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仮面ライダー響鬼 〜もう一つの結末・引き継ぐ鬼〜

魔化魍の大量発生
それはオロチ誕生の前兆であった
次々人類を蝕む魔化魍たち
しかし、鬼たちは果敢に魔化魍に挑んでいた
次々と魔化魍を倒していく響鬼、威吹鬼、轟鬼
しかし…
魔化魍達から湧き出る
魔のエネルギーがある方向へ流れていた
それを目撃する和服の男女

男「遂に来たか、オロチが」
女「鬼たちが集めても、もうどうにもならない」

そのエネルギーが抜けていくうちに
次々と魔化魍があたかも消えてゆく…

轟鬼「そ…そんな、魔化魍が消えるなんて」
威吹鬼「オロチの前触れでしょうか…?」
響鬼は得意の親指で鼻をはじく仕草をした

たちばなの地下資料室
あわてて調べる勢地郎
その古文書にはこう書かれていた
「魔の…気が…ある場に集まる時…
巨大な魔化…魍…オロチ現る」

勢地郎は驚いていた

たちばなでは鬼3人
勢地郎と香須実、日菜佳が集まっていた
さらには、京介と明日夢の姿も

勢地郎「2人には申し訳ないが鬼の修行を
中断して、サポーターをやってもらいたい

2人は驚きを隠せなかった
さらに、勢地郎からオロチのことについて
話した。しかし京介は突然狂いだしたかのように

京介「俺は負けてないからな!安達!
オロチが来る前に決着をつけてやる!」

と、明日夢の襟元掴もうとした
しかし、ヒビキはそれを仲介し
「おい、京介!今はそんなこと言ってる場合ではない」
興奮したように露にした

当然オロチが復活すれば
人々を襲い、この地を破壊するという
恐るべき魔化魍だから

皆が皆深刻だった…

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