２００４．０１．２１
いつもの朝のドタバタ。ダン ダン ダン ダダッ ダン ダン ダン ダダッ・・・ 携帯のけたたましいアラームの音が、部屋中にひびきわたって、目が覚める。”え〜っ もうそんな時間、誰かどっかで時計の針早めてんじゃないの・・・”なんて言ってる暇はない。早く息子を起こさなきゃ、学校間に合わない。お弁当も作らなきゃならないし。
あわてて部屋を出る。ドアの外には、ミルとホタ（度々登場するうちのネコ、正式にはミルクとホタルと申します）”ニャア おはよっ、おなかすいた、ごはんちょうだい ニャア”1分１秒あらそう、朝のこのいちばん忙しい時にもうー。”ニャアニャア”（ごはん、ごはん”と言ってるように聞こえる）と催促。あー、わかったわかった、ごはんでしょ、ほんとに人の顔見りゃこれなんだから。でも、その前に、”起きてー早く！！”向こう三軒両隣より、もっと広範囲に届くくらいの大声で、ちょっとやそっとのことでは、ベッドから起き上がりそうにない息子に叫ぶ。
そして、階段駆け下りて、和室開けるが早いか（これは誰かの”俺の部屋”です）カリカリ（ネコのごはん）わしづかみ、すぐさま、とってかえして、それぞれのお皿にカリカリを入れてやる。はい、どうぞ、召し上がれ！
今度は、大急ぎで、店の方に。我が家の食事はいつも店（くれよん）。パンを焼く。卵を焼く・・・。それに超寒いから、あったか〜〜い、カプチーノ（ごはんの時は、お味噌汁であったまる。）ふぅ。ああ、だけど、ゆっくりしてる余裕はない。時計とにらめっこの食事。
お弁当を持って家に戻ると、息子は身支度に忙しい。あれがない、これがない。また、はじまった、いつものこと。時には、目の前にあるのに、気づかずに、わあわあさわいでいることもある。そんな時、”その目の前にあるもは何？ったく、どこに目がついとんの”するとすかさず息子が、”目はちゃんとここについてます、目がどこについとるってこっちがいいたいわ、ほんとに”
あわてるとあぶないからと言えば、こんな時間ないのに、猛スピードでいかないと間に合わないとか。本当に、口がへらないというのか、ああ言えばこう言う、こんなやりとりがいつもあって、もうなんでもいいから早く行ってよーと、なかば追い出すように送り出す。
そして、そのあと週3回はゴミ出しがある。その3回は息子を送り出したあと、さらにあわただしく、店と家とを行ったり来たり。ゴミをまとめて、収集場所まで持って行く。これもなかなか大変。それが終わってやっとひと息。
ちょっとコーヒータイムにしよう。今日も一日が始まるなあ。
いつものように、あわただしかった、今日の朝。息子は食事を済ませて、”ごちそうさまー”と、言ったあと、”あと、20日”ぽつりとつぶやいて店を出た。また、3年間これから始まるんだなあと思った入学の時。その高校生活も、そう、あと20日なんだ。とにかく無事に早く過ぎてほしいよー。でも、いろいろ思い出すと、ちょっぴり、しみじみ・・・。
今週は、「Kary's Trance」
LEE KONITZ 「Inside Hi-Fi」 コニッツの自作ナンバーで最も有名
一時期コニッツのこのアルバムと「Very Cool」が、大好きで、交互に毎日のように、聴いていたことがある。「Inside・・・」は、’96年に、コニッツさんに、ジャケットにサインをもらい、今特に思い入れがある。
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