２００２．１０．２９
Friday Night Fever！本当に楽しいひと時だった。演奏を聴いて、ダンスを見て、みんなでいっしょに踊って・・・普段のライブなら、こうはいかないんだけど、KINちゃんとFUJIさんが入るライブは、お客さんの席に彼らが行って、手を取り前へと誘ってくれる。最初ちょっと抵抗あるかもしれないけど、ライブ聴いて少しづつ気持ちも自分の中で盛り上がってるだろうから、一旦前に出てしまえば、自然に体が動いて、みんなの中で踊るのがすごく楽しいのだ。そして、みんなが楽しそうに踊ってるのを見ると、私まで何だかすごーくうれしくなっちゃって、幸せな気分になれる。
それにしても、くれよんで“dancer入りのライブ”去年8月一回目が決まるまで、まったく考えもしなかったなあ。そんなこと考えると今、FUJIさんに出会えたことにとても感謝している。彼に初めて会ったのは去年4月、彼がバイトしているSound Bar JAPのゴールデンウイークのイベントのまん中あたり、ちょうどうちの定休日で、70’s80’s SOUL DISCO NIGHTというイベントの時だった。話には聞いていたけど、入るのは初めてで、ちょっとドキドキした。ドアを開けて中に入ると、めいっぱい照明をおとして薄暗い、さほど広くない店内。でも音楽は、会話もしづらいほど大音量で、流れている。時間が早いせいか、他にお客さんはいなくて、少し飲んでいると、私たちのテーブルにマスターが来てくれて、そのあとFUJIさんを紹介してくれた。当時まだ24歳だった彼がDANCEについて、熱く語るのを、へえー すごい人だなあと感じて話しを聞いていた。ちょうどその日、JAPの近くにあるclubで踊るというので、しばらくしてFUJIさんに案内してもらって、そのclubに行った。そこで“今日 僕といっしょに踊る先輩です”と、紹介されたのがKINちゃんだった。その頃彼はそのclubで、マネージャーをしていて、オーダーをとってくれたり、飲み物を持ってきてくれたり、その時々にすごく人当たりがよくて、とにかく感じのいい人！が第一印象だった。その時は、息子達もいっしょだったけど、その年齢ならともかく、私たちの年齢のお客さんなんて、そうそういるわけじゃないし、ちょっと場違いかなあとも思ったりしたんだけど、“今日は、マラソンのように踊り続けますから見てくださいね”と、声をかけてくれて、すごく心が和んだ。それこそ何人ものダンサーが踊ったけど、やっぱりKINちゃんとFUJIさんがダンスも上手いしカッコよかった。息子達も帰り道“FUJIさんカッコいい！”と、何度口にしたことやら。
一年半、それよりもっと長い時間が流れたような気もするんだけど、彼らと会って今まで知らなかった世界に少しだけ足を踏み入れて、clubのイベントにも出かけ、本当に楽しかった。
そもそもダンサー入りのライブをと思ったのは、FUJIさんがジャズにも興味を持っていて、“ジャズでも踊れます”と、言ったひと言からだったけど、じゃあバンドは？で真っ先に白羽の矢が立ったのが、宮前バンドだった。そんなわけで、宮前くんにもバンドだけの時とは違う大変な苦労をさせてしまったけど、それはそれ、これからの演奏活動にもきっとプラスにしてくれるはず。毎回新しい曲も持ってきてくれて、今回は、タイトル忘れちゃったけど、FUJIさんが持ってきたっていう曲が最高にカッコよかった。ライブ以外でも飲みに行ったり仲良くしてくれて、それになんと言っても、出演者同士は、見ている側よりも強い絆で結ばれているそうで、今回もライブを始める前、外でKINちゃんとFUJIさんが、バンドのメンバーと手を打ち鳴らして、いくぞー！と、いわんばかりに気合を入れているのを見てすごくうらやましくなった。最初は、この人たちうまくやってくれるかしらって、ホントに心配したけど、もうみんなすっかり意気投合して・・・。さすが、くれよんのかわいい、かわいい息子達だけのことはある（いつの間にか、そういうことになってる）みんな、ありがとう、そしておつかれさま。またこのメンバーで、いつかライブできるといいね。
それにしても一気に寒くなりましたね。みなさん、風邪に気をつけて。
今週は、「Autumn Walk」
GENE SHAW 「Break Through」
以上10月は、Autumnシリーズでした。
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