津島市蛭間町
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全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 4月より水曜日木曜日を定休日とさせていただきます*
  2015、6、8

 35th Anniversary スペシャルライヴ vol.5 「TReS」
参ったー、すごすぎるー! こんなにカッコよくて、素敵な親子みたことない。 利樹さんと紗知さんは、くれよん30周年の年、すでに拝聴済み。 RIOさんは、今回初。 紗知さん譲り?前回紗知さんのサックスには、度肝を抜かれたけれど、さらに若さでパワーアップ。 吹いて吹いて吹きまくる、これってバリトン?って思うほど。

 ステージでは、一家の大黒柱、利樹さんが、でーんと中央にかまえて、力強いベースで支える。弦を弾く指先が、ちぎれて飛んでいきそうなほどの熱演。 そして、両サイドの紗知さん、RIOさんが、吠える、吹きまくる、そして語りかける。 ”音楽っていいですよね・・・”紗知さんのMCでの言葉通り、熱い思いがひしひしと伝わってきて、ホールを走り回っていて、ふと足を止めた時、厨房の中から思わず飛び出して聴き入る時、なんだかじ〜んとして・・・
店内を右往左往している間に、あっと言う間の2set。 こんなにもはげしく熱く、渾身の力を振り絞って、3人とも汗だくの演奏。 聴く側も魂揺さぶられっぱなし。 これ、座ってじっくり聴いたら、きっと泣いちゃうだろうなぁ・・・

 
 打ち上げでは、RIOさんのパタゴニア留学の苦労話を、じっくり聞いた。 利樹さんも紗知さんも、すご〜く穏やかな、やさしい笑顔で、ふんふんというふうにきいていらっしゃったけれど、当時のおふたりの気持ちを考えると想像を絶する。 17歳のまだまだ若い、大事な大事なひとり息子を、一年間、地の果てパタゴニアまで。 私は、たった2週間語学留学(本当は、ダンス留学希望だったけど)で、娘ひとりニューヨークに送り出した後、心臓が破裂しそうなくらい心配したのだから。


 そんな娘が、この日の演奏を聴いて、「音の層が厚くて、とても3人の演奏とは思えない(特に紗知さんが、ソプラノとアルトを同時に吹かれたのには、かなり驚いた様子)」と、興奮気味。 さらに、そんなすごい人達に、本当に気軽に話しかけてもらったと、感慨もひとしお。 孫といっしょにご機嫌だった。


 そして、何といっても私からすれば、22歳のRIOさんが、自分の年齢のまるで倍、3倍の人生経験をされたような話をしてくださって、すごく興味深かったし、その経験豊富なことに驚かされた。 さらに、この年代の人が、こんなにおしゃべりしてくださるのが妙にうれしかった。 パタゴニア留学記でも出せるんじゃないかと思うほど。


 今回お客様が少なくて、本当に申し訳ない限りだけど、とはいえ、おひとりおひとり、「TReS」の音を、演奏を聴くために、来ていらっしゃるのだから、ホントに熱い!演奏ありがとう。 そんな気持ちでいっぱい。


                今日のおすすめは、もちろん、TReSのライヴでの演奏曲の数々
                有名な「リベルタンゴ」をはじめ、利樹さん、紗知さん、RIOさんのオリジナルもカッコよかった!

近日公開? ☜  一覧  ☞ '15.05.20