津島市蛭間町
tel.0567-25-3272
全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2003.06.10

土曜日(7日)、ひでしくん(g)3のライブで、テナーとピアノが入って,最後のセット、ジャムセッションになった。こういうの見てると、つくづく楽器できるといいなあなんて、思ってしまうけど、かと言って軽い気持ちで“私も始めよう”って、たとえ誰かに習ったとしても、そうそう簡単にできるものでもない。ペットやサックスなんか、とりあえず音が出るかどうかすらわかったもんじゃない。そんなことから考えると、まず音出しをして、基礎練習、そこそこ吹けるようになったら、お気に入りの曲でも吹いてみて、なおかつソロをとれるようになるまでには、相当な時間を必要とするだろう。それを思うとやっぱりプロはすごい!私にはぜったい無理。本当に気持ちよさそうに、うれしそうに吹いてるテナーマンを、ただただうらやましく思うだけだった。



ここ2,3ヶ月、娘がやたらダンスに燃えていて、師であるFUJIさんが名古屋を離れて、1,2ヶ月に1回くらい出張レッスンがある程度なので、あとは自分で日々練習に励むしかないわけで、それ故か妙にリキ入っている。イベントで踊ることもFUJIさんがJAPにいる頃は出場をすすめられたり、FUJIさんといっしょに踊ったり、仕事の話をもらったり、いろんなチャンスに恵まれていたけど、それも今は、自分でどのclubのどのイベントに出るかを考えて、自分でエントリーするしかない。しかもclubのイベントのショータイムでソロで踊るってことがないらしく、どうしてもメンバーが必要となるので、これがまたやっかいだ。



今月末にも、ひとつイベントをひかえていて、娘は自分がやってる2チームをエントリーしているので、曲決め、振り付け、練習となかなか大変だ。しかも練習は、1チーム分を終えて、もうひとつのチームというように、それぞれのパートナーの倍になるので“きつい、きつい”と悲鳴をあげながら、なんとかがんばっている。でも、腕はなかなかあがらないようだ。



つい最近も白川でいつものように練習をしていると、数人の人が近づいてきて“お願いがあるんです”と、話を切り出したその人達は、名大祭の実行委員の学生さんらしく、ダンスのイベントでエントリーしていた1チームのキャンセルが出て、どうしても今日中に別の1チームを探さなくてはならないので、“是非、出場してほしい”と、土下座して頼み込まれたのだとか。“そんな、あの・・・なにも土下座まで・・・”と、娘は思ったらしいけど、彼らは、“もう時間がない”と必死だったそう。なんだかそんな彼らが気の毒になってしまい、結局はOKしたのだとか。



振りは月末のイベントのをそのまま使おうと思ったところ、まだ未完成だった為に、2ヶ月前の別のイベントでの振りを使うことにして、時間もないので、こっち優先でまた、練習につぐ練習で、約2週間を費やす。いよいよ本番を明日にひかえたその日、妙におちつかない娘。わけを聞くと、いつもはたいてい、暗〜い、せま〜い、clubでのステージ。ところが明日は太陽の下、“めちゃ明るいステージで、学祭だから人も多いと思うし、ああ、緊張してきたぁ”と、「GATE」初出場の、のぶ状態。“何びびってんの?どうってことないよ、何事もいい経験なんだから”と、はっぱをかけるが、どうやらどきどきは、おさまらない様子だった。



当日(8日)は、ちょうど予定が入っていて、学祭どころではないと思っていた私達だったけど、少し状況が変わって、もしかしたら間に合うかもってことになり、そうなれば、用をすませたあと即、名大めざして2CVを走らせるしかない。結局高速めいっぱい走って名大にはたどりついたけど、全チーム踊り終わったあとで、ちょっとがっかりだった。でも最後のdancer紹介で全員ステージの上だったので、一応、娘も紹介はされたあとだったものの、みんなと和気あいあい、晴れやかな顔で、ステージ上にいたので、これはそこそこうまくいったんだなと、ほっとした。偶然娘のダンス仲間も出場していて、久々に元気な顔も見れたし、だいいちこんなことでもなければ、名大の敷地内に足を踏み入れるなんてこともなかったし、“私達もいい経験させてもらいました”、っていう1日だった。



今週は“245”

ERIC DOLPHY QUINTET 「Outward Bound」

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