘も激しくなるので彼が死ぬ可能性も多分にある。そう思いついたブライトの行動は早かった。何かあったときに彼の心に付けこむべく、待つ男の演技に入ったのである。軍規に違反して戦闘中に個人通話を行い、「聞き役くらいにはなれるつもりだ」と伝えたのもその一端である。もし、ハヤトがフラウ=ボウに同じことをしていたらブライト修正ナックルでハヤトは吹っ飛ばされていたはずであるが、艦長を裁く人間は艦内にいないことを知った上での行動である。 しかし、スレッガーのパイロットとしての技量は高くなかなか死ななかった。そこでブライトはもう一計を案じた。『死なぬなら殺してしまえホトトギス』、メカニックのハワドにセイラから渡された金塊の一部を握らせるとスレッガーの搭乗する機体の脱出装置作動ペダルの下に空き缶(スチール製)をはさませたのである。結果は、皆さんもご存じの通り彼はビグ・ザムに特攻し果てたのである。 こうして、ミライの心をゲットすることに成功したブライトであるが、どんな状況でプロポーズ下のかが気になるところである。私としてはア・ボォア・クーの攻防の際ドサクサに紛れて行ったと考える。以下にプロポーズの状況をシュミレーションしてみたので参照してもらいたい。
ブライトのプロポーズ
「ミラーイ! ミライ、聞こえるか? ミライ! 返事はしなくてもいい・・・ただ聞いていてくれればいい・・・。スレッガー中尉は逝ってしまったよ・・・『悲しいけどこれ戦争なのよね』と言い残してね。でも、そんな事はもういいんだ!・・・いいんだよ。それとも、その事で僕が君を責めるって思っているのか? なぁ、僕達はこの半年間、一体何をしてきたんだ? 僕達のこの半年間は一体何だったんだ・・・? まだ何も答えなんて出てないじゃないか。憶えてるか? あの時、サイド7で初めて会った僕達は、上の連中に無理やりホワイトベースを押し付けられて、何もわからないまま、宇宙という戦場に放り出された。僕は、無我夢中で頑張った! でも、終わってみれば、周りは素知らぬ顔でホワイトベースのことなんか考えちゃいない。でもそれで、僕達の一年が終わってしまっていい訳がないだろ・・・? 確かに、僕らはア・ボォア・クー攻略戦に勝った。でもそれは全て、君がいつも一緒に居てくれたお陰なんだ。そうだよ・・・僕と君とでホワイトベースを操ってきたんだ。だから、これからも一緒じゃなくちゃ意味が無くなるんだ。なぁミライ、前に僕は言っただろう? 僕はいつまでも待っているって。僕は戦艦を指揮することしか出来ない不器用な男だ。だから、こんな風にしか言えない。僕は・・・君が・・・・君が・・・君が好きだぁ! 君が欲しい!!!!! ミラーーーーーーーーーイ!!!!!!」
「ブライトーーーーーーー!!!!!!!」 「ミラーーーーーーーーイ!!!!!!!」
「ブライト! ごめんなさい、でも私もう離れない!」 「離しはしない! ずっとずっといっしょだ!!」 「ずっとずっといっしょよ!!」
「さあ最後の仕上げだ!」 「ええ!」
「「弾幕うすいよ! なにやってんの!!」」 〜そして時間が経ちいよいよホワイトベースが沈没。ランチで脱出するときがきた〜
「さぁ、これが僕たちの門出だ!」 「ええ!」 「「総員退艦!!」」
そして、ミライと結婚してエマリーとの不倫も闇に葬ることに成功し、人生の勝者となったかに思われたブライトであったが、彼の前に再びカムランが立ちはだかったのである。彼は 「私はミライさんに生きていてほしいから・・・」 と未練タラタラな様子である。 「戦争でなかなか家に帰ることのできない隙に付け込まれる可能性は充分にある。というか自分ならそうする」 と考えた彼は、 「昔の婚約者にはそういう権利があります」 と大人な対応をしながらも、はらわたは煮え繰り返っていたに違いないと思われる。そもそも、どういう権利なのだかまったく理解できないあたりに、ブライトの錯乱ぶりをうかがい知ることができる。そして、画面に映っていないところでは、 「会計監査局のカムランから横流ししてもらったミサイル、発射!! 出し惜しみは、ナシだ!」 と、叫んでいたと思われる。そして、ミサイルにもデカデカとカムランの名前をペイントをしたはずである。
五、謎のブライト 最後にブライトにまつわる謎について検証したい。疑問が残るのは二点。セイラがシャアから譲り受けた金塊の行方と、なぜミライが香港の安アパートで生活しているのかである。 まず金塊については、ア・ボォア・クーでホワイトベースと運命を共にしたと考えることもできるが、私としてはソロモンに寄港した際に、ブライトが現金化して自分の口座に振り込んでいたと考える。ジュラルミンケースいっぱいの金塊は一億円以上の価値があるのだが、ブライトがクルーに分配した様子もない。もし分配していたのなら、カイが下船する際にアムロは餞別代りにどう見ても二足三文の価値しかない工具箱を渡したりはしないはずである。 次にミライの生活の謎についてだが、おそらく婚約者以外の男と結婚したので勘当されたと考えるのが妥当であろう。これ以上はこの問題についての意見はない。
六、ブライト永遠に 以上ブライトという人間がどのように生きそして成功したのかが分かっていただけたことだろう。私はブライト=ノアの生き様を『ブライト式保身術』と命名したいと思う。 そしてここからは何を見出すかは諸君ら次第なのである。願わくばこの文を読んだ全ての人がブライトのごとく輝き、栄光をつかまんことを・・・。 |
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