2004.05.20
古くからの女友達、そのほとんどが今は会うこともなく、かといって電話をするわけでもなく、手紙を書くこともない。あるのは、年賀状のやりとりだけ。でも、当時仲良しだったので、”おめでとう”の他に、”元気?・・・”と、ひとこと、ふたこと近況報告を必ず書き添えてくれて、それが時とともに、”今年は○○が小学校入学・・・””・・・中学校・・・””いよいよ成人式”と、子供達の成長記録というか、自分のこと、夫のこと、夫婦のことよりまず、子供達のことを書いていた。
そんな彼女達が、去年あたりから、”孫と楽しく忙しい日々・・・”とか”今年初孫が産まれるよ”と、書いてくるようになり、”え〜〜〜っ もう、孫?!”そんな年なのかなあ。ちなみに、うちの娘なんか結婚の「け」の字もないから、ましてや孫なんて、全然ピンとこない。
彼女達からの年賀状は、これから子供達のことから、孫の成長報告に変わっていくんだろうなあと思っている。それもいつか私もあじわうことができるかしら(??)、おばあちゃん同士の楽しみだ。
今でも時々会うことがあるのは、高校時代の女友達。仲良し3人娘(あくまでも当時です)で、お互いの家に行ったり、遊びに行ったりもした。そのうちのひとりは、時々くれよんに顔を出してくれる。そんな彼女から、今年お正月過ぎ、娘さんの結婚が決まったことを聞いた。
彼女に会うと、その娘さんのことをいつも”ホント、男勝りでねェ・・・”と、ぼやいていたけど、やっと決まったわと、ほっとしたようにも見えるし、いざ、決まってしまって、一方では、心の中で”もういっちゃうのよ”って、寂しい思いをしているようにも見えた。
父親だって娘を嫁に出すのが寂しいのは当たり前。でも、母と娘、女同士っていうのは、またちがう思いがきっとある(それが私にはまだわからないけど)。
そんな彼女が先日、めずらしくお姉さんと、くれよんに来てくれた。本当に久しぶりにお会いする彼女のお姉さん、いでたち、雰囲気など、すごく彼女と似ていて驚いた。ずいぶん感じが違うなと。
彼女は自分の好きな事、好きな物をしっかり持っていて(いつ頃からだろう?)会うたび刺激をうけるんだけど、どうやら、お姉さんと2人でよくお茶しているらしく、どっちにどっちがというのではなく、お互いに刺激し合って、とてもいい感じで年を重ねているように見えて、本当にうらやましくなった。
その翌日、娘のバイト友達のお母様が妹さんとくれよんに来てくださった。やっぱり品のいい、素敵なおふたりに感心して、こういう関係っていいもんだなあと、つくづく思った。
母、女友達、姉妹、娘、はたまた孫にいたるまで、女同士って「いい関係」と、改めて考えることだった。
私の母親が以前私を誘いに来た時、ちょうどその日は予定が入っていて、母親に付き合うことができなかった。わけを話すと、すかさず”じゃあ、ゆうちゃんと行くから”と、娘を誘った。娘は即OKしたものの、あとで、”おばあちゃんとふたり?””何話せばいい?””お昼ごはん何食べたらいい?”と、心配している。
そんなこと心配しなくても、おばあちゃんが、話してくるから、お昼だって意外だけど、ピザとかグラタン好きなんだから、たぶんごはんはごちそうしてくれると思うから、お茶おごってあげて・・・
その日がやってきて、心配しながら出ていった娘。”おもしろかったよ、楽しかったぁ”と、帰ってきた。
ちょっと離れてしまった、元お客さん。彼女からは”ママさん、いつかきっとふたりでライブ行こう!”って、誘われている。彼女は息子達がまだ小さいので、実現するのはいつのことやらって話なんだけど、いつの日か女同士でライブ行ける日が来るのを楽しみにしている。
今週は「フィービーズサンバ」
’93 or ’94 グッドフェローズのライブ
穣さんのソロが超カッコよくて・・・まいりました。
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