２００３．１２．２４
くれよん今年最後のライブが終わり、2003年のライブを、岡安さんsoloで、締めくくった。
しかし、まさか岡安さんのライブに雪なんて、思わぬ積雪にびっくり。夜中から降りだした雪で、20日朝起きて外を見ると、あたり一面雪、雪、雪の銀世界。真っ先に”今日のライブはこれじゃダメだ”という思いで、がっくり。もう、よりによってこんな日にと、土曜日の雪は、本当にうらめしかった。
天候の予測なんて、何ヶ月も前から把握できるはずもなく、それでも、去年は今回より、一週間程早いスケジュールで、桂一、悌二DUOだったけど、決める時、念を押すように桂一さんが、”その頃ってさあ、まだ雪だいじょうぶだよねぇ・・・”と、雪をすごく心配していた。
今頃そんなこと思い出したところで、どうしようもないし、スケジュールを決めるのはたいてい3ヶ月、4ヶ月前だし、その時点で、天候まで考慮に入れてというのは、とうてい無理。
しかし、そうは言うものの、スペシャルに雪っていうのは、ホントに最悪で、何度かそれを経験しているので、余計切実だ。
今回も昼間”今日、岡安さんのライブ本当にあるんですか？”と、問い合わせがあったほど。その後、岡安さん本人も電話してきて、”雪はどう？・・・”と、すごく心配していて、”今、岐阜のホテルなんだけど・・・きのうライブ終わって帰ってくるのに、もうホント大変でさあ・・・あぁ、また降ってきたよ・・・”と、さすがに、お疲れ、まいったなあと、言わんばかりの様子だった。それでも、６：００頃には入るからと言って、ほぼ時間通りにくれよん入りした岡安さんだった。この日は、岡安さん始めてのソロ。サウンドチェックはいつもより念入りに行われた。
いよいよライブが始まると、やっぱりお客さんは、し〜〜〜んと静まりかえり岡安さんのギターに聴き入っている。ひとりだからもうマイペースで、自分の思うように、次から次へと出てくる曲達。曲決めってしたのかなあ、それとも、おもいつくままっていうか、これ弾いたら次はこれって弾きたい曲が、どんどんでてくるんだろうか。いったい彼の頭の中にはどれだけの曲が入っているんだろうと思ってしまう。
自分のペースで弾き続ける岡安さん、しかも楽しそうだから、とっても心地いいし、聴いてる私も楽しくなってくる。
新しいアルバムの帯に「世界一サウンドのきれいなギタリスト・・・」とあって、”世界一はすごいね”と、私達が言うと、”だってそれは、レコード会社が・・・”と、しきりに謙遜する岡安さん。MCで”ミッドナイトグルーブを出した頃は、なんて生意気だったんだ”と、言っていたように。でも、終わってから、このファーストアルバムを聴きながら”今聴いてもいいアルバムだ”と、言い切った。
私も、”今までのアルバムみんないいよ、全部好きだよ、それにだんだん渋くなるよねェ、私はこれ（新しいアルバム）を、聴いて涙するよ”と、言ったら、岡安さんは、”涙はしないんだよ、これは、昔みたいにっていうか、弾きまくってるから、なんでこんなに弾いてんだよって、きっと言うよ”って私に言った。
”ビールはだめだよ”と、ウーロン茶を一杯だけ、お料理を少し食べて、どうしても雪が心配でたまらないらしく、早早に引き上げた。”また、今度ゆっくりね”と、言いつつ。
新しいアルバム「Blaze Up」私の好きな「インビテ−ション」で始まるのもごきげんだねえ。
今週はそのアルバムから、岡安さんのオリジナル「Make It For Buddy」
岡安さんsolo、ステキなライブでした。
Merry Christmas!
'04.01.04 ☜
一覧 ☞
'03.12.15 
