津島市蛭間町
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全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2003.09.08

いよいよ、とうとう、ついに、「サキソフォビアがやってくる」。テナーの岡さんから今回のライブの話をもらった時は、“先の話だなあ”と思ったけれど、もう今週土曜日にせまった。サキソのことは、緑川さんに聞いて知った。“へえ〜、すごいバンドがあるもんだ、聴いてみたいなあ・・・”と思っていたら、たぶんジャズライフだったと思うけれど、サキソのメンバーのインタビューが載ってそれを読んだら、ますます聴いてみたいという思いはつのり、一枚目のアルバムを手に入れることになる。



それから、何回も何回もCDを聴くうちに、どうしても“生”で聴いてみたくなってしまった。2000年のくれよん夏休み東京研修旅行を、うまくサキソのライブに合わせようとジャズ誌のライブ情報を調べたところ、なかなかライブをしないようで、探せなかったので、直接井上さんに電話で問い合わせてみた。ところが、日にちがうまく合わなかったり、場所が遠かったりで、どうもうまくいかない。“ああ、がっかりだなあ”と、あきらめかけていた頃、ちょうどジャズフェスの時期でもあったので、何気なくそのスケジュールを見ていたら、ずらっと並んだミュージシャンの中にサキソのメンバーの名前を見つけた。「これだ!これしかない」それが、BAY SIDE JAZZ 2000だった。早速実行委員会に電話をして詳細を聞いたところ、町おこし(その時は、千葉幕張地区)の一環として開催されるこのイベント、1枚のチケットで、その日のいろんな会場でのライブが聴けるというものだった。お目当てのサキソは、ホテルニューオータニの中にある「トップガン」?(確かこんな名前だったと思う)というお店が会場になっている。当日3ヶ所のライブを聴いて最後にサキソのライブ会場へ。



店内にはミラーボールが輝いていたので、クラブとかそういう系のお店なのかなあ。超満員のお客さんで始まったライブ。奥からそれぞれに楽器を吹きながら4人が出てくる。ステージらしきところに全員揃うと“4人あわせてサキソフォビア”と、4人がばらばらで言うところが、すごくおちゃめでおかしかった。演奏はばっちり揃うのにね。店内に入った時点でスタッフに“すわれないので他の会場にまず・・・”と言われたけど、とんでもない、サキソ聴く為にわざわざ来たのに、他の所へなんか行けるはずないでしょ。それにしても、さすがすごい人気だなあと、満員の中で押されながら聴いていると、1曲ごとに、どんどん人は減っていき、あっという間にいすに座れた。何なんだ今までの状態は。イベントなので、ライブハウスで聴くように、どっぷりつかる、堪能するとまではいかないまでも、とにかくサキソを目の前で聴けたことに感激して、ほぼ満足だった。CDにサインをもらい、すっかり気をよくして、またまたさらにサキソ大好き!になって、その日はホテルに戻った。



サキソ初めてのライブで、同時に井上さんに初めてお会いして“以前スケジュールを問い合わせしました・・・”とお話して“くれよんです”と挨拶。(電話ではわざと名乗らなかったので)直さんは、美術館でのリー・コニッツ、ソロライブで飛び入りした時に聴いているし、岡さんは‘97グッドフェローズでくれよんライブに出演してもらったし、緑川さんもくれよんライブには、時々出てもらっているので、この日にメンバー全員を知ることになる。それにしてもすごいバンドだ。



そのあと緑川さんがうちに来た時、サキソのアルバム2枚目作成中の話を聞き、彼のライブを聴きに行くと、2枚目早く出してねと、いつも催促していた。そして、今年4月待望の2枚目発売。今回そのアルバム「シェルブールの雨傘」発売記念ライブとなる。



サキソ未体験の方、“サックス4本だけ?うるさいんじゃないの?・・・”なんていう前に、とにかく“生サキソ”是非体験してみてください。一度聴いたら、やめられない、ぬけられない、サックス中毒になっているかも・・・



今週はサキソ1枚目のアルバムの中の「Killer Joe」

SAXOPHOBIA 「Fancymen In The Darkness」カッコいい!

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