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副題 愛・地球博の思い出

名古屋に万博開催が決定した五年前、万博開催まで元気でいられようとは夢にも思っていませんでした。
ところが万博が開催されるや、自分が高齢者であるということもすっかり忘れて、
とうとう万博のとりこになってしまいました。
暇があるごとに寸暇を惜しんで通い続けました。パソコンで予約取りにも挑戦しました。
会場では携帯電話を駆使して情報を集め無駄のない行動ができました。
本当にいい時代まで生き延びたと、感謝の気持ちで一杯です。

万博での見聞を『万博見て歩き』としてアップいたしましたが、今日で万博終幕いたしました。
もうこれに書き込むことはありません。
でも折角の足跡です。このまま愛・地球博の思い出として残しておきたいと思います。
暇なときにまた生きている間は、時々覗いてみたいと思っています。

2005/9/25 PM10:00

                                     

2005/04/11 25.1℃ 曇り 入場者数 52,972人

待ちに待った万博開催。
パビリオンの予約をとり、てぐすね引いてこの日を待つ。
朝一の到着は無理なので、午後から出かけて夕方人が空く時間を狙う。

思惑通り、夕方4時近くには大体のパビリオンは待ち時間が10〜30分程度になった。
待ち期間10分と表示されたJR東海のパビリオン・予約はしてあったが、予約時間前に入れたワンダーランドサーカス館と矢継ぎ早に見て、5時前愛・地球博広場へ。

愛・地球博広場では石井竜也総合プロデュースによる『精霊たちの森林舞踏会』というショーが始まっていた。
広々とした広場で繰り広げられるショウに見入ること30分。

グローバルハウスの整理券配布の時間が近くなったので、整理券をとりにグローバルハウスへ。
5時30分の予約券をゲット、すぐ入場となる。

NHKの600インチのスーパーハイビジョンで、待っている自分がが映し出されたり、日本の美しい自然のすばらしい映像を楽しみながら、つぎの展示場へ。
これに続くNHKスタジオでは、おりしも夕方の万博情報の生放送意中。毎晩テレビで見ている石井アナの美しい素顔に触れることができ感激だった。

マンモスは感動ものだった。ここにあるのが氷河期の動物とはとても思えない。
昨日までそこ・ここを歩いていたような錯覚に陥る。

快い感動に浸りながら外に・・・
ここには入ったときとはまったく様子を異にした世界があった。日はすっかり暮れて、照明に照らされた世界が広がって居た。

さっそく夜がいいと聞いていた名古屋市のパビリオン、大地の塔へ。
思わず独り言を発した。
『すばらしい!!!』、1200枚余の切り絵で作られた切り絵灯篭に囲まれたパビリオンが、美しく浮かび上がっていた。ヤッパリここは夜がいいと、思わず叫んでしまった。

この後一人で寂しく夕食をとって、三井東芝館・夢見る山と観覧し、帰途についたのは8時を少し回った頃だった。
会場では、歩道はすべて木とか、木のチップが固めた物でできていて、とっても歩きやすく,疲れもほとんど無かったのがとても嬉しかった



2005/04/12 
12.2℃ 雨 入場者数 53,668人

二日続けての万博見物。といってもこの日は、八王子から来られた主人のお友達の案内役だ。あいにく雨になってしまったので、会場までご案内することに・・・
北ゲートから、キッコラゴンドラに乗ってグローバルコモン4へ。ヨーロッパ方面のパビリオンが集まるところだ

案内役はここまで、ここでまた昨日乗れなかったIMTSという乗り物に乗って北ゲートへ。
ここまでキッコロ君が間違いなく送ってくれた。有難う!

今日はこのまま帰ろうか、いや折角来たのだから一つくらいはということで、ヤッパリ待ち時間が少ないガスパビリオンのマジックショーを見て、4時半頃帰途につく。

ちなみに、昨日・今日と見たパビリオンは、コンピューター予約が取れなかったところばかり。ヤッパリ夕方の人が少なくなったときを狙うがベターなようだ。


2005/04/25 23.3℃ 晴 入場者数 88,614人

急に主人が万博を見に行こうかと言い出した。妹も夫婦で参加したいとのことで、今回は一人旅ではなくて、団体さんと相成った。案内役はもちろん私。
例によって午後からからでかけた。名古屋駅13時22分発のエキスポシャトルは、貸切同然だった。10両編成に数十人の乗客で申し訳ないほどだった。会場到着は2時半、北ゲート付近は相当な混雑だった。

混雑を避けて、キッコロゴンドラでグローバルコモン4へ到着。ここはまだ北ゲート付近に比較して人は少なかった。
とりあえず、北欧、東欧など個性豊かなヨーロッパの国が出展しているこのコーナー回ることにして、ウクライナ・リトアニア・ロシア・イギリス・スイス・オランダ・オーストリア・チェコ・ルーマニア・のパビリオンを足早に回った。

ロシア館ではマンモス成獣の原寸骨格の標本が印象的だった
またスイス館ではアルプスの山並をバックに記念写真を撮ってきた。
オランダ館では、床に映し出される映像に迫力があって、波の場面など自分が波にさらわれそうな錯覚に陥った。外にはオランダらしくチューリップがきれいだった。
オーストリア館では待っている間にダンスの相手をしてくれたり、中ではそり遊びのコーナーが有ったり、売店のカウンターや壁面が氷でできていて面白かった。
リトアニア館ではフィルムをイメージした斬新な方法で映像を展示してあって、デザイン的にはとっても興味があった。
ベルギー館では美味しそうなワッフルの匂いが、空いたおなかを刺激してたまらなかったが、行列ができていて買うことができなかった。こうなるとどうしても食べたくなるのが人情だ。今度は一人できて絶対食べるぞと思った。

こうしている間に6時そろそろ食事の時間がやってきた。
男の人がいるとその意見に従うのが我が家の常識だ。やはり外国のものは駄目ということで、味噌カツドンにミニきしめんのセットで落着。
なぜここまで来て味噌カツドンなの?とすこし不満があったがおなかは満足したようだ。
ここまでの間に、29日の出展に準備された、『尾張津島天王祭り』のための舟をかきつばた池で発見、懐かしさを感じて思わず成功を祈った。
そろそろ7時を回るころ、企業パビリオンに到着、日中の賑わいはすっかり影を潜め、大して並ばなくても見られるパビリオンが目に付きだした。
主人は当然ふるさとのJR東海のパビリオンが見たいと言い出した。私はもう見ているので・・・と思ったが、ヤッパリここも従わざるを得ない。都合よくすぐの入場となり、30分ほどで終了、もう一つお隣のワンダーランド電力館を。ここも2度目ながら付き合って、出口付近で何時撮られたか判らないスナップ写真を、最初は聞いていてもキャッチできなかったが、今回はカメラに収めることができた。

そしてここを出たのはちょうど午後8時、乗り物が空いている間の帰宅となる。今日も、結構効率よく回って来られたと思った。

マンモス成獣の標本 スイスで記念撮影 オランダ館の
チューリップ
出を待つ祭り舟 スナップ写真
キャッチ


2005/05/02
 30.6℃ 晴 入場者数 113,801人

今日は埼玉から帰郷中の、甥一家の案内役での万博見物だった。
1歳半の幼児を連れての行動は、ヤッパリ自由が利かない。
ゴールデンウイーク中の平日であったが、相当な人出であった。嫁の希望でヨーロッパのパビリオンを回ることにした。キッコロゴンゴラに20分待ちで乗って、今日もまた空中散歩。
待たされたおかげで一つ得をした。
JR往復切符を持っていれば、600円のところが400円に割引になるということがわかって、3人で600円得をしたことに。
グローバルコモン3も結構混雑で、人気のフランス・ドイツ・イタリーなどはすべて待ち期間が1時間から2時間。
ここは諦め、ヨルダンで死海の体験を見物して、チュニジア館では雰囲気につれられてお茶タイム、ブルガリア館では、バラのヨーグルトに舌鼓。嫁は世界旅行ができたような気分だと、大喜びだった。
子供づれでは動きもままならないが、孫のベビーカーのおかげで、ギリシャ館では車椅子扱いをしてくれて、待ち時間無しで見てこられたのは、ちょっとした役得かな?

子供づれの見学だったので、碌に写真も取れなかったのが残念だった。
北ゲートでお出迎えの案内ロボット。
展示は毎時正時から30分
死海の浮き身体験。
2階からの見学
トルコ館の
美人案内ガール
バラのヨーグルト。バラは食用らしいが硬くてとても。



2005/05/10 27.3℃ 晴 入場者数 92,785人

エキスポドームで今日開催の「ジャパン・ラブリバーコンサート」の観覧予約をはがき応募したところ、当たってしまった。なので、今日もまた万博に出かけることになった。
ところが今日は女学校のクラス会と重なっていたのをうっかりしていた。クラス会も出たいし、やむなく掛け持ちでの会場入りとなった。
クラス会を終えて会場に到着したのはちょうど三時前。北ゲートには案内ロボットがお出ましの時間だ。さっそく列に並んで案内をしてもらうことになった。
4ヶ国語をこなせる才女ながら、私は日本語だけでのお相手だった。
さっそく今日行くエキスポドームの事を聞いてみた。結構よくわかるように説明してくれた。

コンサートは5時半の開演だ。2時間ほど時間が有るが、待ち時間が長いパビリオンは到底無理。
ドームまでの道すがら、空いていそうな外国館を選んで入ってみた。

まずグローバルコモン2のカナダ館、ここは10分待ちで観覧時間は20分ほど、合計30分。
これなら余裕と入ってみた。
入り口で、テレビを背負ったスタッフが案内していた。
会場はヤッパリここも映像であったが、他とはチョッと趣をことにして、カナダらしい演出であった。

ここを出てまだすこし時間が有りそうなので、グローバルコモン3のイタリア館に行ってみた。ここも10分待ちで入館できた。
入館してまず目にした光景は地中海を髣髴とさせる水の演出。中央ホールでは1998年シチリア島沖で漁船によって引き上げられたという古代ギリシャのブロンズ像「踊るサテュロス」を見ることができた。この像が国外に出たのは初めてだそうだ。

まだすこし時間が有るようだったが、決められた時間までにと思うと、気が急いてパビリオンを回る気にもなれないし、まあ今日は天気がいいことだし、すこしゆっくり景色でも楽しもうと、グローバルループ上を散歩した。

コンサートは、『日本の川の自然保護に努力している、自然保護団体を支援するチャリティーコンサート』で、NHKの放送の収録があるとかで、NHKの宮本アナとゲストとのトークショウもあり、豪華な出演者も目の当たりにして、まずまず満足だった。

その後、グローバルハウスを7時30分から予約の妹を待つ間、しばし夜景を楽しみながら、帰り際にオーストラリア館でオパールのアクセサリーをウインドウショッピング、すこし寒くなった夜風を避けるように帰途に着いた。
グローバルループから北ゲート付近を望む テレビを背負って、案内役を務める
カナダ館のスタッフ
イタリア館の展示の目玉
『踊るサテュロス』
のパプリカ
本物は撮影禁止
イタリア館で展示されている、モザイク人形 大地の塔から長久手日本館を望む
PM7:30



2005/05/16 28.8℃ 晴 入場者数 105,603人

今回初めてパビリオン予約が取れての万博見物となった。
今回は店のスタッフの慰安会をかねての見物である。例によって午後からの見物となる.

会場到着は2時、ちょうど北ゲートには案内ロボットが出迎えてくれた。
パビリオンの予約は、4時長久手日本館、7時日立グループ館、その間を縫っての見物を如何に有効にこなそうか、頭をひねりながらまずキッコらゴンドラで南まで移動。
初めてのスタッフは空中散歩に歓声を上げていた。

ここはすこしは空いているかと思いきや予想以上の人にびっくり、それでもポーランド館、イギリス館と、待ち時間が少なくて見ごたえがあるパビリオンを選んで見て回った。
その後長久手愛知県館では、地球環境の悪化を訴えるショウを見た。ここも待ち時間はなし。
地球環境を守らなければいけないことを、結構愉しく面白く見せてくれ、子孫のためにはなんとしても環境破壊を食い止めなければと思いを新たにした。

そのうちに予約時間も近づき、日本ゾーンへ移動。
日本館では、70分待ちの長蛇の列を横目に、待ち時間なしで入館、おまけに別の入り口から専属の案内がついて、少々良い気分が味わえた。
この入り口は総ヒノキ作りで、真新しいヒノキの匂いに感激しながら一般入場者に合流。
今日ほどパソコンのありがたさを痛感したことは無かった。
日本館では“20世紀の豊かさから21世紀の豊かさへ”をテーマに我々が育った時代を懐かしく見ることができた。

ここを出てそろそろ5時、津島を出発前の早い昼食だったので、すこし早め目ながら夕食をとる事にした。
鯉の池のほとりのレストランは空いていた。
バルコニー席も空いていたのでそこで席を取り、夕日に浮かぶ会場を見渡し、さわやかな風に当たりながらの食事はまた格別であった。

ここを出たのが5時半頃、駄目もとと思いマンモスの観覧ができるか確認してみた。
するとラッキーなことに、マンモスだけなら今すぐOKということで、簡単にマンモス見物もできてしまった。

あと一時間すこし残っている。
企業パビリオンゾーンまで近づくようにと、思い立ったのはグローバルコモン2のアメリカ館。
夕方なので思惑通りここも空いていて、待ち時間はほとんど無くて入館できた。
ただアメリカだけに、ここでは入り口で持ち物のチェックがあったのにはびっくりした。
ショーは、雷から電気を取り出した発明家であり、企業家、開拓家、そして創始の父として知られるベンジャミン・フランクリンの生誕300年を記念して、彼をホストとしてパビリオンの展示を紹介していた。

彼が発明した電気が、今は如何に使われているか、発明当事との比較など有って、とても愉しいショーであった。

ここを出て残り30分、まだどこか見られると思い、待ち時間5分のカナダ館へ。
カナダ館はもう前回見ていたが、初めてのスタッフのためにもう一度付き合った。

ここを出て日立館に直行。
やはり予約があるので、待ち時間無しの入館だった。
日立館は人気No1のパビリオンだけあって、一般の人はこの時間で120分待ち。
ここも予約のありがたさを実感し、ブロードバンド時代に対応した映像処理技術などのITによって、絶滅の危機に瀕する希少動物を、映像上で紹介していた。またライドに乗って希少動物たちとのふれあいの時間は、本当に愉しい経験だった。

ポーランド館の藤でできた建物の一部 イギリス館の庭 アメリカの
火星探査機
グローバルハウス
裏のみどりの壁
夕日に浮かぶ会場


2005/05/30 24.1℃ 曇り時々雨 入場者数 125,982人

今日は7度目の万博行きとなった。例によって午前中のスケジュールをこなして、午後からの出発だ。
今回始めて瀬戸会場から入ってみた。JRエキスポシャトルで万博八草まで、ここからはシャトルバスで、瀬戸会場まで直行だった。時間が時間だけに乗り物は空いていた。
瀬戸会場もゆったりした感じで、長久手会場とは趣がぜんぜん違っていた。

今日の目的は、『みんなで手作り布ぞうり』コーナーで布ぞうりを作ることを体験したかった
ところが体験コーナーは、9時半頃で定員オーバーとのことで、見学だけになってしまった。

あなたと共に『紡ぎのコミュニケーション』では遠足の生徒さんたちが機織りに挑戦していた。
みんなとっても愉しそうだったのが印象的だった。
わっわれの年代には、子供のころ母や祖母が織っていたのを、懐かしく思い出すきっかけになった。

瀬戸日本館の予約が15時50分にとってあったので、その前にすぐ入れるという愛知県館で、海上の森について愉しく勉強することが出来た。
ギャラリーでは地元小学校からの出展作品を見つけたり、市民参加の万博を肌で感じ取ることが出来た。

又日本館では地元アーティストたちのパフォーマンスで、自然とのつながりを実感しながら懐かしい記憶を呼び戻すことが出来た。

ここを出て5時すこし前、そろそろおなかも空いてきたので、知人お勧めのレストラン『
nana』で食事をすることにした。
ここは珍しく和食のバイキングの店で、着いた頃には2時過ぎだというのにまだ待つ人の列があった。
でもこの時間になると、さすが空き始めていた。ラストオーダーは5時、瀬戸海上は6時閉館である。
シルバーの特権でシルバー料金でのオーダーとなる。でもお勧めどおりとっても美味しかったので、一人前以上食べてしまったような気がして、すこし悪いなと思った。


すこし前から小雨も降り始めたので、モリゾウゴンドラに乗って、長久手会場へ移動することに・・・
長久手会場は瀬戸会場と違って相当混雑していた。
ヨルダンでの浮き身体験がしたいという、孫のためにヨルダン館まで移動。
予約の条件を聞いて帰ることにした。
やはり中学生以上の泳げることが条件で、小学生の孫では無理とのことだった。

帰り道まだすこし早そうなので、クロアチア館20分待ち、JR東海超伝導ラボ15分待ちを見て北ゲート着7時30分。
今日はすこし早めに帰宅と思いきや、帰る人でリニモの駅で20分待ちだった。
今までより早い時間なのに、待たされるとは・・・
今日は人が多かったんだろうと、又雨なので帰りを急ぐ人が多かったんだろうとか、勝手に想像しながら、すっかり疲れ果てて帰途に着いた。

かやぶき屋根の
ウェルカムハウス
屋根の厚みは80cm
ゲートから会場広場への通路
木の香も新しい
紡ぎのコミュニケーションで体験する
小学生
みんなで手作り布ぞうりで体験して布ぞうりが出来上がる 長久手会場へ
移動のゴンドラ



2005/07/04
 25.4℃ 雨 入場者数 82,567人

先回の万博見物は、スケジュールの無理がたたって、体調を壊してしまったのでアップすることが出来なくて、今回は9度目の見物となる。
今回は妹を伴っての見物だった。
折角行くのだからと予約に挑戦、かろうじてマンモス展示のグローバルハウスと、長久手日本館を一人分だけゲットできた。

朝から大雨注意報が出た大荒れの天気に、出鼻をくじかれた感じではあったが、初めての妹の熱意に動かされての出かけとなった。
それでもスーパーばーちゃんは“自称晴れ女”それを信じてだかけたのだが・・・

今日は万博入場者1000万人達成で、250万相当のダイヤが当たるということだったので、すこしは期待して出かけた。
スーパーばーちゃん は結構籤運はいいほうだ。
下3桁の数字が発表されている掲示板と、入場券番号を見比べ、後はご想像のとおり・・・
でも記念すべきこの日の入場者の一人になれたことに、大いに満足感を味わった。

瀬戸会場から入って、お気に入りの和食レストラン“Na菜Na”で早めの昼食を済ませ、瀬戸愛知県館・瀬戸日本館を再度妹に付き合って見物、ゴンドラで長久手会場へ移動。
雨だというのに長久手会場は結構込んでいた。

2時の予約と5時の予約の間、グローバルコモン6を見物、シンガポール館ではパイナップルフルーツに満足してまだすこし余裕があったのでグローバルコモン3へ移動、フランス、モロッコ、ヨルダンを見物してそろそろ時間に。

この頃から雨が激しくなりかかったので、ここが終わったら帰る予定であったが、企業館Aは夕方から空いてきていた。ほとんどのパビリオンは20分くらいの待ち時間で入れるとあって、やっぱり欲が出てきた。
初めての妹のために、JR超伝導リニア館・ワンダーサーカス電力館を1時間ほどで見物し、お互いに家に待つ旦那のことが気になりだして、7時半車上の人となった。

今日の収穫は、雨の日は夕方からの人出が少ないということが判たことだった。




2005/07/25 33.3℃ 曇りのち雨 入場者数 86,463人

今回も妹を誘っての万博見物だった。例によって午後からの出かけだった。
予約の出来るパビリオンは大体見終わっているので、映像が変わった“長久手日本館”と“グロウバルハウスオレンジ”を予約して出かけた。
ところがどちらも変わる前の映像が印象が強すぎて、今回が見劣りするような気がした。

そこでまだ見てない美濃和紙のあかりアート展へ行くことにした。
日本館を出たのが六時、まだチョッと早そうなので先に食事を済ませ日本庭園に向かった。
先に日本庭園をすこし見てからと思ったら、此処は6時で閉園だったが、美濃和紙のあかりアート展だけは開いていた。

美濃和紙の紙すきは、奈良時代以前からの伝統を誇る技術だそうで、昔ながらの手作業で紙すきされた美濃和紙を使って作られた作品の中でも、優秀作品30点余が園路沿いに展示されていた。日が落ちるにつれてその輝きを増し、バックの長久手愛知県館との調和もぴったりで、まさに幽玄の世界であった。
日本庭園をすこし見てみたかったが、六時閉園を知らなかったのが少し残念だった。

薄暮の長久手愛知県館
水に影を落として、
夕焼けも美しかった
ほとんど暗くなった会場
灯りが一段と輝きを増して・・・
作品3体
(三脚を持って行かなかったので、
残念ながらいい写真が取れなくて)


2005/8/8
 37.5℃ 晴 入場者数 128,664人 

待ちに待った孫たちとの万博見物だ。昨夜は子供の遠足と同じで少しも眠られなかった。朝も早くから目が覚めて張り切って準備にかかった。
予定を早めて家を8時に出発した。名鉄津島駅から地下鉄・リニモと乗りついて、北ゲートに到着したのが10時前、11時に日立館がとってあったのでゆとりの到着と思ったが、ここで待たされること30分、暑さで入場までにすっかり疲れてしまった。孫たちは元気いっぱいで、ついて歩くのが精一杯だった。
予定通り日立館の見物を終えてちょうどお昼、企業パビリオンは相当な混雑だったので、携帯で調べた情報を元に、孫たちの希望もあってモリコロメッセに向かう。
ここは情報どおりまだすいていた。
ちょうど科学技術体験イベントを開催中で“空気砲”の原理の説明や風船を使った科学的な実験に孫たちは目を輝かせていた。
その後簡単な科学を応用した玩具作りを体験して、とっても満足そうだった。

ここを出てそろそろ腹ごしらえということで、グローバルコモン6に向かった。ここはやっぱりまだ相当混雑していた。焼いたおせんべいのようなものにカレーをつけて食べる・・・これの名前も忘れてしまったが、それでも少しおなかの足しになって、暑い中を南太平洋の暑い国々を見て回った。

そうこうしている間にちょうどワンダーサーカス間の予約時間に・・・
ここは予想通り孫たちは大喜びだった。
終わって混雑を避けようとワンダーサーカス館の裏から“IMTS"でグロウバルコモン3に移動。
予想通りここは静かだった。
私はここはもう見物済みであったが、姪たちは初めてということで、一通り見物することができた。

孫たちは来たときからゴンドラに乗りたいといっていたが、今までの時間は待ち時間が長かったので、この時間まで待たせてあった。
ここも予想通り待ち時間なしで乗ることができ、北ゲートに移動。
北ゲート付近は6時を回っているというのにまだ込んでいた。
ここでも何かわからないもので夕飯の腹ごしらえ、姪たちはまだ見てないパビリオンを回るといって出て行った。
私は少し疲れてきたので、ソファーに腰を下ろし、荷物の番をしながら一服してしまった。
やっぱり若い者たちには就いていけないという実感を認めざるを得なくなった。
そろそろ7時半鯉の池のショーを見ようとセンターゾーンに移動。もちろん観覧席は満席で立ち見であったが、さまざまに変わるショーの演出に感心しながら、帰り時間が気になりだして途中から西ゲートに向かい、地下鉄藤ヶ丘駅までタクシーで・・・と言うことにして短時間での帰宅となった。

空気砲の実験のパフォーマンス 玩具作りに挑戦する孫たち 世界最大のヒスイ
の原石
ニュージーランド館
IMTSでモリゾウと
一緒の孫たち
とってもうれしそう!


2005/8/25
 
33.1℃ 曇 入場者数 85,089人

昨日から台風の進路が気にかかっていた。夕方にかけて東海地方に上陸の恐れありとニュースは報じていた。
それでも折角取れている日立館の予約を反古にすることも忍びなく、思い切って出かけることにして10時前家を出る。
時間が遅めなので藤が丘経由で会場入り・・・予想通り電車はすいていた。
本来ならば、瀬戸会場へ入って、モリゾウゴンドラで長久手会場に移動する予定だったが、台風に備えてゴンゴラは動いていなかったので、北ゲートから入った。
孫もじいちゃんも、モリゾウゴンドラにはまだのったことがないので、これに乗れなかったのがとても残念そうだった。
台風の影響か会場は意外とすいていた。孫たちの希望でロボットステーションに向かう。
ここではさまざまなロボットが、いろいろな動きをしていた。中でも人気は“POPERO”と呼ばれる子供相手のロボットだった。人が少ないだけ触る機会も長かったので孫たちは大喜びだった。

ここで軽い昼食を済ませ、グローバルコモン6のシンガポール館に行くことにした。途中警護のおまわりさんらしき人が多く見られたので、どなたか皇族でもお越しかなと思いながらシンガポール館へ・・・
空いている!!
やっぱり皇太子様がお越しだったのである。
待ち時間はほとんどなかったが、待つ間に迎えのマレーシア館にお入りになる殿下を、目の当たりにして感激だった。あまりとっさの出来事に写真が取られなかったのは非常に惜しかった。

ここを出て予約がとってあった“グローバルハウスオレンジ”でハイビジョンシアターを楽しみ、展示物にも感動しながら、お目当てのマンモスを見て、そろそろじいちゃんも疲れてが出てきたようなので、少しはやめの夕食にした。

この頃から少し雨がぱらつきだしたものの、風はさほどではなく6時予約の日立館を10分ほど早めに入れていただき、雨風がきつくならないうちにと、北ゲートから帰途に着く。

台風の日は心配なこともあるが、人は少なく日照もないので楽に見物できてよかったなと思った。
ただ途中台風が直撃ということにでもなれば、孫を連れていたので大変だったろうと思った。
モリゾウに会えて
大喜びの
孫とじいちゃん
モリコロの移動に
ついて歩く孫たち
トルコアイスの
スタッフのパフォーマンスにうれしそう
PAPEROと遊ぶ孫たち


2005/9/12 33.0℃ 晴 入場者数 197,408人

万博も残すところあと2週間、そうなると折角のお休みなので出かけないわけには行かない。
午前中のパソコン教室のボランティアを終えて、11時の入場者数をHPで確認してみた。
11時で11万余の入場者との発表だった。それでも会期はあと少し、見落としたエジブト館だけは絶対に見ておきたかったので、思い切って出かけてみた。
時間が時間だけに乗り物は空いていた。
ところが会場についてびっくり、北ゲート付近は人・人・人であふれかえっていた。

それでも来た以上は、目的のエジブト館だけは見て帰ろうと、IMTSで西ゲートまで移動、いつもなら空いているグローバルコモン5付近も、人であふれかえっていた。
まだ見てなかったアフリカ共同館に入ってみたものの、ここも人で動きが取れないほどだった。

ここはあきらめ、目的のエジブト館に向かう。
当然のことながら待ち時間は一時間ほどとのこと、それでもあきらめて並ぶことに決心した。
並んでいる間に、見知らぬ方とも楽しいお国話ができ、退屈しないうちに入館できた。
栄華を極めた古代エジブトの片鱗に触れることができ、大きな感動を覚えた。

明日はまた主人から行こうと誘われているので、あまり疲れてはいけないと思い、早めに切り上げようと5時過ぎ会場を後にした。
今日はエジブト館だけの見物だった。
世界最初の紙に、
手書きで書いた絵
ツタンカーメンの
黄金のマスク
(レプリカ)
ツタンカーメンの
黄金の棺の
頭の部分
棺に納められていた
ミイラ
ツタンカーメンの
黄金の玉座


2005/9/13
 37.5℃ 晴 入場者数 202,711人

昨日に続いて今日も万博へ行ってきた。
瀬戸会場が見たいという主人の希望もあって、JR・愛環と乗り継いで万博八草に到着、予想通の人出であった。
最所は、八草からシャトルバスで瀬戸会場へ入る予定であったが、瀬戸会場から長久手に移動するキッコラゴンドラの待ち時間のことを考えると、直接長久手会場に入った方がよさそうだとの判断から、混雑するリニモを避けて、シャトルバスで長久手へ向かった。
長久手会場の北ゲートは10分ほどで通過できた。
ところが、会場は大変な人で、とりあえず携帯電話の情報を頼りに30分待ちのアメリカ舘へ向かう。途中主人とはぐれそうになりながら、それでも無事到着。関西から来られている若いカップルの方と、万博談義で意気投合、楽しく待ち時間が送れたことが嬉しかった。

アメリカ館からメキシコ、ドミニカ、キューバと見学、どこも人の波でゆっくり見る事もできなかった。
私はもう見たところなので、それでもまだ見てない部分もあって結構楽しいのだが、人の波と暑さに酔ってしまって早々にパビリオンを抜け出した。
ドミカ舘で軽い昼食を済ませ、グローバルループを散策しながら、日本ゾーンへ。
ここはもっと多い人でごった返していた。
愛知県館が比較的空いているので行ってみた。
此処は50分待ちだったのでとりあえず並んでみた。
ちょうど前のお祭り広場では、結婚式が行われていたが、遠めに見ているだけでは何の結婚式かもわからなかった。
帰って翌朝の新聞で、国際結婚される方から、公募で選ばれた方々の結婚式だったとわかった。

此処を出たころから主人の疲れが目立ち始めたので、今日の目的の瀬戸会場に移動するモリゾウゴンドラに乗るべく北ゲートに移動、30分ほど待ってゴンドラの人となることができた。
瀬戸会場はパビリオンが5時に閉館になるので、4時を回るとゴンドラも待ち時間が短くなるのは計算済みだった。
ゴンドラから降りた会場は、人もまばらでとっても静かだった。
静かな会場を見回していたら、今まで見たこともないオブジェが目に付いた。
平和を願う人々の心を30万本のペンに 託して作られた『平和行進曲U 知恵の門』と名づけられたオブジェだった。
またこのオブジェは、万博閉会後の引き取れてをさがしているとのことで、早く見つかればいいがと心から願っている。
知恵の門 オブジェの一部
ペンがこのようにして作られている
オブジェの引き取り手を捜すたて看板



2005/9/19
  36.3℃ 晴 入場者数 222,935人

思い切って行ってきた。
会期末で混雑することはわかっていたが、孫たちから誘われると行かざるをえない。
今日はマイカーで送ってくれるということで、早朝6時半に家を出た。
渋滞の情報で心配したが、割合スムースに西ゲートに到着出来た。

此処からが大変だった。
待つこと2時間やっと入場、会場内は朝が早いこともあって、割合空いていた。
空いている間に姪たちがまだ見てないグローバルコモン3に向かう。
ドイツ館はもう入場制限で並ぶことも出来ない。
そこで待ち時間が比較的少ないイタリア、クロアチア、ヨルダン等矢継早に見て回る。

その後アフリカ共同舘、孫の希望でエジブト館を、もうこの頃には此処も一時間お待ち時間に。
昼食もゆっくり取れないまま、これまた孫にねだられてアメリカ館へ。
どこも駆け足の見物であった。
夕方遅くなっては帰り時間が心配になってきたので、5時過ぎ空き始めたモリゾウゴンドラで瀬戸会場へ。
6時閉館の瀬戸会場は、長久手会場の喧騒がうそのような静けさであった。

此処から八草へシャトルバス、リニモで藤が丘という経路で帰途に着いた。
もう万博も最後かと思うと、リニモから眺める会場の夜景が、ことのほかきれいだった。
今日は万博見物が目的ではなく、長い間楽しませてもらった会場に別れをつげに行ってきた。

万博に燃えた熱い半年が今日で終わった。


気温は会場の最高気温(愛・地球博のホームページより)
入場者数は万博協会の発表による