津島市蛭間町
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全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2004.11.11

 うちのライブも月1,2回ってところで今落ちつこうとしている。一時期、毎金、土と週2回入れていたこともあったが、よくやってたよなあと、今になってつくづく思う。月に一度も予定を入れずに不定期ライブというよりは、月1回でも2回でも入っていれば、そこそこ格好はつくし、それくらいがほどよいペース、マイペースかなあというところ(今後はどうなっていくかわからないが)


 去年12月例のライブ以降スケジュールを入れなかったが、北川さんから”ライブは続けなきゃダメだ”と言われ、あっきいからは”どうしてる?”と電話が入り、私の心は揺らいでいた、というよりむしろ心から”ありがとう”と、言いたいくらいうれしかったのだ。


 おかげで3ヶ月の休演でくれよんライブは再開した。スケジュールを入れずにいた時期は、果たしていつまたライブできるんだろう、それとも、もうないんだろうかなんてことまで考えていたので、思いのほか早いライブ再開に、逆にいいのかなあとさえ思ったのも事実。


 それにまたライブを始めるということなら、せめてリーダーで来るようなミュージシャンとだけでも少し話し合う機会を持ちたいと私は思っていた。でも、それはマスターには即、却下された。もちろん多忙を極めるミュージシャンのこと、そんなことに時間を割いてる暇などあるはずもないし、だいいちそんなことしようもんなら、口うるさい、難しい店というレッテルを張られるのが落ちだ。そんなことは私だって百も二百も承知の上、それを覚悟で提案だけでもしてみたらと思ってはみたものの、そんなこと所詮無理な話だった。


 すごくいい間で、ライブの話をもらって6月再開し、また前と同じように続けていたうちのライブ。そんな中、10月のスペシャルライブの前に、ちょっとした事件が発覚。土壇場の出来事でしかもその事件に私が関係していたので、ちょっと面食らったが、その原因が当の本人の思い過ごしだと伝えて、無事ライブの日を迎えられた。


 宮地4は約一年ぶりの出演で去年も書いたとおり、このバンドは曲層がバラエティに富んでいて、楽しい、演奏もいい、言うことなし。


 去年はドクターストップで、お酒が飲めなかった宮地さんも「今年は飲めます」と、メールしてきて、その意気込みたるや、そのひと言で十分こちらに伝わってきた。今回は飲めるから飲みながら「ママの話も聞こうやないですか」と、言ってくれていた。ライブのあと名古屋のジャズ界のことを、いろんなトラブルの話をまじえながら、メンバー全員と私達とで朝5:00頃まで話した。それでもまだ話したりないくらいだったが、4人とも本当に真剣に話を聞いてくれて、アドバイスをくれて、私はうれしかったし、満足だった。なのでよけい言われたことを何度も思い出したり、自分でもいろいろ考えてみたりした。


 そして6日、神谷(ds)5のライブ。何度も何度も来てもらった神谷さんだったが、リーダーとしては初めてで、営業かけてくれたこともあり、岡崎チーム5名さまをはじめ、うちのライブとしては、そこそこの入りで、演奏もよく、盛り上がった。


 テナーの瀬利くんは、くれよんでの演奏は’96の年末ジャムセッション以来だと言っていた。その時のことは全然覚えていないのだが、当時と比べると、ずいぶんうまくなったんだろうなあと、そんなこと思いながら聴いたインストのスタンダードが妙に新鮮だった。


 久々登場の番さんも、今回はベースを弾いてくれたひでしくんも、リーダーである神谷さんもそれぞれの持ち味を生かし、精いっぱいの演奏をしてくれて心地いい。そしてボーカルの友美さん。彼女のうたがまたよかった。私の大好きな、ネイチャーボーイ、チュニジアなんかは、本当にすばらしかった。


 そして最後のセットに登場の飛び入りれいこちゃん。歌って踊って大ハッスル。みんなを楽しい気分にしてくれて。


 神谷さんの本当にわかりやすいMCと、いい演奏で楽しいひと時を過ごすことができた。お客様からも、掲示板にカキコいただいたり、メールをいただいたり、「よかった」「楽しかった」と、感想をくださって、とてもありがたい。きっと、この日足を運んでくださったお客様に、何か伝えることができたんだと思うと本当にうれしい。


 そして、いつもこんなライブができたらと思うのだ。”ジャズっていいもんですよ”と、言えるライブが。


 今週は10/22宮地4のライブで最高にカッコよかった
宮地 傑 オリジナル「モロッコ」

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