2008年コロネーションコーヒー日記
コロネーションコーヒー日記  吉田里美著
2007年12月27日(木)
コーヒー大好き ベートーヴェン


わたしが幼い頃、
ピアノの先生に
「あなたには ベートーヴェンが
似合っているわ」と、
お話していただいたことが

なつかしく思います。
   
コーヒーを通して、

改めて音楽を
見つめ直すことができ、
本当に
しあわせです。

2007年12月20日(木)
ホワイト クリスマス White Christmas


雪の華が見たい夜。

フレンチローストのコーヒーを飲みながら
この歌を口ずさむ。

優しさに包まれる
聖夜です。

2007年12月12日(水)
きよしこの夜


フィンランドログで過ごす
12月の静かな夜。

ゆったりとブルーのコーヒーカップと
一緒に過ごしています。

久しぶりに大好きな絵本を
読みましょう。
鈴の音や、
笑い声も聞こえてくるようです。
  

2007年11月28日(水)
コーヒーミルの歯


コーヒーミルを分解して
初めてわかる
粉砕の大切さ。

本当にバラバラにして
部品を手にした時の、
ミルの歯の存在感。
 
ミルの歯をブラッシングして
整えます。

一つ一つの経験が
茶色の情景になります。
   

2007年11月23日(金)
金色の街


色とりどりの枯葉や
歩く人たちを見ながら
通り沿いのカフェで飲む
カプチーノ。

わたしの頭の中の五線譜に
きれいな色の音符があります。

美しい秋の歌が生まれました。

 

2007年11月15日(木)
ALOHA OE   アロハ オエ


リリウオカラニ女王が作られた この名歌を聴きながら
角砂糖を入れて

わたしは一人 コーヒーを
いただきます。

2007年11月8日(木)
青春の輝き  
カーペンターズの名曲を
ピアノで弾くことで

生きる力が再び生まれます。

特に左手のアルペジオの清らかな流れが美しい

大切な時間です。
2007年10月25日(木)
Chim Chim Cheree チム チム チェリー


今日は焙煎機の煙突そうじの日です。

チムチムチェリーのメロディーを
歌いながら きれいにします。

顔も手もエプロンも靴も
コーヒー色に染まります。

焙煎室の床を掃いたほうきに乗って
お空を飛べるかな。
ハロウィーンには飛べそうです。

2007年10月19日(金)
新しい分野


野に咲くコスモスが
ゆらゆらと
風に揺れる姿に
秋の淑やかさを感じます。

ひと休みには
推理小説に挑戦です。
ブラックコーヒーとともに・・・

2007年10月10日(水)
夜と夢(シューベルト)に思いを寄せて


白い花咲く
ブラジルのコーヒー農園を
歩いてみたい。

雨よ
土に恵みをよろこびを

2007年9月27日(木)
コーヒールンバ MOLIENDO CAFE


10月1日は、コーヒーの日。
感謝の日です。

今までたくさんのお客様から
ご愛顧いただき
ありがとうございます。

コーヒーのお仕事を戴いて幸せです。
   
わたしの大切な19回目のコーヒーの日です。
 

2007年9月21日(金)
ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調 作品67 運命


この曲を聴きながら
ふと 今わたしは、
運命の第何楽章を
コーヒーと共に生きているのだろうと
考える。

運命は、わたしの扉を叩き

次から次へと
切れ目なしに
場面を変えていく。動いていく。

コロネーションは、あります。

2007年9月14日(金)
gentle rain   優しい雨


数日前に降った
優しい雨のお蔭で
庭のジェラニュウムの葉も
元気になりました。

色々なハーブが
わたしのお友だちです。
ハーブの香りを探求することも

毎日の楽しみです。
  

2007年9月7日(金)
真夜中のトゥーランドット


プッチーニのオペラの中で
わたしはトゥーランドットが
一番好きです。

ストロングコーヒーを飲みながら

カラフのテノールの声を聴いていると
一瞬、安全地帯へ辿り着きます。

安心します。強くなれます。

2007年8月31日(金)
古いピアノ


コーヒーのことばかり
想っている毎日。

余暇を見つけては
ピアノを弾きます。

今日の音色に合う曲は
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」
スローなバラードです。

2007年8月24日(金)
こころの栄養


暑さも少しは和らいできました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

早朝の静けさの中で、
セザンヌの絵画集を開きました。

「皿に盛った桃」のページからは
桃の甘いかおりが
漂ってきて
満面の笑みのわたしになりました。

ほんとうに不思議です。

 

2007年8月17日(金)
暑い日も ホットコーヒー


真っ赤な太陽の日差しで
暑くて大変です。

力を抜いて
ちょっとひと休みの時間が
大切です。

暑い時こそ ホットコーヒーは
いかがですか。

八月のコーヒーは末広がりに
おいしいですよ。

2007年8月2日(木)
名古屋は元気


久しぶりに名古屋駅周辺を
歩きました。
 
地上には
超高層ビルが建ち並び
びっくりです。

そんな中、相変わらず名駅は

飲食店が多く
食べながら飲みながら
人々は会話を楽しんでいます。

名古屋は明るい
名古屋は楽しい
名古屋は元気です
そうだがね。

2007年7月27日(金)
国の重要無形民俗文化財 天王祭

脈脈と500年以上続く感謝と祈りのお祭りを
今年も無事に迎えることができます。

お祭りの日には、尾張の気質を
毎年 深く思います。

まったりと
ゆったりと
群像が心に響きます。

ありがとう。
2007年7月6日(金)
カルタヘネーラ Cartagenera  コロンビア民謡


目の前が真っ暗になった時、
わたしはきら星さんを見上げます。
そしてお空に夢を描きます。

センティメンタルなギターの音色を

聴きながらいつか町角で
インディオさんに
お会いすることを・・・
 

2007年6月29日(金)
J.S.BACH Invention 
バッハ インヴェンション


コーヒーのブレンドを創作する時、
わたしはバッハのインヴェンションで
左手と右手で学んだことを
基礎としています。

左手が独立して主題を取扱うということ。
それは、何かを作り出すという考えをつかむ
弾みとなります。

バロック音楽とコーヒー。 
味わい豊かです。

2007年6月22日(金)
Gogh ゴッホ 「種まく人」


今日は、夏至。
太陽の存在感を
強く感じていたい。
 
久しぶりに
ゴッホの絵を
鑑賞しました。

地球に生きている

すべてのものと
一緒に
わたしも
生きているのですね。
  
貴方も大切な
命です。
  

2007年6月15日(金)
竹の釣竿


わたしが小さかった頃、
父にくっついて川へ
竹の釣竿をかついで
魚釣りに出かけました。

その姿はおとぎ話の
浦島太郎さんみたいで
ワクワクしていました。

川辺は細長い葉で覆われ
時間は ゆっくり まわります。
ゆっくり まわります。

「釣れても釣れんでも
どっちでもいい」と、誰かのひとり言。

風に揺れて葉っぱとわたしは
ルンルンでした。

2007年6月8日(金)
大切な麻袋


今から10年ぐらい前のお話。

20袋ぐらいのコーヒー生豆の

麻袋に囲まれて、本を読みながら
店番をしていたら
「コーヒー飲めますか」と
女性のお客様が尋ねてきました。
はっと 気がついたわたし。

どれぐらいの時間が流れたところ

だったのでしょうか
突然、そのお客様から
「大陸にいた頃は、この麻袋で
スカートをつくって
着たものよ。懐かしいわー」と、
お話をしていただきました。


コーヒーの湯気がとても目にしみた

ひとときでした。
いつまでも 憶えています。
  

2007年6月1日(金)
ビロードの歌声


声は、すべてを物語っている。

やわらかくてなめらかな
ナット キング コールの歌声。

今宵は彼の LOVE を聴いています。

優しさに包まれて
しなやかになりました。
  

2007年5月13日(日)
母の日


わたしが19歳の時、
乳児院へ実習に行きました。
いろいろな家庭の事情で
お母さんと暮らせない
0歳から6歳までのお子さんたちと
一週間寝食を共にしました。

実習を終えて、
家庭への帰り道があることは
かけがえのないことだと
気づきました。


王冠のような花びらの
カーネーションよ 永遠なれ。

2007年4月21日(土)
紫色のめぐりあい(尾張津島藤まつり)


濃紫色の野のすみれと
淡い紫の藤の花。
本当に美しい。

この里が高貴な匂いに

包まれます。

爽やかな風に誘われて、
この季節を味わいましょう。

2007年4月13日(金)
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調
 「熱情」


桜の花びらが舞い踊る風を

肌で感じると
漂泊の想いが膨らみます。

そしていろんな木々が芽吹くこの時、
ベートーヴェンに焦がれます。

ピアノ・ソナタ 「熱情」
新しいことを始めるとき、
気持ちを奮い立たせてくれます。

わたしは、このピアノ・ソナタの
スケールの大きさが
大好きです。
 

2007年4月7日(土)
Amazing Grace   
アメイジング グレイス


こまかい雨の音と

わたしのピアノと
アメイジング グレイスを
連弾しました。

安らぎのひとときです。

2007年3月30日(金)
FLOWER SYMPHONY  
フラワー シンフォニー


春色の薫りが漂い、

心弾む季節となりました。

コーヒー色の幹と枝と、
薄紅色の花を持つ桜。
風に揺れて聞こえてくる
音色は交響曲の
フルートのようです。
  
わたしも久しぶりに
フルートを吹きましょう。

2007年3月23日(金)
作家城山三郎さん、ありがとうございました。


わたしとコロネーションとの礎を築く

時間の中で、城山三郎さんの
経済小説から多くを学び、
血肉となりました。
感謝の気持ちで いっぱいです。
ありがとうございました。

2007年3月10日(土)
シバの女王


この曲をピアノで弾きながら
いつもアラビアの砂漠を
想い浮かべています。

砂に消えた甘い時代。
シバの女王様も
お月様と会話を
楽しまれたことでしょう。

今日も夢中で弾きながら
音を聴いています。

2007年3月2日(金)
うたよみ鳥


外へ出ると

梅のかおりが
漂っている。

時間がいつもより
早く動き出す3月。

甘い光景に誘われて
うぐいすよ
来ておくれ。

やさしく歌って
くださいな。

2007年2月23日(金)
Nothing venture, nothing have.

錨を上げて始まった。
  
何度も遭難しそうになったり、船酔したり、
フラフラですが、
ドキドキの毎日です。
  
ああなんて魅力的な
コーヒーロードなんでしょう。

コーヒーという名の冒険旅行です。 
  
2007年2月16日(金)
GREEN BEANS  ( コーヒー生豆)


コーヒー生豆は、

大波小波を乗り越えて
日本に入港します。

長旅の疲れがないように
大切に麻袋や樽に包まれて
運ばれてきます。

いろんな国の産物である
コーヒー生豆を手にする瞬間、
その国の太陽の輝きを感じるほどの
喜びがあります。

そして、それぞれ違いがあり
生命力を感じます。

大切な地球の宝物。
ありがとう。
  

2007年1月13日(土)
ラテン音楽 ベサメ ムーチョ


BESAME MUCHO/ベサメ ムーチョ



この曲を聴くとなぜかしら
日本の歌人 正岡子規さんが
想い浮かんできます。
病床からの視線で作った作品の中に
生きることへの情熱を感じます

どうしてラテン アメリカの人々の音楽に
接近するのか・・・・
それは、情熱の裏側にあるものは哀しみであり、
日々を生きていることは、すべてがアート(art)と
わたしは思います

一日一日がきらきら輝く大切な宝物です。
生きることへの2つの意志で
遠い国の文化がなんとなく寄り添うように
感じるのでしょう。

今夜は ラテン アメリカの主要な
輸出品であるコーヒーを飲みながら

大いにしゃべりまくりませんか。

2007年1月4日(木)
厳寒の三友 松竹梅

新年 あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

わたしの家紋が松ということもあり 
じっと時を待つ
痛みに耐え忍ぶことを
信条としてきましたが、
商売を営むうえで
出会ってきた友だちとの交流で
わたしに足りないものがわかってきました。

竹のように強く そして
しなやかさを兼ね備えること
    
梅のように優しく
自信をもち
先駆ける心をもつこと

わたしには 難しいことばかりですが
今年は最中を
(米の粉をのばして焼いたものを皮とし
中にあんを入れたお菓子)
たくさん食べて元気に 今を生きます。

2006年12月15日(金)
time-lag

天王川公園を こつこつと歩く時、
違う時代の扉をノックします。

風に揺れる柳の曲線を見つめていると
大自然と一体になった大きな心に変身します。

公園のとあるところに詩人ヨネ ノグチさんの
像があり
じっと佇むこともあります。
彼が石やブロンズの彫刻、公園や遊具の設計、
照明やテーブルのデザイナーである
イサム ノグチさんのお父様と知ったとき
わたしは心が震えました。

あるがままの公園です。
そこに何かを 感じます。
一度 歩いてみませんか。
2006年12月8日(金)
J.S.バッハ 主よ、人の望みの喜びよカンタータ 147番


わたしは 時々ピアノでバッハのこの曲を

弾きます。

この曲のタイトル訳は以下の通りです。


まず心で思って
それを口に出しなさい。

言葉に出したら次は行動しなさい。
それが人生である。

教会カンタータですのでオルガンで
本来弾く曲です。

ORGAN(オルガン)という一つの楽器の
存在をも表すバッハの曲とわたしは
思います。

わたしはコーヒーが大好きです。
何度も挫折してきました。
そこからいつも這い上がってきました。
そして今 幸せです。
これがわたしの人生です。

2006年12月1日(金)
生い立ち

愛知県津島市のコロネーションから
車で西へ約10分走ったところに
木曽川が あります。

木曽川は わたしが来た道を振り返り、
行く道を見る場所です。

大きな川の流れは 全てを受け入れて
清らかに時を重ねています。

コロネーションが誕生して24年。
わたしとコロネーションと
18年の年月が経ちました。 

  
感謝の気持ちでいっぱいです。

皆様 ありがとうございます。 

2006年11月24日(金)
薔薇色のメヌエット


Paul  Mauriat  ポール モーリア様へ


わたしは貴方の弾くこの曲でどんなに
幸せでしょうか

ローズピンクペタル
ローズレッドペタル
ローズホワイトペタル

色とりどりの花びらに包まれて
ハーブティの優しさに守られて
ずっと生きていました。
  
これからは貴方の魅惑のエッセンスを
受け継いでやさしく歌っていきます。
   
                      Fine

2006年11月17日(金)


こんな夢を見ました。


蝶になって空を飛んでいる夢を・・・

ある日
山に囲まれたのどかな

村にたどり着きました。

その村ではみんなが輪になって
お食事をしています。
村の子供も大人もみんな
ほっぺが林檎のように赤くて

瞳が星のように輝いています。
             
昆虫やお花や猫さんや犬さん
生きているみんな仲間です。

蝶は思いました。

もう我慢しなくてもいいのですね。

その瞬間 人間の私で目が覚めました。
      

2006年11月10日(金)
名古屋の喫茶店


名古屋は喫茶店でもつ

喫茶店は 名古屋でもつ

尾張名古屋は城でもつ 



名古屋生まれのわたしにとって喫茶店は
童話の世界です。

花火パチパチきららのチョコレートパフェ

ブルーハワイのソーダ水

カカオとミルクの協奏曲だよココア

小さな国のごちそうかな サンドイッチ

今日はたくさんのメニューで
心が幸せでいっぱいになりました。

2006年11月3日(金)
コーヒーと音楽


お元気ですか モーツァルト様


MOZART K.No.331 のソナタ

繊細なひとつひとつのモチーフがコロコロ

つづれ織られるそのなかで
第1楽章 第2楽章へとつづいていく。

そして第3楽章のトルコ行進曲。
曲の情景の変化についていけない

ピアノを習うわたしがいました。
 
何年か経ち
コーヒーを嗜むようになって初めて解りました。超難解パズルでした。


楽譜を通してできる意思疎通の楽しさです。
 

2006年10月27日(金)
青色の涙

抱えきれない いたみや悲しみに

出会った時、
青色の涙を流しましょう。


そんなあなたを 包むものは
言葉のいらない暖かなコーヒー。

ひとつ ひとつの涙が連なり、
純白の真珠のリングになるでしょう。
  
2006年10月20日(金)
琥珀色のコーヒー

今は、秋。 静かな夕べ。
いかがお過ごしでしょうか・・・         

桜の葉が、真っ赤になって落ちる瞬間 
コーヒーがとても飲みたくなります。

あなたの大切な空間に琥珀色の
甘いコーヒーをどうぞ。

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