津島市蛭間町
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全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2003.11.25

ボジョレ・ヌーボーで大騒ぎ、テレビでは、100年に一度の出来とも言っていたような。だけど、出来の良さのわけが、皮肉にもあまりの暑さに死者まで出た、今年の欧州の猛暑の恵みとは。なんだか手ばなしで喜べない気もするけど、それでも、それとこれとは別なのか、ヌーボーファンは午前零時を待って乾杯!グラスを傾けると、みんな陽気に、楽しげに、極上ヌーボーを味わうのだ。


私達はそれほどのワイン通でもないし、ビール程頻繁にワインを飲むこともないけれど、恒例のヌーボーなので、今年も何ヶ月か前に、”1本でもいいので・・・”と、出入りの食材屋さんに言われ、本当に1本だけ注文した。当然これは、自分達で楽しむ為の1本なのだ。


20日と聞いていたヌーボー、配達されたのは、19日だった。”あれ 今日だったの?”と、言ったものの、よく考えてみると、熱狂的ファンともなると、午前零時20日になった瞬間に、ボトルを開ける、これ当然?


これはなんとしてでも、前日中に届けなきゃね。しかも、年に一度のこのお祭り、「ヌーボー解禁」と、銘打って、多くの店は、客引き合戦展開で、きっと多くの客をみこんでの、ケース単位の大口注文をしていることだろう。(うちには全く無縁のこと)配達の人もさぞ大変だろうと、気づかいながら、”たった1本でごめんね”と、言う私に”とんでもないです、ありがとうございます”と、にこにこ顔で応対してくれるので、なんだか申し訳ない気さえするのだ。(日常の何気ないこんな会話で、ほっとすること、私はけっこうある)


せっかく解禁に間に合うように、配達してもらった1本だったけど、前に書いたように、ワイン通でも、熱狂的ヌーボーファンでもない私達、その日に栓を抜くことはなかった。


翌日20日、どうする?と、マスターと相談。飲みたいのは山山だけれど、ぜったいと言っていいほどないとは思うけど、もしかして、まちがって”ボジョレ・・・”なんて言うお客さんがいるかもしれないからと、結局その日もまた1日棚の上のカラフルなラベルのボトルをながめるだけで終わった。


その間テレビで、解禁の様子などニュースで見ていると、みんなグラス片手に、ヌーボー大絶賛。ますます、ボトルを開けるのが楽しみになる。


そして次の日。さぁ今日こそと、栓を抜いて、上出来ヌーボーを味わってみる。”ふ〜ん、なるほど”わかったようなことを、つぶやきながら、たった1本のヌーボーをマスターと飲んだ。


なんだかんだ言いながら、結局私達も時間こそ遅れたものの、ボジョレ・ヌーボー解禁イベントをそこそこ楽しんでいるのだ。


今週は、「You Don't Know What Love Is」
JOHN COLTRANE 「Ballads」
ERIC DOLPHY 「Last Date」
TMD(東京銘曲堂) 「You Don't Know Love Is」
緑川 英徳4 Live!'99 Oct.

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