０２，０５，３０
先々週、酒井 俊さんのライブの話題で、CDを買ったこと書いたんだけど、あれから、毎日欠かさず聴いている。その時も書いたように、俊さんはライブでジャズ以外の曲もいろいろ取り上げていて、CDもまた実にバラエティに富んでおります。
というわけで、くれよんに足を踏み入れた途端、“最高だぁ〜〜”と叫んだギタリストが、ジャンカジャンカジャンカジャンカ、ギターかきならしてたとしても、♪四丁目のい〜〜〜ぬは・・・♪と俊さんの歌声が、響いてたとしても“えっ？え〜〜〜〜っっ？？？”“おいおい・・・”なんて言いつつ、帰ってしまったりしないでくださいね。ご存知ない方には、こんな歌の人もいますってこと、知ってもらいたいし、とにかくまず、じっくり聴いてみて下さい。きっとじわじわ心にしみてくるはず・・・。心打たれる演奏ならOKでしょ。私は少なくとも、そう思うのだけど。
テクニックばかりすごくても、全然心に残らなくて“あら 上手だったわね”で終わってしまったり、自分の実力鼻にかけた演奏って、押し付けがましくて、うんざりだし。やっぱり人間味があって、雰囲気があって、ハートが大事。と言って、テクがどうでもいいってことじゃない、プロのミュージシャンですから、うまいことが前提、すごいのは当然。演奏がつまらないライブは、話にならない。
なんて今でこそ、こんなこと言えるけど、くれよん5周年、10周年記念ライブを、アマチュアバンドで、楽しんでた頃は、ライブっていうだけで、ドキドキして、ライブっていうだけで、感動して。ところがステージを作り月１で、東京のすごいバンドを聴くようになると、もっともっとすごい音を求めるようになる。レコードをかけるのに、今自分が聴きたい1枚を選ぶように、ライブをも聴きたいバンドを選ぶようになる。だって折角ライブなんだから、レコード鑑賞じゃないんだから、その場の雰囲気もあるし、より刺激的によりスリリングに、時には踊ったり（これって私だけ）そういうこと求めるよね。
そうなると最初から最後までジャズばかりでつまらないより、多少ジャンル違いがあったとしても、バンドの世界にどっぷり入り込めた方がいいし、心満たしてくれる方がいいもん。
今週は、エリントンの超おなじみ
It Don’t Mean A Thing
ホントホント やっぱスイングしなきゃ。某ミュージシャン達は、日常使いのハブラシから病院に至るまで、スイングしてなきゃだめだと言っております。スイングしてる病院ってどんな病院かしら？
TOMMY FLANAGAN The Master Trio これは、ものすごく好き
小林 桂 ミスティ K これもめちゃ好き 桂さんステキ！
先週の山ちゃん（g）4のライブで、ミンガスのハイチアンファイトソングとテーマめちゃ似てると思ったんだけど・・・では
'02.06.05 ☜
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'02.05.22 
