K-8

To                                                                 

フラメンコ レッスン 記



                           ↑ワハハハ これ 私;;;
                                                      



@ リズムになれる

とにかく 日本のリズムと違うのに 驚く。
歌とか盆踊りとかフォークダンスとか なんて 単純なモンじゃない!
強弱の ハクのとりかたが 全く違うので 頭じゃなく 耳と体でスペインの「のり」を 叩き込むしかない。
日本なら 
1、2、3、4、2ぃ2、3、4・・・ なんて単調な のりだけど・・・
フラメンコは
12 ・1・2・  ・4・5 ・ ・7・ ・ 9 ・10 ・11・12・・・ 
で 1コンパス 下線を 強く 打つわけです。(足とか 手で)
やってみると これが なかなか・・・ 
つくづく 日本人だなぁ と 妙に 実感しました。
このリズムが 体に 染み込むのに 1年 かかりました;;;

A 姿勢 T


とにかく 身体の真ん中に 串が ささってるような 気持ちで 立つ。踊る。
中心を ぶらさない!
腰 とくに 下腹部に 力を 入れて・・・お尻の穴を すぼめる って やつです。
これが なかなか できない・・・
「 nekoさん! おなか 出てるっ! へこめてっ! だからって お尻を 突き出さないっ! 」
「先生〜;;;お腹は はじめから お肉が あってぇ〜 へこみませ〜ん!」
「 腹筋に 力入れてっ! ケツの穴 閉めるっ!気を抜かないっ!はいっ 腹は 出ないっ!」
「・・・・;;;;・・・・」 「出てるっ!」 「;;;;;;」 「まだ 出てるっ!」 「;;;;;;」
これを 体得するのに 2年 かかりました;;;

B 姿勢 U

とにかく 真ん中に 串が 刺さった状態で・・・
肩を 上げずに 落として 背筋伸ばして 首伸ばして 腕を できるだけ 大きく 高く 上げる。
あごは 引いて 頭や腕を  空から 引っ張り上げられてるよな感じで
上体を 伸ばす。 決して 猫背に ならないように!
「nekoさん! 猫背! 腕 縮こまってるっ! 伸ばして!肩 上げない!上に 引っ張られるような感じ!」
「nekoさん! 伸ばしゃいいってもんじゃない! 空気を 抱く感じで! 指先まで 力 入れて!」
「肩が 一緒に あがってるし! あごも 上がってる! 腕の 内側に 力を 入れて!」
「背筋 伸ばして! あご 引いて! 肩 落として! 腕 高く 上げて! 曲げない! 伸ばしすぎ!」
「;;;;;?????;;;;;;」
これを 理解するのに 3年 かかりました;;;

C 姿勢 V

腰は、 足が どんな ステップを 踏もうとも 高さを 変えず ぶれない 振らない ついていかない。
少し 膝が 曲がるくらいの 位置に 常に キープする。
右足が 出ようが 左足が 上がろうが 蹴ろうが 回ろうが
腰の高さは 常に 一定! やっぱり 串刺しに されてる状態。
踏み込めば 反動で 腰が 上がるもの なのですが・・・
ひざの 屈伸だけで とめる。 腰を 上下 左右させない。
もちろん その上の 頭も 同じで・・・
とにかく 上下に 体を 刻まない!
やってみると・・・ できないですよ〜^^;
これを 体得するのに 4年 かかりました;;;

D 回転 T

その場で 回転・・・軸足に も一方の足を からめるように 後ろに付け
 くるっと 反動を つけて 元の位置まで ひねるような 感じで 回る。
もちろん ふらついたり 竜巻みたいに 斜めになったり しては いけない。
常に 床から出ている 垂直な串に まっすぐ 刺されてる感じで・・・
腕の反動と 足の 位置で 決まってしまう。
回りきれずに 270°で 終わってしまって 正面が 見れないってことも
しばしば たびたび ちょくちょく・・・
これ が 決めれるように なるのに 3年 かかりました;;;

E 回転 U

回転を 繰り返しながら 右に行き ターンして 左に 回転しながら 戻ってくる!
これは はっきりいって バレーとかのダンスや スケートを やってないと  難しい!
体中を 使って 進行方向に ぐっと 自然に 回ってゆけるように 反動を つける。 
手の 振りや開閉 も 重要だな・・・
で 視線 は 常に 進行方向! 一点の 定めたら いつも そこに目線が行くように
身体が 後ろを 向いた時も 身体より先に 頭を エイッと 回し 目線を 定める。
その時 目は 開いたまま! 瞬時に 進行方向上の 定めた 一点に視線を 戻す。 
その繰り返しで 数回転 一直線上を 美しく 華麗に 回りながら 進む・・・わけだが・・・
理屈でなく かなり  目が 回る! 正しく やれば そんなことは ないんだけど
とにかく 目が あとから ついてくるから 繰り返すと くらくらふらふら・・・
一直線上を 移動しなきゃいけないのに 脱線 ばっかり
前後左右の生徒同士 ぶつかるぶつかる;;; あげくに 方向感覚なくなってきて
自分だけ 進行方向 逆に なってたりする;;;
垂直串刺し状態なんか てんで キープできない!
でも これが 決まると 実に 美しい!
スカートの 裾は 常に 大きく 開き 波うち フワフワ クルクル〜
「ああ 私は ダンサー!」って 気分に どっぷり 浸れること間違いなし。
だが ・・・これは いまだ・・・しっかり 体得 できていない;;;
ひそかに いつでも どこでも 練習を していたりするんだが・・・

 
つづく




※ レッスンは 大鏡の前で 20人くらいが ぶつからないように 気をつけながら
前で お手本を 踊る先生と 鏡に 映る 我が身とを 見比べつつ 真剣に踊ります。 
ステップのひとつも間違わないように 忘れないように 必死に 目と耳と頭を 使います。
終わると もう 汗 だく;;;心臓 バクバク;;;脳みそ ビンビン;;;

ちなみに レッスン中 私は いつも 先生の 真後ろに 陣取ります。 
先生の 踊りと 自分の踊りが 同時に 確認でき 修正しやすい位置です。
これは 実は すごいこと なんです。そうとう 根性が いります。
ま 覚えるには いいんですが・・・
その位置こそは つまり 先生からも 一番 見えるわけで・・・
とにかく レッスン中 ゲキを 飛ばされる(怒鳴られる)のは
だんとつ 私が トップ です! なんたって センター とってますから!ハハハ;;;
で これが ほんと 精神的に かなり つらいし けっこう めげるし 落ち込む・・・
が なんと言っても 上達への 近道! 
どうせ 同じ月謝なら 先生に みてもらった方が いいし、声を かけてもらった ほうが うれしい。
ましてや 適切な注意や アドバイス を 直で いただけるんだから!
恥ずかしいとか 怒られるとか あがるとか すみっこでいいの なんてことを 言っていては いけない!
1時間を 有効に 使わなければ  もったいないのであります。

にしても 私ったら 打たれ強く 見えるのか・・・ほんとに へたっぴだからか・・・
とにかく みなの 代表で 注意を されてるよな・・・

でも けっして めげない!
『 ま 素質がなきゃ ああも 注意されない! わな 』・・・とか
『 しかられるうちが 花・・・親心・・・先生心 だって・・・』
・・・ なんて いいように 解釈するように しています。
けっして あきれられてる とか ばかにされてるとか 嫌われてるとか・・・ 
なんてふうには 受けとっては いけないのであります。
いや 内心 すぐ そんなふうに 受け取ってしまうんだけど・・・
即座に 心の中で  打ち消してます! 首を ぶんぶん 振りちぎって ・・・・
『 大丈夫 やれば できる!必ず できるようになる!ローマは一日にして成らず! 』 
 と 熱く 強く 自分に 言い聞かせ続け・・・

今日もまた 密かに 自宅レッスン 深夜の独習復習を 繰り返すのであります。



戻る