「国民の神話 日本人の源流を訪ねて」 産経新聞で連載されていた「日本人の源流 神話を訪ねて」を書籍化したものです。第一章はMSN産経ニュースでも読むことができます。 古事記の内容を現在の視点から丁寧に見つめ直しており、古事記に関わりのある場所に旅行に行く前に読んでおくと有意義な旅行になるのではないでしょうか。 手元に置いておきたい一冊です。 |
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「新編日本古典文学全集 1 古事記」 この本は、「古事記」を「ちゃんと」読みたい人におすすめです。 各ページ見開き3段になっており、中段右側に原文が、中段左側に訓読文が載っており、訓読文の下に比較しやすいように現代語訳が載っています。また上段には、本文の理解に必要な頭注が載っています。 原文は、現存最古の写本である真福寺本を底本とし、新たに校訂を加えたものです。 |
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「新編日本古典文学全集 2 日本書紀①」 「日本書記」3分冊の1冊目。全三十巻のうち巻第一「神代[上]」から巻第十「応神天皇」までを収めています。この本は、「日本書紀」を「ちゃんと」読みたい人におすすめです。 各ページ見開き3段になっており、中段右側に原文が、中段左側に訓読文が載っており、訓読文の下に比較しやすいように現代語訳が載っています。また上段には、本文の理解に必要な頭注が載っています。 原文は、寛文9年版本を底本とし、新たに校訂を加えたものです。 |
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「日本の城事典~戦国の山城から近世城郭まで史跡巡りを深く楽しむ~」 千田嘉博著 テレビで「城」といえば必ず出演するといってもいいほどおなじみの、城郭考古学の第一人者・千田嘉博先生による城の歩き方をまとめた本です。最初に、「歴史ロマンにひたれる城 上田城」、「縄張りが秀逸な城を楽しむ古宮城」、「天守の魅力を満喫する城 松本城」の3つの城の歩き方が紹介されていますが、この本の良さは、その後の基礎知識編・実践編の充実度です。特に基礎知識編では、図や写真がわかりやすく一読の価値があります。 |
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「城のつくり方図典 改訂新版」 三浦正幸著 城について書かれた本はたくさんありますが、城の構造についてここまで詳しく書かれた本はないのではないでしょうか。しかも、城地を定めるところから城下町、そして街道や港をつくるまで、まさに城のつくり方がこの1冊にまとめられています。 中に書かれているコラム類も読む価値あり! 城好きならば、絶対に手元に置いておきたい一冊です。 |
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「図解 戦国の城がいちばんよくわかる本」 西股総生著 帯に「土の城がわかれば戦国時代はもっと面白い!」とあるように、土でできた城にスポットを当てているため、いくつか城跡を巡ってから読むと、もう一度行きたくなる本という位置づけのような気がします。この本表紙には「基本的な仕組みから縄張り図の読み方まで戦国の城がいちばんよくわかる本」と書かれていますが、私はこの本と「日本の城事典」「城の攻め方・つくり方」で縄張り図の読み方を学習しました(まだマスターしたとはいえませんが)。天守がなくても、高く積み上げられた石垣がなくても城巡りは楽しめる。そんな本です。 |
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「井伊直虎と戦国女性列伝」 NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の関連本の1冊ですが、この本はおすすめです。井伊直虎については巻頭40ページに簡潔にまとめられており、わかりやすくなっています。また、戦国女性列伝も、よく知られている人からあまり知られていない人まで幅広く取り上げられており、読み応えがあります。戦国時代の女性を幅広く知りたいという人には適した本だと思います。 |
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「マンガで読む戦国の徳川武将列伝」 すずき孔著/小和田哲男監修 徳川家康の家臣16名の生涯・エピソードをわかりやすく紹介した歴史マンガですが、「マンガ」だからと馬鹿にするなかれ。参考文献の豊富さからも分かるように、有名ではないエピソードも豊富。また、犬山城へ行ったときに「成瀬って誰?何をした人?」って思った人も多いと思いますが、これまでスポットを浴びなかった武将にも丁寧に向き合っています。大人も十分に楽しめる「マンガ」です。 |