２００３．１２．１５
もうすぐ街にサンタさんがやって来るように、20日(土）くれよんに、岡安さんがやって来る。
プレゼントを持ってきてくれるサンタさんを、子供達が待ちわびるのと同じく、私も、岡安さんのライブを待ちこがれている。
しかも、今回はくれよんでは初めての岡安さんのソロ。池田のあっちゃん、緑川さんに次いでのソロライブ。どんな演奏を聴かせてくれるのか、すごくすごく楽しみ。
それと、この日は今年最後のライブでもある。2003年の終わりに、岡安さんのソロってちょっといいかも。心してライブに臨まなきゃ。
それには、体調を万全に整えることがまず大切。二日酔いがひどくて、ライブが始まっても”まだ、ちょっと飲めないな”っていうのも悲しいけど（こんなこともありました。ったく、よくやるよなあ）、風邪ひいたり、具合が悪くて、お酒が飲めないのは、さらに、ほんとに最悪の状態。
前、ひでしくんのライブで”せっかく○ヶ月ぶりかに来たのに、ママが飲めないなんてつまらん！”と、言われたことがあったけど、人に言われるまでもなく、それはやっぱり当の本人がいちばんつらいのだ。
素面で聴くライブなんて、ありえなーい！私にはたえられなーい！悲しいかな、お酒飲まなきゃ演奏聴けない体になっちゃったのね、おそろしい。かつて、”ビール？こんなもん「うまい！エぇ〜たまらん」と、飲んどる人の気がしれんわ”と、言っていた頃もあったっていうのに・・・。
そして、次には心。心を病んでいても、やはりライブを楽しむことはできません。こうみえても、私だって、落ち込むことはあるわけで、そんな時は、ライブに身が入らないっていうか、聴いているようで、聴いてないみたいな、何か自分だけ、おきざりにされたようなっていうか、何だかむなしくて、そして、さらにどんどん落ち込んでいく。
身も心も、健全な状態で、お酒はほどほどに、いい音楽には酔いしれて、これが何よりいちばんなのだ。
それともうひとつ言えば、岡安さんという人を、出会った頃よりも、少しづつわかってきたら、聴き方も変わってきたということ。最初の頃は、お互いに遠慮もあるし（一応するんだよね）どういう人間かっていうのが、まだわからないから、どこまで話していいのか、判断に困る。それこそ冗談も言わないって感じだけど、だんだん言いたいことが言えるようになって、今は、割と思ったことぶつけられる。
前も岡安さんのライブに”今日は岡安さんのギター堪能できるぅー”つもりで、ワクワクしながら聴きにいったら、何人か演奏に次々加わってきて、ジャムセッション状態だったので、かなりがっかりだったことがある。
ライブ数日後、本人から電話が入り、そのことをあやまっていた。そんな彼に私は、”・・・あのライブはないよね・・・”なんて、ずいぶんきついこと言っちゃって。（言っちゃうんだなこれが）、そしたら、”俺は、まだまだ修行の身だよ・・・”と、すごく、恐縮していて、ずいぶん謙虚だった。”
「遠い存在」で聴くのと「より身近に感じられるようになった存在」として聴くのとでは、やはりちょっと違う。スーパー400にしてからも、賛否両論で、たぶん本人もそれをわかっていたんだろうけれど、私は岡安さんのギターにかわりはないと、それまでと同じように聴けた。
土曜日のスペシャルライブ、きっと、あったか〜い、やさしい音色に包まれて、ライブが終わるまでの数時間、至福の時を過ごすのだ。
ほんとに、クリスマスが近いけど、岡安さんのライブで、クリスマスソングってありかなあ・・・？
今週は、「Merry Christmas Darling」
小林 桂 「Wonderland」
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