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02,05,17
酒井 俊さんのうたを聴いた。正確には、‘89年以来2度目なんだけど、なんだか初めて聴いたような気がした。おそらく初めて聴いた時から年月が経ち過ぎてるのと、’89年に聴いた時は、ジャズフェスでのことで、ライブハウスで聴くのとわけがちがうからだと思う。どっちにしても、この人はすごい!聴き入り過ぎちゃって、お酒飲むのも忘れてた。(?)俊さんにもその時のことを話した。“‘89年の甲府のジャズフェスで聴きました。ちょうど武田さんが亡くなられた時で・・・“ ”・・・・ああ、そういうこともあったわねー・・・“と
ジャズフェスで、出演予定のメンバーが、その前に亡くなるというのを、私は3回経験していてこの時は始めてのことだった。テナーの武田和命さんが、ジャズフェス直前に亡くなられ、俊さんはそのことを、ステージの上で話された。その話題にふれたのは、俊さんだけで、曲名は忘れたけど“彼にささげて歌います”と言って歌われた。曲名を覚えているのは、“川の流れのように”と“買いものブギ”
今回のバンドはそうそうたるメンバー。サックス 岡さん、ドラム 江藤くん、そして今回初めて聴くピアノ 森下 滋くん。最初は“Grape
fruit moon”という曲。CD“あい あむ ゆう”を買ったらその1曲目に入っていた。うたは当然うまい!声量がある。ジャズ以外のうた?っていう人もいるかもしれないけど、私は全然OK!“よいとまけ”なんてちょっと胸が熱くなったもの。ホント、泣けるねぃって感じ。とにかく何を歌っても、俊さんの世界。“四丁目の犬”も“My
Man”もすっかり俊さんのものになってるのはすごい!どの曲もそれぞれによかったなぁ。
“Because the night”インパクトのあるとってもいい曲。岡さん、テナー吹こうとしてるとき、俊さんに楽器はいいから、歌って歌ってみたいな感じで、促されて♪ビコーズザナイト・・・楽しそうだった。“My
Man”ものすごくカッコよくて、早速ビリーホリデーも聴いてみた。そしてこの日、私のなかでの極めつけ“ネイチャーボーイ”岡さん、滋くんのソロから始まって、ちょっと緊張気味に“これは何だ”と耳を傾けていると、やっと俊さんのうたでテーマが出てくる。めちゃ、カッコイイ。
俊さんはもちろん、ほんとメンバーひとりひとりがすごくて、岡さんのサックスも色っぽくて、グッとくるし、江藤くんの タッタッタッ・・・って極々小さな音でリズムを刻み始めて、俊さんのうたが入ってくるなんて、もうゾクゾクするし、滋くんのコーラス、アコーディオンもベリーグッド!もちろんピアノもね。
今日、“あい あむ ゆう”何度か聴いた。“BLUES−夏といえばジョージ−”もう最高!
ということで今週は、It’s Easy To Remember
JOHN COLTRANE Ballads 文句なし、カッコいい
小林 桂 Just You 軽く歌う桂さんが好き!
いい曲だけど、あまりやってないです。
ライブでは、穣さんの演奏が泣けた。ウルウル・・・
'02.05.22 ☜
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'02.05.09