２００３．０７．２３
本当に久しぶりに、ワイルドキャットにおじゃまして、元気をもらってきた私達。こんなにもステキな空間があることは、とてもすばらしいことだと心から私はそう思う。周りが田んぼばかりのここからでも、30分も走れば名古屋に出られる。位置的にはそんなに離れてないけど、その繁華街に足を運ぶのは、いい気分転換。特に目的なんかなくたって、街を歩いてるだけでも、ウインドーショッピングだけでも、けっこう楽しいし、十分気分は換えられる。だから目的を持って出かけるのは、もっと楽しい。車を止めてCATまで、ほんのわずか。道路の両側にびっしり建ち並ぶビル。そこには本当にいろんなお店が入っていて、それ故（？）歩道のあちこちが、ゴミの山であふれていて、決してきれいじゃないけど、なかなか刺激的な環境の中を歩くこと数分間、“あれ、もう着いちゃった？”と、ビルの前に立つ。地下に通じる階段を下りていくと、すでに音が聴こえてくる。“おっ、鳴ってる、鳴ってる”と、この時点でもうワクワクしてくる。レコードは何だろう？ドアを開けて中に入ると、やさしい笑顔のマスター。私達が行った時は、コルトレンの「クレッセント」が、大音量で流れていた。当然たやすく会話ができる音量ではないけど、これがまた心地いいのだ。他にないここだけの世界。席についてゆったりイスに腰をおろすと、さらに居心地もいい。なんだか、ど〜〜っぷりその空気につかって・・・すると、ホントにうれしくなってくる。あの大音量が、やっと来れたなあっていう思いもあって、すごく感動的なのだ。（何度使うんだって言われそうだけど、また使っちゃいます。これこそが「魂のごちそう」なんです、ハイ）
CATというその空間、そこに私の大好きなマスターとままさんが、いらっしゃって（ワイルドキャットは、マスターがひとりで営業されているので、ままさんにお会いできないのが、ちょっと残念ですが）、好きな音楽があって、おいしいお酒とおいしいお料理と・・・すごい贅沢だなあ。そして、お2人のあったかさ、やさしさにふれたら、もうCAT通い病みつきまちがいなし！自分が自然体で身を置ける場所、やさしい気持ちでいられる場所って、そうそうないでしょ。お店は錦3という超にぎやか、はなやかな、街のど真ん中にあるけど、かと言って、カッコつけるとか、かまえるとかって、全くしないでいられる場所。そこが、またいい。
CATで元気をもらって帰った次の日。よ〜しと意気込んで、いつもより早くくれよんをOPENしたけど、結果は・・・まあ、仕方ないか（マスター、いちばんのりで来ていただいて、どうもでした）夏休みに入ったし、連休だし。うちも息子が高校生活最後の夏休み。なのにスケジュールいっぱいで、学校がある時よりも忙しいという、変な状況になっていて、遊ぶ暇もない、ああ、気の毒に。私も夏休みの間は、パンク騒動もないし、約1ヶ月半平和な朝が過ごせるわ。
今週は「There Is No Greater Love」
GENE AMMONS/SONNY STITT 「Prime Cuts」
PAUL CHAMBERS 「Go」
MILES DAVIS 「Miles」
TAL FARLOW 「Tal」
VICTOR FELDMAN 「The Arrival Of Victor Feldman」
KENNY DREW 「Duo Live In Concert」
ROLAND HANNA 「Glove」
HORACE PARLAN 「Movin’&Groovin’」
OSCAR PETERSON 「Something Warm」
CHARLIE ROUSE 「Yeah」
SONNY ROLLINS 「Way Out West」
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