２００３．０６．２４
出口4のメンバーは、出口さんからのメール通り4時頃くれよん入りした。ちょうどその時私はそこに居合わせなくて、到着直後の様子は、わからないけど、4人ともどっと疲れが出たって感じだったらしい。到着後しばらくして、店に行くと見た目いかにも窮屈そうに、4人してカウンターに座っていた。“やあ”と、いうようにまず出口さんが、手を上げる。私もそれぞれみんなにあいさつをすませる。そこで、マスターが“みんな、かなりお疲れ！”と。あらま、これからライブだっていうのに、そんなに疲れちゃってるの？この時期独特、じめじめの蒸し暑さと、前2日のライブ疲れ、移動の疲れ、そこへ持ってきて、ホテルでアウトの時間に間に合うように、きっちり起こされて、たぶん睡眠不足も重なっているんだろう。等々、疲れるはずだ。まあ、無理もないかあ。
4人でああだ、こうだ言いながら、レコードは聴いてるものの、すでにコーヒーは飲み干していて、出口さんなんか、みんなに“ねぇ、INする？”と、とにかく早く家に行って、休みたいって感じだった。高橋さんは、店に残り、あとの3人はホテルくれよんへ。どうしてるかなあと、しばらくして、家に行ってみると、リビングの床に直接ごろごろと3人が横になっている。あっ、布団早く出さなきゃ。あわてて布団を運ぶ。うちはクーラーがないので、かなり部屋の中が暑い。ところが、桂一さんの『俺の部屋』は、リビングよりさらに相当暑いのだ。それでも“寝てみる”と、言うので、大型スピーカーとターンテーブルの間のかろうじてあいてる隙間に、なんとか布団を敷く。出口さんはすでに寝ている。布団・・枕・・と、運んでいるうちに、大表さんは、目がさめてしまったと、また店に。その間高橋さんは、「レコードが聴けるこんないいチャンスなのに・・・」と、言いつつ、レコード鑑賞を、めいっぱい楽しんでいる。こういうとこ、やっぱミュージシャンだなあ。
出口さんは、6:00頃起きてきて、楽器のセッティング。同時に高橋さんも大表さんも。セッティングが終わるとリハ。リハが終わると食事に出かける4人。さあ、いよいよ2年ぶりのライブだ。出口さんのライブの常連さんとは、実に2年ぶりにお会いする。それも私にとっては、ずいぶん楽しみなこと。
出口さんは、演奏で、MCで、パフォーマンスで楽しませてくれる人で、つくづくすごい人だなあと、思ってしまう。ほぼ予定通り始まったライブ。でも、今年は、MCが短いような。初めてのお客さんは、“えっ、これで短い？”なんて、思われるかもしれないけど、たいていこんなもんじゃない、かつてはそうだった。なので、今回あっさり11:00過ぎには、2setすべての演奏を終了した。
終わって飲むのが、また楽しいのだけれど、何せお疲れだったので、桂一さん以外は、2:00am頃家に戻り、桂一さんと私達は、それから1時間程でお開きにした。焼酎を持って家に行くというので、“氷も・・・”と、すすめたけど、“それだと飲み過ぎる”だの、“もう、すぐ寝るから”、だのと言っておきながら、翌日11:00起床12:00出発になっていたので、みんな食事をすませて、11:00もとっくに過ぎているのに、起きてこないので、出口さんが、さすがにしびれをきらして、起こしにいって“もう、11:30だよ”と、言うと“え〜〜〜〜〜っ”と、すごい叫び声を上げている桂一さん。待つこと十数分、やっと起きてきたと思ったら、なんとまだパジャマのまま。あきれたことに、寝たのが、朝の7:00だって。それじゃ起きれるはずもないのだ。食べ終わってから、コーヒーを飲む間もなく着替えをして、あわただしく、予定より約30分おくれで、ここを出発した。あっという間だったけど、楽しかったぁ。
今週は、ライブですごいカッコよかった私の大好きな「Midnight Dance」
出口辰治4 「Quiet Dawn」
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