津島市蛭間町
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全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2013,8,19

 初孫が誕生した。 孫が産まれた日は、偶然にもくれよんの誕生日といっしょで、その日くれよんは、33周年を迎えた正に記念すべき特別な日だった。 娘の出産予定日が間近に迫った3月末、この調子だと予定日過ぎるかもという感じに・・・ということは、くれよんの誕生日に!などとちょっと思っていたら現実になってびっくり! 何か運命的なものを感じてとても不思議な気がしている。

 
 ”孫は、子供よりかわいい”世間でよく言われること。 それも、いよいよ身を以て体験できると思うと心弾む。


 産まれたと知らせを受けて、くれよん閉店後、早速病院に向かう。 ガラス張りの新生児室、さらにガラスケースがいくつか並んでいる。 名札が見えにくくて”うちの子は、あの中・・・?”と、とりあえず初日はそんな程度。 翌日部屋に戻っていた孫と初めて間近に対面。 でも、なんとなくピンとこない”小さいなあ”ただそんな印象。 3日目4日目、やはり同じような感じ。 5日間入院して、待ちに待った孫が我が家にやってくる退院の日。 部屋を出る時間が決められているうえ、手続きやら、病室いっぱいに広げた荷物の車への移動・・・身重とはいえ、身一つだった頃は、自分が動けばそれで済んだものの、産まれてしまえば、どんなに小さくても、とにかく何をするにも孫がいっしょ。 さらに授乳だのおむつ替えだのと、けっこう時間がかかる。 それでもなんとかぎりぎりであわただしく退院、我が家に到着。 布団も早々揃えてベッドなど準備万端。 孫との生活を考えるとウキウキそわそわと思いきや、私もマスターも自分たちが、娘と息子を育てた時のことなどすっかり忘れていて、とにかく小さい孫を前に戸惑うばかり。 母親の娘でさえも手つきがまだまだ覚束ない。 みんなが不慣れで、娘の産後の状態もすぐれず、精神的にも不安定で一ヶ月くらいは、外出もままならず、気分転換らしきこともできずじまい。 なんだか神経張りつめて、ピリピリした空気が流れ、孫の顔見て、癒されるとか、そんなのんきなこと言ってられるような状態ではとてもなかった。   


 それでも、3週間程で、レッスンに復帰した娘は、そのころには、やっと少しづつ体調も回復し、生活のリズムもつかんで、かなり慣れてきた様子。 そうなると、私達もやっと心落ち着かせて孫の世話ができるようになるし、かわいさ実感。 とはいえ、多分孫と子供のかわいさなんて、比較できないし、どっちもかわいいに決まってるけど、孫のことでいえば、責任がない分かわいさが倍増する気がするのだと思う。


 自分が、娘と息子を育てる時、「親として」という、責任感というか使命感というか、いつもちゃんといなきゃ、ちゃんと子育てできてる?常に自問自答、常に必死。 ところが、今、娘が仕事で出かける時など、”お願い”と、出て行ってもせいぜい数時間、言われた通りの時間になったらミルクを作り飲ませ、おむつを替え、ちょっと泣いてもあやせばなんとかなる、こんな程度なので、”かわいー、癒されるー、笑うとほんと天使だねー・・・”と、かなりばーちゃんバカです。


     来月はじめに5ヶ月になる孫、素敵な未来でありますように!

                  今日の1曲は、迷わず「NAIMA」 COLTRANE

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