２００２．０９．１４
いつ頃かなあ、休みになると中古レコード屋さん廻りをしていた時期があった。今は、全くと言っていいほどない。最近は、できるだけ新しいところに目をつけて、話題のCDも買おうと思う。それがいいのか悪いのか、ちょっと迷うところでもある。うちの売りは‘50年代〜’60年代のモダン中心なので、その類のレコードをいつもバリバリにかけていなきゃいけないんだろうかと、考えてしまうから。でも私は、新しいものもどんどん取り入れていきたい方なので、新譜にもけっこう興味がある。レコード屋さんに行って試聴できるものは聴いてみる。2週間ほど前、新しく出た“フライドプライド”のCDを買った。この時も、いろいろ候補はあがったが、聴いてみてマスターと相談の結果これにした。（私はakikoさんを押したんだけど）話題性があって、しかもおしゃれな感じがするし、初心者の人や若い世代の人にも、受け入れてもらえそうだから。とにかく難しいとか、わからないとか、そういう抵抗感を持たずに、まず聴いてほしいのだ。
最近、知り合いの息子さんが“ライブに行きたい”とおっしゃったので、とりあえず9月分のライブニュースを届けた。彼の話を聞いてみたら、前に昔のジャズをアレンジした演奏を聴いて“ジャズに興味を持った”のだそう。でもそのもとになってる肝心な「昔のジャズ」を彼は一度も聴いたことがないということだった。ただ生音が好きで、ずっとジャズに興味を持っていたということから、今回うちのライブにという気になったらしい。仕事の都合上“土曜日の方がいいので、7日におじゃまします”とおっしゃっていた。7日は、ライブニュースには、うたわなかったけれど、中川さんの追悼ライブだった。説明しようと思ったけど、ライブの話が出た時点で“ジャズといってもいろいろタイプがあるので、とにかくいろいろなバンド聴いてみて・・・”と言ってあったので、これもありかなと思い彼の意思に任せた。なんせ私とは違い、真面目一筋って感じの好青年なので、森さんのうたで、みんながすごく盛り上って、踊り出して・・・って、だんだんそういう状態になりつつある時（中川さんが、ノリノリ楽しい系が大好きだったので、今回はそんな感じでと前もって頼んであった）ちょっと別の日すすめといた方がよかったかなと内心不安だった。でも“楽しいですよ、この方が”“知ってる曲があったので、ほんとに楽しいです。最初から来ればよかった”と言ってくださったので、ほっとひと安心。これをきっかけに、ジャズにはまってほしいなって、マジで思うのだ。休憩時間には、彼が今まで聴いたことがない「昔のジャズ」数々の名盤も少しづつかけていこう。
WYNTON KELLYの「FullView」に入っている
「Dont ’cha Hear Me Callin To Ya」思わず踊りだしたくなるKELLYのプレイ
「Walk On By」この曲も大好き！IKE ISAACSの「At Pied Piper」でも演奏されてる。こっちもすごく、いい！！
'02.09.21 ☜
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'02.09.04 
