目指すはストックNo1!

Vol.6  (2020.7)

 
            








  今回スポットを当てる艇は、一目でアルファロメオと解るカラーリングをまとったVans Racing
 製の「Lynx-285」です。
  Lynxは登場から10数年が経過した最新鋭の艇ではありませんが、Outboard Tunnel ヒート
 レースの本場アメリカでも、現在も常勝の優れた艇で、当連盟が主催するOutboard Battle GC
 でも参加数が増加しており人気の艇です。

   この艇の所有者は滋賀県在住のM氏で、ラジコン暦が非常に長くボートカテゴリーに近年復帰
 され、Lynxの調整にも日々努力され、その成果がレース結果にも現れています。

  艇の走行姿勢をプロペラシャフトのアングルで調整するのではなく、艇の前後の重量バランスで
 行なうことが、この艇のベスト姿勢&走行を見つけるには、早道ののようです。
  直線走行時のピッチングは、突然水中に潜ることがあるこの艇の特徴でもあるので、ピッチング
 をなくし、水平に船体を浮かす、ペラの選択も含め、そんな調整がこの艇には合っていると思いま
 す。


 テクニカルデータ

 
船 体 : Lynx-285
 エンジン : OS21XZ改
 キャブ : OS4E
 マフラー: OS-2080
 ラ ジ オ : KO EX-1
 プロペラ :
   テンショック 42x1.4
 燃 料 : クロッツ50%

 燃料タンク:
   150+60cc
 

左後方から
前方マフラー仕様を採用

右後方から

アルファロメオカラーがカッコ良い!

カウルを外して

ラジオボックスの様子

アウターヘッドは21VZ用を加工

スロットルケーブルにも工夫のあとが

テンショックのペラはダイヤ42mm

オリジナルのタンク室は蓋をしてサブタンクの場所に

チューンドマフラーはOS製2080
高回転が良い音色
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