なぜ、いま、タイへ


1 きっかけ

 

 12月4日、朝日新聞に掲載されたクラブツーリズムの旅の広告「JALで行く往復ビジネスクラス利用 バンコクと世界遺産アユタヤ5日間」の見出しが目に留まりました。以前から菜園の仕事が少ない冬の時期に国内のどこかへ旅に出たいと思っていたので、私にとって未知であるバンコクという文字に引かれました。「JALビジネスクラス」「12月~3月すべて出発決定」「2月出発限定で1日延泊しても追加料金2名1室千円」にも好感が持てました。日程表ではフリータイムが少ないのですが、それを延泊で補えそうです。タイといっても、このコースはバンコク4連泊、バンコクとその周辺だけに限られますが、初めてとしては十分なので、ベストシーズン(乾季)の最後となる2月の6日間コースで即日申し込みをしました。

 手ごろな日数や料金、暖かい地域、時差が2時間と少ないことも含め、昨年の台湾旅行と、きっかけがよく似ています。

 

2 タイに決めた背景

 

 次のような理由で、タイは、いつか行ってみたい国でした。

 

  東南アジアで訪れた国はシンガポールとマレーシアだけで、タイは一度も訪れたことがなく、東南アジアの暮らしをもっと知りたい。

  親戚、知人で訪れた人が多く、赴任生活をされた人もいて、よくタイのことが話題になった。

  タイ料理も近年人気があり、タイ料理レストラン「サイアムガーデン」でのトムヤムクン、グリーンカレー、ガパオライスなど各種料理を美味しくいただけたので、現地の味わいも体験したい。

  青パパイヤ、プリッキーヌ(タイ唐辛子)、ガパオ(ホーリーバジル)、タイバジル、タイコリアンダーなどを栽培したり、マンゴスチンやライチを食べたりして、タイの食材になじみがある。

  熱帯でも高地でワインが生産されているので、スパイシーなタイ料理とタイワインのマリアージュを試したい。

  長年の友好国で、微笑みの国、仏教国の現実を見てみたい。

  知っているようで知らない日本とタイとの結びつきを現地で見つめたい。

 

今年1016日にプミポン国王が亡くなられ、公務員をはじめ多くの国民が1年間喪に服するようなので、何かと日常的ではないかもしれません。昨年と今年の8月には、バンコクとその周辺でテロ事件が発生しています。不安定な時期ですが、それなりに楽しむことも学ぶことも多いので、できるだけ下調べをしたうえで、旅をしてきます。75歳の誕生日を含む期間でもあり、良い記念の旅になればと思います。

 

 

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