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仮面ライダー響鬼 〜もう一つの結末・引き継ぐ鬼〜

ある平原…
そこは何の聞こえない途方のない地であった
あるのは巨大な鬼岩らしきものだけ
そこにはなぜか和服の男女がいる
上空には先ほど集められた魔の気だ
そして、すぐさまその鬼岩に勢いよく向かってきた
轟音とともに落下する魔の気…

男「つ…遂に来る…」
女「…」
そしてそこから出てきたものは
白い鬣、鋭い角、そして何人をも
飲み込む大きな口…牙…

一方たちばなでは…

モアモア…と
今までよりも急ぎ足で
帰ってきたDAリョクオオザルがヒビキの元へ
早速モニターに確認すると
そこには、巨大な竜らしきものが
火球を吐き街を焼き尽くしている
巨大な尻尾で街を壊している
これはもうただの魔化魍レベルではない!

トドロキ「これがオロチ…」
イブキも動揺が隠せなかった

勢地郎「最悪の事態となってしまった」

ヒビキはすくっと立ち上がった
ヒビキ「皆、これがほんとに命を賭けた戦いかもしれない
明日夢、京介…いいか?」
京介「う…うん」

明日夢も京介に釣られるように頷いた
イブキ「覚悟は出来ています」
日菜佳「トドロキく〜ん」
トドロキ「わかってるっす、これが終われば…」
香須実「イブキ君、死なないでね…」

ヒビキ、イブキ、トドロキは早速戦地へ!

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