津島市蛭間町
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全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2004.03.12

 今になったら笑い話、その時まっつぁおっていう経験誰にでもある・・・?


 まず車編。最近事故が多い。その原因のひとつでもあるスピードの出し過ぎ。うちの近くで起こった事故も悲惨だった。車は遅いもの、遅くてこそ車、私の持論。うちの揃いも揃った、ポンコツ車。スピードは二の次、雰囲気を楽しむ車、なんてカッコよすぎ?。


 しかし、こういう類の車はふつうに乗れると思ったらおおまちがいで、いつ何が起きても不思議じゃない、それなりの覚悟がいる。


 若かりし頃、わけあって新車を半年でつぶし、かねてほしいと思っていたビートルを手に入れてから、車は雰囲気路線まっしぐら。途中そうじゃないのもあったけど、私はどうもしっくりこなかった。


 その今でも大好きで、いずれまた乗りたいと思っているビートルの話。もうすいぶん前、スーパーに行った帰り、丁字路につきあたり、右折するのにウインカーを出し、左右確認のその時突然ビ〜〜〜ものすごいけたたましいクラクションの音。えーークラクション?どういうこと???今までそういう経験をしたことがなかった私は、とにかくびっくり、あたふたした。車の前を歩いて通り過ぎるひとりの男性。”なんで鳴らしてんだ”と言わんばかりに、まじまじと運転席の私を見ている。「ちがうんです、そのー車が勝手に・・・」思いっきり心の中でそう叫び、必死に目で訴えた。普段はかわいいかわいい、うちのビートルちゃんだったのに、この時ばかりは、よくもよくもと、本当にうらめしかった。


 それよりさらに手の焼ける2CV。同じ2CVでも全部がそうかというとそうではないらしく、FTPに案内してもらった仏三さんは、ならないとおっしゃるのだが、うちの2CVは、パーコレーター現象というのが起きて、しばらく走ってからエンジンを止めたり、止めるつもりはないのにエンストしてしまった時など、すぐエンジンをかけようとしても、かからなくなってしまう。それが最初に起きたのは栄で駐車場に車を入れようとした時だった。幸いひとりでも押せる車なので、いっしょに乗っていた息子に押してもらって、無事車を止めたけど、息子は怒っていた。”今時こんな車、めちゃはずかしい、うしろの車、でら笑っとるもん”確かに性能のいい日本車からみれば、この状態ってけっこう笑えるかも。この現象を初体験したこの時、さすがにあわてたし、びっくりだったけど、2,3回繰り返すと確かに恥ずかしい思いはするものの、”仕方ないの、うちはこういう車なんだから”と、開き直って道の端に車を寄せて、少し時間をつぶすしかない。


 しかし、時には呑気に時間つぶしなんかしてられないこともあって・・・マスターの友達家族との恒例忘年会、その会場は一宮の端の端。津島からいちばん遠い位置にある。それによりによってその日、桂一&悌二DUOライブの翌日で、なかなか起きない彼らを無理やり起こして、彼らを見送ってから、少し出遅れて出発した私達。それなりにバイパスを快調にとばしていたのに、ここで右折という時、運悪くエンスト。(エンストは忘れているとしちゃうもの、気を抜いてると起こるもの)、片側3,4車線もある道路を2CVを押して渡り(この光景はちょっと見もの)歩道に入れて、再度エンジンをかけるという、ハラハラドキドキも。まあ、いろんなことが起きてなおかわいいうちの2CVではあるんだけど。


 スキーにチャレンジ。娘が産まれた年にスキーを始めた私。はいたらロボットのようになってしまうスキー靴、その上長い板。何もかもが初めてでゲレンデに出る。歩くのさえままならないのに、雪の斜面を登って降りて歩いて滑って・・・。ちょっとした坂を上りきった所にあるリフト乗り場。坂の下から人はぎっしり乗り場まで続いている。落ちないようにかなり緊張感はあったけど、途中ほんのちょっとの態勢のくずれから、下の人を巻き込んでずるずる下まで落ちてしまい、私がリフトに乗る時、係りのおじさんが、一旦リフトを止めて私を乗せてくれた。これは今思うと、かなり恥ずかしいけど、その時は、恥ずかしさよりも、何もかもに必死でリフトにしがみついているのがやっと。さらに無事リフトから降りることを考えて頭がいっぱい、ちょっとパニック。


 ある酒蔵でのライブの後、最寄の駅から電車に乗り、マスターと盛り上がってたら”次はあおつかー”っていうの聞き逃し(というより私達には聞こえなかった)2つ先の駅まで行ってしまい、車掌さんに”私達青塚で降りたかったのに・・・”(逆に文句かよ)


 お客さん編、ランチ初めてのお客さんらしい。”どれに・・・?”という私の問いに、”どれがいいと思います?決めてください”食事後レジでは、おつりを出すのを待たずに帰られる様子。”あっおつりが・・・””いえいえ、そんな”言いつつ店の外に。それでも追いかけていって”うちも困りますから”と、おつりをお渡しすると”それはそれはご丁寧に”


 そういえば、店内に入るなり”うなぎー”と、叫んだ超変なおじさんもいたなあ。ありえないってことが起こるもの。しかし、その時は本当に笑えないっていうか、どう対応しようと、こっちも必死で余裕がない、とってもマジな私達です。


 美奈子さんのライブの日。”どうも・・・”と、それぞれにあいさつするメンバーの方々。すかさずマスターが”うちのママは、ながた みなこです”と、うけねらいで言った。(吉と永の一字違いってこと)ところが、うけるどころか、全く無反応な、ミュージシャンはじめスタッフの人たち。どうするんだよこの空気、私でさえかたまってしまった。


 日常におもしろいことって割とあるもんだなあ・・・


 8月に出口バンドのライブが決まり、”暑いから覚悟して来てね”と、メールしたら、”ふとんが汗びっしょりになるのは、ご容赦”と、返事がきて、HPアドレスもいっしょに入っていたので、ちょっとのぞきにいったら、いろいろ書いてあって、私がつい大笑いしてしまった、諺のパロディ「三人寄れば鎮守の森」「猫にこんばんは」「東北の親戚より北区の知人」・・・


 今週は「Moon Ray」
Yosiho Otomo Quartet 「Moon Ray」
Roy Haynes Quartet 「Out Of The Afternoon」

めちゃカッコいい曲。演奏も大好き!

'04.03.17 ☜  一覧  ☞ '04.03.02