2002.12.04
いよいよ師走。あっという間にクリスマスが来て、大晦日が来て、いつの間にか年が明けちゃうんだろうなあ。と言いつつ、やらなきゃならないことが山積で、休みが足りないわ。
29日くれよんを早く閉めて(暇な上に、こんなことしてていいのかなあ)池田 篤(as)4のライブに行ってきた。本当に久しぶりに、あっちゃんの演奏を聴いた。2set通してほとんどがオリジナル。エンディング、プシュプシュと音にならないような最後の一音まで、神経張りつめて演奏していて、聴いてる私も緊張気味。気が抜けないし、気軽に楽しんじゃうライブではないけど、すばらしい演奏が続く。
メンバーはピアノが、今超話題の野本晴美さん。3年程前に買ったドラムの山口さんのCDで聴いたことはあるけど、ライブは初めてだった。今回こんな話題のピアニストが、聴けるっていうのも、楽しみのひとつだった。細身に黒いジャケット、髪をひとつに束ねていて、マスター曰く“うしろ姿が桂一に似てるなあ”うーん そう言われてみれば・・・??全く派手さはない。演奏もしかり。あっちゃんのバックで、弾くのって難しいだろうなあって、若くて、しかも女性ピアニストの野本さんをすごい人だなあと、思いつつ聴いていた。
ベーシストは、全く初めてで、名前も知らなかった。増原さんというそのベーシストは、あっちゃんがニューヨークにいた時知り合った人で、一年半くらい前に、大阪から東京に出てきたんだとMCで説明があった。やはり、とてもいいベースだった。東京は次々、ホントにすごいミュージシャンが出てくる。
ドラムは、くれよんでもおなじみ、高橋 徹さん。彼も今や売れっ子ドラマーで、いろんなバンドに参加していて、忙しそうなので何より。
ライブとしては、オリジナルがほとんどなので、正直難しい気もするんだけど、それを言ったら高橋さんが、“それでも、あえてその姿勢を貫き通す、池田さんは、すごい”と言ってた。だから、お客さんもついてきてくれるんだと。私は、あっちゃんのまじめで、あったかい人柄と、哀愁たっぷりのサックスの音色が大好き。
そして翌日は、くれよんライブ。渋谷みちる(vo)4。みちるさんは、アップテンポな感じが、多い気がするけど、バラードも適度に入れていて、それにストレートに歌うのが好き。そして、お客さんが言われたように、“宝塚みたいでカッコいい”。ライブで楽しんで、終わってからいっしょに飲んで楽しんで。今回は、猫の話で大盛り上がり。つくづく飼い主バカやってるなあって思う。そういえば、あっちゃんもニューヨークにいた時、アルトとドレミという2匹の猫を飼っていて、帰国して間もなく出したCDのジャケットには、まるでサックスを吹いてるように、どちらかの猫が写っていてかわいい。人が飼ってるペットなんだけど、実はその“人”が、自分の飼ってる犬や猫に癒されてるんだなあ。うちのホタルも、超癒し系でして、私はいつもホタルの顔を見て憂さをはらしている。
今週はというより今月は、やっぱクリスマスソングでしょ。
まずは、「サンタが街にやってくる」
BING CROSBY 「White Christmas」 クリスマスソング唯一のレコード
小林 桂 「Wonderland」 桂さん大好き。緑川さんのソロ めちゃ いい!
NOW JAZZ(小林 桂) 「X’mas Millennium」こちらは、バックがピアノトリオ
RAY BROWN Trio with guest singers Christmas Songs (DIANA KRALL)いい感じ!
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