津島市蛭間町
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全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2004.05.13

 まだまだ先のことと思っていた岡安さんの支援コンサートも無事終わり、東京からもどってはや20日あまりになる。


 コンサートは本当に豪華なそうそうたるメンバーで人数も多く、出番は少なくもったいない!ぜいたくな!と、思ったけれど、久々に演奏を聴く人達ばかりだったので、演奏はもちろん彼らの姿を見られることもまた、うれしかった。


 そして夜は、東京ツアー恒例のライブ。今回はどこにしようとまた迷った結果、南青山に行った。桂一さんには”俺その日、吉祥寺だから”と、前もって言われていたのだけれど、当日岐阜のおっちゃんご夫妻が、岡さんが出演されるボディ&ソウルに行かれると聞き、「ボディ&ソウルかぁ行ったことないしなあ・・・」と、心ゆらいでしまったのと、それになんといっても新宿から近い、ということで、食事後お店に向かい、1set後半になんとか入ることができた。


 岡さんのテナーはもちろん、本当に久々に聴く原さんのペットはすばらしかった(原さんは”お会いするのは10何年ぶりですかねえ・・・”と言っていた)ピアノトリオは若手で、ジャズ誌のライブスケジュールで目にし、名前だけは知っているという3人、これからが楽しみ。東京は次々新しい人が出てくるなあと、とてもうらやましい気になる。


 そしてタップの宇川さん。以前ラブリーでのライブのビデオをお客様から、いただいて見たものの、満員で宇川さんの姿さえも満足に見えない状態だった。今回ステージの宇川さんからすごく近い席だったので、タップをふむ足元までしっかり見えて、華奢な彼女が汗びっしょりになって踊る姿を見て、よくもまあこれだけ踊れるものだとほとほと感心した。


 おっちゃんご夫妻も岡さんのまん前の席で、大満足そうだった。とにかく東京はミュージシャンが多い。そしてライブが熱い、ジャズシーンが生き生き活気があるような、そんな気さえする。


 そこで、うちのライブはというと、地元ミュージシャンのライブとしては6/4約5ヶ月ぶりに復活する。7年続けてきた週一ライブだったので、入れなくなって最初寂しい思いをしたのも事実だし、しばらくしたら今度はないことに慣れてしまったのも確かなのは、前にこのスピークロウで書いた通り。


 だけど、勝手なもので時が経つにつれて、もしかしたら誰か(ミュージシャンが)”ライブ入れてないんだって?どうしたの?・・・”なんて、電話でもしてくれたらうれしいなって考えてる自分もいたりして。


 ところが、ある日突然ベースのあっきいから電話があって、それが現実となる。”俺、くれよんの夢見ちゃって、マスターとママさん、どうしてるかなあと思って・・・”正直この時は本当にうれしかった。


 そしてそのあと、北川さん(b)からも”ライブは続けるべきだ”と言われ、5月以降で入れてもらうよう頼んだ。


 それから間もなくだった。6/4(金)のやゆ&Fish Houseの魚住さん(ds)から電話をもらったのは。やはり突然のブッキングの話に、忙しいバンドだと聞いていたけど、なぜ今なんだろう、タイミングよすぎ?とも思えるほどだった。


 そして数日後、今度は猿渡さん(ds)から”ライブ入れて”と、連絡があった。今まで、地元ミュージシャンは、こちらがだいたい2,3ヶ月おきぐらいの出演になるように、ブッキングするか、ライブ後”メンバーが揃っているうちに”と、リーダーがその場で次回を決めていくかどちらかだったけれど。そんなこんなで3月に決まっていた8/7の出口バンドまで、ここにきて急にスケジュールが決まった。まあ、どっちにしても心ひきしめてやらねば。


 とにかくお客様がひとりだろうが100人だろうが、それで演奏に差があってはならないのだ。プロなら当然のこと(と私は思う)。お客様ひとりひとりの「聴きたい!」という気持ちはいっしょなのに、ひとりふたりならそれなりに、10人だったら10人分の演奏なんてそんな道理があるはずもない。それはなにも演奏だけに限ったことではない。


 ミュージシャンと私達と心をひとつにして、常に前向きに向上心を持って、楽しい!熱い!ドキドキワクワクのライブを!


 たった5ヶ月で心新たにっていうのも、はや復活?ちょっと早すぎ?かもしれないけど・・・。


 とりあえず、6/4は初めての民謡なので、くれよんがいつもと全く違う雰囲気になるのだろうと、ちょっと興味津津。


 今週は「Junior's Arrival」
CLIFFORD BROWN 「More Study In Brown」
そして、これはタイトル違いで同じ曲?
「Step Lightly」
SHELLY MANNE 「& His Men at The Black Hawk Vol.2」

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