津島市蛭間町
tel.0567-25-3272
全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2004.12.22

 このところとっても真面目に(?)営業してるので、ライブ通いが激減。大好きな東京のミュージシャンが名古屋に来ても、”聴きたいよー”と、逸る気持ちを抑えに抑えて、ぐっと我慢の私達。以前のように先に言った者勝ちで、どちらかが出かけることもほとんどないし、店を閉めてということなど皆無に近い。そのうえ日曜日もなかなかチャンスがなくて本当にご無沙汰だったが、先月お客さんに誘われて、本当に久しぶりにライブに行った。


 そして、それからほぼ一ヶ月ぶりのその日、しかもライブのはしごをした。ひとつ目は、ベーシスト吉岡直樹率いる若手トリオ。ピアノの林くんは、吉岡トリオで2月にくれよん初登場で、今回顔合わせにもちょうどいい機会だった。


 ベースの吉岡くんは、リーダーでの出演は来年2月が初めてだが、とにかくその穏やかな人柄そのままに、やさしい笑顔も、素のMCもとても好感がもてる。彼は、吉田美奈子さんのライブの時、ベースアンプを借りたことで、少し近い存在になった。


 その時ギターアンプをひでしくんに、ベーアンは、あっきいに借りるつもりだったが、当時あっきいのアンプが調子が悪くて、吉岡くんに聞いてみたところ、即OKしてくれて、その上時間があるので、くれよんまで本人が持ってきてくれるということで、ねがったり適ったりだった。アンプを持ってあらわれた吉岡くんから”お願いがあるんですが・・・”と、言われ何かと思ったら、”お手伝いをしますから演奏を聴かせてもらえませんか?”ということだった。


 なーんだ、そんなことおやすい御用と、早速受付を担当してもらう。あの時12月の寒空の下、スタッフのみなさんには本当に大変なご苦労をかけてしまったが、吉岡くんもそのひとり。薄着の彼にマスターのコートを着てもらい、受付では、チケットもぎりの他に、不慣れな(たぶん)そして、彼の精にもっとも合わないであろう美奈子さんグッズの販売の役目も任せてしまい、美奈子さんの熱烈ファンに囲まれて、きっと対応もしどろもどろだったのだろう。


 それでも役目をきっちり果たしてくれて、ライブの途中から(ずいぶん遅れてしまったが)カウンターの中で私達と演奏を聴いた。


 今年坂倉くんのトリオでくれよんに来た彼は、自分のバンドが”何年か構想期間がありましたが、やっと活動開始です”と、言っていた。来年2/19は、吉岡(b)、林 祐一(p)、林 康太(ds)というやはり若手トリオ、今から楽しみだ。


 そして、ふたつ目、大好きな司 いっちゃんのライブ。ほぼ一年ぶりに聴くいっちゃん。クリスマス間近ということもあり、キラキラ光るラメのドレスに、ふわふわファーのついた上着という、煌びやかな、華やかなステージ衣装が美形の彼女によく映える。2setから入った私達に歌いながら気づくと、”ようこそ”というように、軽く手を上げて合図をくれた。


 休憩になって ”ちょっと痩せた?”と、問いかけるマスターに、”激務なんですよ”と、いっちゃん。でも忙しいことは何より、いいことだ。聞けば、今月はじめバイオリンの寺井さんに呼ばれて東京に行ってきたのだとか。


 ”寺井さん、きれいだし、お客さんよべるし、ひとりで十分なんだけど、クリスマスだから「ちょっとボーカルでも入れようかな」って、よんでもらって、帰ってすぐイベントがあって、そのあとまたすぐ京都の仕事があったりで・・・” 東京では六本木のスイートベイジルで2daysライブをこなしたらしい。そうしてどんどん活動の場を広げていってほしいものだ


 ボーカルは「The Gift」で始まった2set。大好きなので気をよくしていると、クリスマスソングは「Merry Christmas Darling」 これまた大好きな曲でご機嫌。3set「あなたと夜と音楽と」「スイングしなけりゃ意味ないね」など軽快に楽しく、そして最後は「Amazing Grace」をしっとり歌いあげる。


 う〜ん なんかいい夜だなあ、クリスマスも近い。その日、ふたつのライブを満喫した。


 どうぞ、素敵なイブを!!


 今週の1曲は「ビート DE ステテコ」 テナーの岡さんのオリジナル
ETO YOSHIHITO & OKA MAKOTO 「punch!」 特に一日の始まりに聴くと元気が出る一枚 もちろんあの名曲「パンチパーマ・・・」も入っております

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