津島市蛭間町
tel.0567-25-3272
全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2003.06.03

5月が過ぎてはや6月。1日がとても早いから1週間が早い。なので、自動的に1ヶ月も早い。そうこうしているうちに過ぎてみると、1年なんてあっという間に過ぎている。そうして時間は容赦なく流れていき、同時に自分も知らず知らずのうちに(なわけないけど)年を重ねていく。特別何をするでもなく、毎日同じことの繰り返し。家から店に行って、店を閉めたらまた、家に戻る。家では家事をして、店では、仕込みをし、コーヒーを入れて、スパを作り・・・せいぜいそんなところ。店はすこぶる暇だけど、自分の時間はあまりない。たとえば、手紙ひとつ書くのも。それはただ、自分が忙しいことのせいにしているんじゃないかとも思えるんだけど。ひとつひとつを、もっとてきぱきとこなして、時間を作れば、できることなのかもしれないけど、それをできずに、いつものパターンで、自分のペースで、毎日を過ごしている。



営業日は外に出ることはないので、家と店の間を行ったりきたりするだけ。制約される時間も長い。その中で、刺激になるのは、数は少ないけど、毎日変わるお客さん。そして、私にとっては、やっぱり週末ライブ。



新しいお客さんとの出会いは、その人柄にふれた時、大いに勉強になる。そしてライブ、レコードやCDでは味わえない醍醐味。久々にミュージシャンの顔を見るのも楽しみ。ひとつのバンドが、だいたい3,4ヶ月のサイクルで、うちのライブに来てくれるとすると、くれよんに出演してから、次回は季節が変わっているくらい先になる。お互い近況報告をし、ライブを楽しむ。



ライブは土曜日が多いので、休日前の夜を、本当に心おきなく楽しんでいる。そして、やっと待望の日曜日がやってくる。娘や息子がそれぞれに行動するようになって、遠出はおろか、目的をもってどこかに出かけるということも、ほとんどなくなった。なんとなーく、“名古屋行ってみるー?”とか、食事に行ったりするだけ。まあ、もっとも、おいしいものを食べるというのも、今楽しみのひとつになっているのだけど。



そんなふうにして、1日が、1週間が、1ヶ月が・・・過ぎてゆく。“今日から新しい1週間が始まるわ”と、むかえた昨日の月曜日。朝早くから、電話が鳴るので、なにかと思ったら“また、パンクした、来れる?”と、切羽詰った息子の声。どうやら、自転車がパンクして動けないでいるらしい。時間の余裕をもって出ることのない息子が必死になってる様子がうかがえる。ひとつの信号待ちが、間に合うかどうかの瀬戸際。私もゴミ出しどころではなく、大あわてで、息子が待つ場所に向かう。車に乗せると、“信号右、そこはまっすぐ・・・”指示通りに車をとばし、なんとか学校には、間に合って、ほっとする。ああ、とんだ1週間の始まりだったわ。どたばたで始まったこの1週間、どうなることやら・・・?

今週は、「Turquoise」

BLUE MITCHELL 「The Cup Bearers」

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