2003.09.14
念願の、待ちに待った、夢にまで見た「サキソフォビアがやって来た」。すごーく記憶がとんでいるし、少しづつ正気に戻りつつあるものの、まだまだ夢見心地で、どうしてもライブのことを思い出す。
当日4:30頃到着予定と岡さんから連絡をもらっていて、予定より少し早めに、おっちゃんさんの車で、直さんと緑川さんがくれよん入り。 あとの2人は?と聞くと、おっちゃんさんの奥様の車で名駅に寄り、翌日の帰りの切符を買ってからこちらに向かうらしい。 直さんと緑川さんに会って、“ああ、今日はサキソのライブなんだ”と実感する。 遅れること30分くらいで、井上さんと岡さんも奥様の車で、くれよん入り、メンバー全員揃ったところで、ピアノを少し後ろに動かしてから、それぞれの立ち位置を決める。
4人の立つ位置がうまく決まると、いよいよリハだ。音が出た瞬間、ゾクゾクするとか、鳥肌が立つとか、そんななまやさしいものではなく、全身の血が逆流しそうな(どういうこと・・・?)とんでもない感じがする。 ところが、ミュージシャンが到着する頃から、仕込みを始めていて、リハをも堪能するつもりだったのが、写真もほとんど撮れず、演奏もあまり聴けずで、本番を迎えてしまうことになる。 いつものことだけど、ミュージシャンが来てしまうと、時間が過ぎる速度が異常に早いのだ
直さんと緑川さんは7ヶ月ぶり、岡さんは1年半くらい、井上さんは千葉でサキソを聴いて以来実に3年ぶりの再会。
ライブはどうやら、千葉で聴いたときのように、最初からステージに上がるのではなく、吹きながら入ってくるようで、うちの場合、とりあえず1セットはデッキから入るようだ。 “何分から始めますか?僕らはいつでもいいので、OKの合図をして下さい”
と、岡さん。 オーダーの通っている分を少しきりをつけて、デッキに出るドアのガラスをたたくと岡さんが、いいですか?と言うように合図をくれて、メンバーにそれを伝えて音が出る。 サキソだ、本当にいよいよサキソのライブが始まる。正に感無量。
おかげさまで、想像以上にお客様に入っていただいたので、オーダーがそこそこ通っている。それをこなさなければ演奏に酔いしれている暇はない。 1セットも2セットもあっという間だったなあ。“あっ、この曲大好きなのに・・・”と思いながら、ゆっくりじっくり聴いてる暇はなく、時間は容赦なく過ぎていった。
入場曲の“Living For The City”にくいなあ。この曲でカッコよく入ってくるメンバー、お客さんに手拍子で迎えられてステージに入る。
大好きな、大好きな、“Blindman In Brightness”“シェルブールの雨傘”“Fancymen In Darkness”・・・・。CDで聴いてもほれぼれするのに、“生”できいた日にゃ、もう何も言う事はない、あるはずがない。ため息連続のライブは、すごく短い時間に感じられて、サキソ4日間の東海ツアーは幕を閉じた。
今回のツアーでは、おっちゃんさんご夫妻に本当に何から何までお世話になりました。ホテルまで井上さんと岡さんを送ってくれたmanuさんありがとう。
くれよんでのサキソライブはメンバー、岡さん、井上さん、直さん、緑川さんと、くれよんに足を運んでくださったすばらしいお客様とで作り上げた、最高のライブだったと確信しています。
きのうは、まだぼんやりで、今日になり少しづつ正気に戻りつつ、ライブを思い出すと、カッコよすぎて泣けてくる。
ほんとうに、おつかれさま、そして感動のライブをありがとう!
今週は、もちろんサキソのCDから“Blindman In Brightness”
SAXOPHOBIA 「シェルブールの雨傘」文句なし!
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