２００３．０７．１５
やっと晴れたぁー。いくら梅雨とはいえ、これだけ降るとさすがに気持ちまで滅入ってしまいます。じめじめ、じとじと、なにもかもぜ〜んぶ湿っぽい。カラ〜ッというわけにはいかないけど、久々の晴れ間。デッキの物干しには、めいっぱいの洗濯物。やっぱり、お日さまのもとがいちばん。友達のだんな様が、単身赴任でシアトル（？だったと思う）にいらっしゃった時、彼女は一度その街を訪れたことがあって、その時聞いた話。景観を損ねるというので、洗濯物は室内に干すことになっているらしく、最初はずいぶん驚いたそう。日本のように、こんなじめじめがなかったら、そういう感覚ってないかもしれないけど、私なんか心境としては、梅雨明けしてカラッと晴れ上がった日にゃあ、下の部屋は、２階をはずして、2階の部屋は屋根をはずして、隅から隅まで、どこもかしこも、ガンガンお日さまにあてたいくらいだわー。
梅雨といっても、いろいろ。カラ梅雨で雨があまり降らないこともあるけど、たぶん雨続きの方が多いんだろう。そんな中で今年は、しとしとというより、雷あり、強風あり、豪雨ありと。それに、ついさっきまで小雨だったのに、降ってなかったのに、突然ものすごい勢いで降りだすケースが多いような、特に土曜日の夕方って思えるのは気のせい？
そうなるとホントに気持ちまで憂鬱になってきて結果、“ほら、いいことなんてぜ〜んぜんない”と、なってしまう。“そんなことないって”と、自分で自分を励ますもうひとりの自分がいるんだけど、この憂鬱はなかなかおさまりそうもないのだ。なので、楽しい話題・・・“楽しいこと考えちゃお”と、なる。だけどそんなの無理にひねりだそうとしても・・・。今はほたる（我が家のねこです）の顔みて癒されて（ミルは神経質な顔なのでどうもいけません）音楽を聴くことが「魂のごちそう」（どっかで聞いたな、出口さんも“いい言葉だから、今度どこかで使わせてもらお”と、メールに書いてた）
そういえばライブも新しい顔合わせのバンドが増えてきて、楽しみになってきた。2年ぶりだった横山くんも１児のお父さんになり、ますます張り切っていて頼もしいし、先週登場したおじさん（失礼！）トリオ、YNO。名古路さんのMC“前に似たようなバンドが・・・”って、この年代だからこそ考えそうな名前だし、言われてもこの年代じゃないとわからない。休憩なんか３人で仲良くテーブルを囲んで“・・・最近朝の新聞が特に読みにくい・・・”なんて、年寄りじみた話をしながら、妙に和んでいる、ギターの山ちゃん、ピアノの大谷さん、ベース名古路さんという顔ぶれ。山ちゃんのギターは前から好きで、お気に入りギターのひとりなんだけど、“ギターさえ弾いてりゃ幸せ！”タイプで、バンドリーダーとしてやってるイメージはなく、現にうちでも誰かのバンドに入ってる山ちゃんしか聴いたことなかったけど、去年あたりから「山ちゃんのギター」を聴きたくて、リーダーとしてブッキングするようになった。ヴァイオリン入り、ボーカル入りと、構成もバラエティに富んでいて、その時々で楽しい演奏を聴かせてくれたけど、今回のYNOはトラが使えないバンドだそうで“俺、こういうのやりたかったんだ”と、意欲的な山ちゃん。この年代になると（どの年代でもかな？）特にいつものメンバーで、マンネリ化して、刺激もなくただ好きなジャズをやることだけに満足しているようにも思えたけど、なかなかがんばってるおじさん達は好印象だった。このあと8/9に山ちゃんのtwenty stringsがあって、こちらもすごく楽しみ。8/16は、片桐さんのフュージョンバンド、予定としては、CD発売記念ライブ。そしてもうひとつ、きのうちらしを届けてくれた宮前くん。やっぱり８月にFirst Album「サクラ散る日」が発売されるそうで、ライブは今のところ9/26を予定している。８月は他に初登場ミュージシャンもいて楽しみだし、みんなそれぞれにがんばってるから私も・・・
今週は「Whisper Not」
RAY BRYANT 「Ray Bryant Plays」
GEORGE CABLES 「Whisper Not」
ART FARMER（JAZZTET） 「Here And Now」
TOMMY FLANAGAN 「You’re Me」
BENNY GOLSON 「Benny Golson’s New York Scene」
MILT JACKSON 「Bags’ Opus」
THAD JONES 「Mad Thad」
WYNTON KELLY 「Whisper Not」
'03.07.23 ☜
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