なぜ、いま、台湾へ
1 きっかけ
ポルトガルを最後に、この2年あまり海外へ行けませんでした。その間、一昨年マカオ旅行に申し込みましたが催行中止になったり、昨年は夫婦とも腰痛に悩まされたりしました。最近は腰痛が改善されましたので、家庭菜園の仕事が少ない今冬には、どこか国内を旅しようかと思案していました。
その矢先、12月16日、朝日新聞朝刊に掲載されたJTB広告「ゆとりのビジネスクラスで行く台湾5日間」に目が留まり、次の理由で引き付けられました。
@ 台湾旅行は初めてである。
A 国内旅行と大差ない手ごろな日数、手ごろな料金で海外体験ができる。
B 真冬に温暖な気候の地は、高齢者にとって好都合である。
C 時差が少なく、ビジネスクラス利用となるのも身体に優しい。
D 台湾なら欧州に比べ、テロの脅威は少なそうである。
その結果、今回はあまり悩まず、翌日JTBに予約しました。
2 台湾に決めた背景
これまで、台湾は次の海外旅行の視野に入っていませんでしたが、よく考えてみると、一度は訪れるべき国だと思い直しました。
@何と言っても台湾は初めてで、好奇心がいっぱいである。
A20年ほど前に中国の中枢部、上海・西安・北京を訪れたが、今回、中華人民共和国と中華民国と、二つの中国の違いとその関係を体験できる。
Bこれまで訪れた人から美味しいと言われた台湾料理(中華料理)と中国料理との違いを味わいたい。
C台北の故宮博物院では、北京より上質な美術品を鑑賞できる。
D日清戦争後から第二次大戦の終結まで日本が統治していた歴史があり、その名残を各地で見ておきたい。
E親日国と言われるが、現在と将来の日本との関係について現地で見聞したい。
F最近、南沙諸島の領有権を巡って中国と周辺諸国との争いがあるが、より近い位置で見聞を広めたい。
今回は短期間のパックツアーのため、日程では自由行動がほとんどないなか、ショッピングタイムや早朝などに少しでもフリータイムを生み出して街歩きをしようと思います。1月はベストシーズンではありませんが、中国とは違って空気が良く、日本語が少しは通じ、治安も比較的良さそうなので、期待が膨らみます。