160.小浜〜天橋立〜伊根舟屋〜出石 の旅 (寺めぐり編)

07.07.06〜08  走行距離 約700km

梅雨の時期に丹後半島への旅行?人に笑われそうな計画をたてる。降水確率は 0、30、50% 傘は忘れずに積み込んで出発。
   7月6日 愛西市−名神大垣IC−北陸道木之元IC−R303高島市マキノ町−小浜市−舞鶴若狭道−綾部宮津道−宮津IC
   7月7日 宮津市−R178伊根町−豊岡市−宮津市
   7月8日 宮津市−綾部宮津道 大江IC−大江山鬼の里−大江IC−東舞鶴IC−R27−R303−木之元IC−−愛西市

滋賀県高島市マキノ町 メタセコイヤ並木
 急ぐ旅でなし昨年マイクロバスの車窓から眺めた景色を、再度見たいと少しの遠回りをして降りる。
「冬のソナタ」を思わせる景色とか、最近人気のスポットで、高島市の観光案内にも。
メタセコイヤの木が約3kmほど続く並木道で車の往来も少なく。カメラマンが多いとか。

秋の紅葉、冬の雪景色には観光客が多く、この日も近くのJR駅から丁度大勢のカメラマンがウオーキングを兼ねての撮影会らしい。

右 若狭神宮寺(小浜市)
奈良二月堂へお水送りの寺

良弁僧正はこの地の白石で生まれ、幼いころに大和で修行し奈良東大寺開山した。
さらに二月堂を建て、お水取り行法を始められた。その若狭井の水源が白石の鵜之瀬である。
毎年二月二日執り行われる。

井戸
ここから湧き出る水が鵜之瀬に注がれて地下水となり奈良へ送られる。

鵜之瀬
神宮寺から約2kmここで流すお水は10日後奈良に着く

天橋立 知恩寺 日本三大文殊
 本堂  知恵の文殊として参詣者も多い

山門 築240年

鉄湯船(鎌倉時代)
現在は手水鉢として使用されているが、本来湯船として寺院の寺僧の施浴に用いられた。湯船の内側に銘文が鋳出されており1290年の制作がわかる。成相寺にもある。

成相寺 西国二十八番札所
  開基 慶雲元年(704)真応上人

又のぞきの傘松公園からバスで7分ほど
勿論参詣道や乗用車で上がれる道もあります。

乗用車でパノラマ展望所までも上がれます。


平成の五重の塔や撞かずの鐘、鉄湯船や本堂中にある左甚五郎作の「間向きの龍」などが見所です。

宗鏡寺(すきょうじ)沢庵寺
 豊岡市出石町東条
沢庵和尚は天正元年(1573)出石城下に生まれ、幼少に宗鏡寺に入り得度、元和二年(1620)荒廃した宗鏡寺を中興、六年後山に小庵を結び閑寂の禅余の生活にはいる。多くの和尚の遺品が残されている。

 

沢庵和尚の墓

山門              小庵「投淵軒」

昌念寺
 豊岡市出石町魚屋
桂小五郎(木戸孝允)が京都で禁門の変で長州藩が敗れ朝敵の汚名を受けて、最初に潜伏した居跡です。ここは囲碁の会所で出石城下の町民が集まるところで、この後5箇所も潜居先を変えています。

現在の寺は訪れる人も少ないのか、観光客で賑う宗鏡寺の近くですがヒッソリとしていました。

松尾寺(まつのおてら) 西国二十九番札所
 京都府舞鶴市松尾532
本尊馬頭観世音 三十三霊場中唯一の観音像であり、農耕の守り仏、或いは牛馬畜産、車馬交通、更には競馬に因む信仰を広くあつめている。
JR松尾寺駅から約50分のハイキングコースで訪れる人も多い。