家を建てよう

が完成するまでにはたくさんの費用と労力がかかります。
そして一度完成すると欠陥が見つかっても簡単には直せません。
近年、欠陥住宅が問題になっていますが、建主さんがチェックすることで未然に防げるものもあります。「素人だから」と考えず、下記のチェックリストを参考に家が建つまでをお付き合いください。

□ いつでも写真は撮りましょう
建築では基礎部分など、工事が進むと見えなくなる部分があります。確認のため、写真はこまめに撮るようにしましょう。記念にもなりますよ。
□ 少しでも心配ならば地盤調査
この地方は地盤が軟らかいと言われています。地盤調査は建築前にしか出来ないことですので、不安があればすると良いでしょう。補強することも可能です。
□ 図面を受け取りましょう
工事が始まる前には施工会社が作製した図面は一通りもらいましょう。代表的な物として配置図・平面・立面・仕様書・矩計図・基礎伏図・床伏図(1階・2階)・小屋伏図があります。
□ 近隣挨拶をしましょう
工事中の音や工事車両の往来などは意外に気になるものです。また完成後、引っ越されて住まわれる場合、どのような方が引っ越されてくるかご近所の方は不安に思っています。ご挨拶は済ませておきましょう。
□ 解体工事
建て替えの場合は解体工事が必要です。解体中は危険ですので近づくことは出来ません。必要なものを抑えたり、写真撮影はこれまでに。
□ 仮設水道・電気・トイレは大切です
必要ならば仮設水道・電気・トイレは着工前に準備させましょう。お隣に借りに行くことが無いようにしなければなりません。
□ 配置はとても重要です(地縄)
現場に縄を張って実際の建物の位置を出すことを「地縄」と言います。図面上だけの確認で済ませないようにしましょう。屋根がお隣の土地に近すぎると付属の雨どいが出っ張ったりする可能性があります。
□ 基準レベルを決める時は慎重に
土地は平らに見えても、高さの差が10センチある場合も珍しくありません。どの高さを基準レベルにするか相談しましょう。なるべく高いところにすることをおすすめします。
□ 地鎮祭
科学が発達した現在でも地鎮祭は行われており、また、大事なものとされています。玉串料(神主に渡すお金)・お酒をご用意ください。基本的には御祝儀を業者の方に渡す必要は無いと思います。
□ 着工時金の準備をしましょう
さて、工事が始まります。と言うことは着工時金の支払いをしなければなりません。工事をスムーズに進める為にも準備しておきましょう。
□ 早めの屋根・壁仕上材の検討
屋根や壁の材質の種類によっては発注後時間がかかる場合がありますので、なるべく早く決めましょう。