津島市蛭間町
tel.0567-25-3272
全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2002.07.10

ステージを作って本格的にライブを始めて早11年。そんなこと、ひでしくん達と話しながら、ずいぶん月日が流れたもんだと、つくづく思った。10年ひと昔なんて言ってたのは、ずいぶん前のことで、5年ひと昔と言われるようになり、今はもっと早いのかしら。その間に何百回のライブをやって、いったい何人のミュージシャンが、くれよんのステージに立ったんだろう。壁に貼ってある、真四角の木片のサインも、ほぼいっぱいになり、最近ではドアや梁にまでサインがある。始めた頃に出てくれた人で東京に出てしまった人や、今はもう活動してないバンド(個々には活動してるけど)、まだジャズやってるのかなあっていう人までいろいろだ。全部のライブを覚えてるわけじゃないけど、印象に残っているライブはいくつかあって、ずいぶんすごいライブを聴いてきたなあと、そのことをとても幸せに思っている。



ライブを始めるまでは、よそのライブハウスも行ったことがなくて、いつもいつもレコード鑑賞でしかジャズを楽しむことはなかった。(ああ もったいない)ふとそんなこと思いながら、どこのライブハウスに行ったっけ、なんてちょっと数えてみたら、名古屋、岐阜、東京・・・と、それでもまだ20軒ほどだ。場所がライブハウスじゃなく屋外のジャズフェスだったり(普通のライブとは違うけど生演奏だから)、どこかのホールだったり、時には個人の音楽教室だったこともあるけど、それらを加えるとさらに多くのライブを聴いたことになる。



とにかくライブってその場の雰囲気で聴くものだから、たとえそれがものすごい演奏だとしても、レコードで聴いたら多分ライブと同じ感動は得られないんだろう。だからライブは楽しまなきゃ。お客さんの反応がよければ、さらに演奏者は張り切るはず。もり上がって当然。それはミュージシャン同士でも同じで、キメがないからおもしろい。まさにその場の、ノリってやつ。もしそれが本当に、感動ものだとしたら、心の中で静かに燃えてるだけだと“いいぞっ”っていうの演奏者に伝わらないから、だからちゃんと表現して、どんどんのせちゃいましょう。そして、もっともっと楽しんじゃいましょう。



今週は亡くなった、レイ・ブラウンのSomething For Lesterの中の私が大好きな

Ojos De Rojo

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