155.霊仙山 1084m
醒ヶ井養鱒場−登山口−汗拭き峠−五合目見晴台−7合目お猿岩−八合目お虎が池−経塚山(北霊仙山)−
−−霊仙山(三角点)1084m 樽ケ畑道 往復 歩行時間約 6時間 歩行距離約 15km
霊仙山は南北に60kmに及ぶ鈴鹿山地の山の中で、最大級の山域を持つ山で、頂上も四つ以上ある広大な山で遮るもののない素晴らしい展望だ。南は藤原〜御池〜鈴北〜鈴ケ岳。手前には烏帽子〜三国、高室、鍋尻山。北には伊吹山から琵琶湖までが眺められる。
経塚山(北霊仙山)1040mから霊仙山の眺め 左最高点1098m 中霊仙山頂上1084m
スタート 醒ヶ井あ養鱒場 am9:25
中村トレッキング5月例会
CL,SLも都合悪く欠席 男子1名・女性4名の5名の山行
JR醒ヶ井からは米原からタクシ−を呼ぶ。5人相乗り
登山者は招かれざる客なのか、運転手の不機嫌さには閉口。
登山口まではタクシーは行けないと断られて、歩くことになる1時間のロス
登山口 am10:20
登山道入口 大きな案内図もわかりやすく
設置されています。
緩やかな山道脇に樽ケ畑廃村跡を見ながら進む。
山小屋 かなや 無人飲料販売 一合目
ビールなども谷川の水で冷やして、料金は竹筒へ、今時良心的な・・・
帰路はここで一服して咽を潤した。
汗拭き峠 am10:45
一汗かいたが、登りはこれから。
新緑の中をジグザグに高度を上げて、所々にロープの設置された急な道もあり、足場は比較的良いが岩場もあり足元に注意しながら慎重に距離をかせぐ。
途中に西方に開けた部分もあるが、撮影するゆとりはなく、ひたすら前を見て高度を上げる。
お猿岩 七合目 笹原にでて視界が開けるも余裕なく通過
右手に霊仙山が姿を現してきた。
見晴台 五合目 am11:20
期待ほど眺めはよくない、 一息入れて、上を目指す。
お虎が池 八合目 am11:50
小さな鳥居があり、琵琶湖の形をした小さな池で、水草も生えて、おたまじゃくしが群れていた。夏はオニヤンマやトンボの楽園とか。
一息入れたら、なだらかな笹の斜面に切り開かれた道を気分良く登っていくと、柏原谷山谷登山道との合流点 経塚山
傾斜も緩やかになり、笹原が広がり南に北霊仙山から霊仙山に続く丘のような隆起、西に琵琶湖や比良の山を展望が霞んで見える。
経塚山 (北霊仙山) 1040m pm 0:30
笹の薄い裸地に、白い露岩が一面に散在する異様な光景を見せるが、ここからの眺めは360度遮るものはない。
霊仙山頂上 1084m 三角点 pm1:00
記念写真 グループ登山で2組山上で
笹原を15分ほどで最高点霊仙山の分岐、分岐から最高点までは往復25分程度、帰りバス時間が気になり、眺めるだけで霊仙山山頂に向かう。
経塚山 カレンフェルト(墓石石灰岩)が点在する台地。
下山スタート pm1:30
最終バス時間 pm5:08 を念頭に元の道を下る。谷山谷コースや、JR柏原駅への登山道があるが、往路の樽ケ畑道よりも長い行程のため断念。いつかの日に。
ハードな山行でしたが、山の姿は雄大で眺めが良く、鈴鹿山系では名高く登山者も多い霊仙山を達成。
40年以上前の記憶は全くなく、あの頃のキツイ山(柏原コース往復)をおぼろげに思い出して居る。
三年程前このグループが、日の短い秋に樽ケ畑道〜谷山谷コースで途中暗くなり、町の役場へ応援を頼んだとの話を聞き、今日はおおいに緊張して女性4名を同行無事下山できました。達成感100%の山行でした。
皆さんお元気です。オツカレサマでした。