２００５．０８．２６
１８きっぷは、いと楽し！ 前回７月同様夜行、「ムーンライトながら」で往復、車中２泊、深夜出発の１３日から、早朝帰宅の１７日までの、長いような、短いような、青春１８きっぷの旅。 今回もいろんなことがあって（地震で本当に、怖い思いをした・・・）、いろんな人に会って、だけどやっぱり夏の旅を満喫、もう大満足！！
１日目１４日は、真岡鉄道の「SLもおか」に乗るため早朝東京到着後、埼京線、水戸線で、大宮、小山を経て、SLの出る下館駅に向かう。 下館には、SL出発の２時間ほど前に着いてしまい、待ち時間の間駅周辺を見て回ることに。 近くの美術館に行って、お茶して・・・そうこうしているうちに、今度は逆に出発時間が迫っていて、走ってホームに向かった。
発車１０分くらい前だったので、もちろんSLは着いていて、もうすでに席もあまり空いていないほど。 写真を何枚か撮って、かろうじて２人並んで座れるところを見つけて、腰を掛ける。大音量で汽笛を鳴らし、シュッ、シュッ・・・と、ゆっくり走り出すSL、ものすごく重みがある。
走っていくと、いたるところに三脚を立ててシャッターチャンスをねらうカメラマンさん達、道端や家の庭先に出てきて見送る人、踏み切りで止まっている車列の中の人達・・・そのほとんどの人が、子供だろうが、大人だろうが、SLに向かって勢いよく手を振っている。 この光景は、かなり感動的！
そして、行く先々の駅では、小さいお子さんを連れたお母さんやお父さんが、子供達に間近でSLを見せて、写真を撮って・・・そして、子供達も大はしゃぎ、機関車がホームを出るときには、大声で”バイバーーーイ”と、みんながみんなやっぱり手を振っている。 夏休みということもあって、とにかく小さい子供さんが多い。
車内では、地元のおばさんらしき女性がふたりエプロン姿でワゴンを押してきて、おもちゃや飲み物などを売ってくれる。 こんなところも、またのどかでいい雰囲気。 貫禄十分で、のんびり線路を行くSLにぴったり。 私達は、SL弁当とビール（これは欠かせない）を買って、車内でいただく。
１時間ちょっとのSLの旅が終わり、終点茂木に着くと、運転席から降りてきた機関士さんは大人気。 ”いっしょに写真撮ってくださーい！ もう一枚お願いしまーす”と、あちこちから声がかかる。 まるでスター、みんなのあこがれの的。
その後、ターンテーブルに乗り向きを変える機関車を見て、次に出る列車に乗り、また下館に戻る。
それから、新宿に向かい、やっとホテルにチェックイン。 でも、ここでゆっくりという時間は全くなく、次のスケジュールが待っている。 ただ荷物を置く為に部屋に入ったようなもので、一息つく暇もなくまた出かける。
この日のライブは、出発前から御茶ノ水NARUと決めていて、時間もないので、食事もそこですることにして、いざ、NARUへ。 ここは、初めて行く店なので、住所だけでは、そうそう簡単には探せないと思っていたが、意外とあっさり見つかった。
メンバーは、荒巻バンド。 店の中に入ると、まだ演奏前で、ピアノの前に座っている桂一さんがまず目に入った。 私達がいるのに気がつくと彼はすごく驚いて、”おいおい、静岡どころじゃなくて（隣の席のお客さんが静岡からだったらしい）、名古屋から来ちゃったよ”と、口走っていた。 リーダーの荒巻さんもMCで、”客層がお盆ならでは”と、言っていた。
ライブは、吠える！、うなる！、叫ぶ！、荒巻さんがリーダーなので、それにそうように、直さんが吹き、桂一さんが弾き、珠也さんが叩く！。 激しくて、なかなか刺激的な演奏だ。 おしゃれで、素敵なお店で食事をして、ライブを聴いて、幸せ気分に浸りきって、長い一日ももうすぐ終わる・・・つづきは、また次で
今週の一曲 「Giant Steps」
COLTRANE
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